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肉芽種性乳腺炎の経過について

[管理番号:10780]
性別:女性
年齢:39
病名:肉芽種性乳腺炎
症状:乳房痛、発赤、乳首のへこみ
投稿日:2022年12月6日

4週間前から急に右胸に5cm×7cm大のしこりが出来、痛みと発赤。
乳首の凹み。

3週間前に乳腺外科で肉芽種性乳腺炎と診断されました。

膿を針でぬきました。

プレドニン30mg4日→15mg14日、痛みは以前よりはマシになりましたが、エコーで観てしこりの大きさに改善見られず。

再び膿が溜まっているので、針で抜き、念のためMRI検査をしました。

ステロイドで改善が見られないのは、別の病気の可能性があるのでしょうか。
それともこの病気は、すぐに回復が見られない病院なのでしょうか。
早くしこりから解放されたいです。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

症状から診断に間違いはないとは思いますが、一番の問題点は「ステロイドの減量が早すぎる」ことです。
★是非 「あるあるQ」83 『肉芽腫性乳腺炎の治療 プレドニン減量と(再燃する場合の)MMTEでのvolume reduction』をご参照ください。

 明らかにプレドニンの減量が早すぎて(効果不十分なために)治療効果が著しく損なわれているのです。

もう一つは確定診断及び治療効果を期待(volume reduction)してMMTEで病理組織に提出して診断を確定させましょう。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/12/14
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