Site Overlay

ST-MMT後に手に触れるシコリが消えた場合の診断結果について

[管理番号:10688]
性別:女性
年齢:50歳
病名:非浸潤性乳菅癌(右)、乳腺症(左)
症状:胸のしこり(があった)
投稿日:2022年10月25日

質問者様の別の質問

管理番号:10589「ST-MMTの検査時の痛み
------

田澤先生、
こんにちは。
お世話になります。

質問は2度目ですが、内容が全く異なるため必要ならばあらたな管理番号でお願いいたします。

先日ST-MMTにて、確定診断をしていただきました、ID〇〇です。
近日、田澤先生の手術予定を入れて頂いてます。

現診療の個人的な内容で、QAで質問させて頂く内容か迷いましたが、どなたかの
参考になればと思いこちらに失礼します。

質問の経緯:
ST-MMTの生検を受ける前に、検査した右胸に、小豆大ほどの手に触れるしこりがあり(今年になってから自覚があり)、2か月前、前医による、触診、エコー、マンモ、MRIで、特に問題なしとされなかったため、
しこりの事を、田澤先生に事前申告せずに、石灰化の初見のみお伝えして、ST-MMTの検査を受けました。

検査を受けた直後に分かったことが、手に触れるしこりが、検査後、感知できず消えていたこと。

しこりの場所が、針を刺したと所と同じであったことでした。

それについて、お伝えをするチャンスがなく、忘れていたこともあり、申し訳ありません。

その後、追加免疫染色の結果「非浸潤性乳管癌」との確定診断を頂きました。

勿論、病理結果に間違いないと把握しておりますが、しこりを形成した石灰化は、
「浸潤性」であった可能性があったのでは?と、不安がよぎり、今回質問させて頂きます。

①ST-MMTの検査によって、手に触れるシコリが取り切れた場合、シコリを形成していたのに、非浸潤癌という検査結果が、術後病理で浸潤癌に覆ることはありますか?

②エコーで手に触れていたシコリが、問題ないとされていた(前医により)ので、今回、石灰化がきちんと採取され上での診断結果だから、心配することではないでしょうか。

最終判断は、術後の病理結果を待つしかないとは思っていますが、
お伝えできずに気になっていたので、質問させて頂きました。

もう1点別件の質問です。
近日、手術をするところとは反対側(左胸)に、2か月前、乳房造影MRIを行った時に
技師より、波形に軽度の異常があり「左B領域に造影効果あり」と指摘され、その後エコーで、乳腺腫瘤があったところを、細胞針して頂き、結果は、問題なし(異形細胞認められず)でした。

しかしながら、MRIで指摘された「造影効果あり」の正確な場所を特定して、細胞針されたのかが不安でした。
右胸の石灰化の方は、MRIでは見えず、エコーでも今回見逃された経緯もあり。

そこで質問です。
③MRIで指摘された「造影効果」の場所は、エコーで容易に場所を特定できるものでしょうか?
(MRIを受ける前のエコー診断では、問題は見つけられなかったにもかかわらず。)

④特定できたとしても、細胞針で問題なしであれば、組織針までする必要はなかったと思われますか?
以上です。

前回の診察で質問できず、この場を借りての質問、大変恐縮ですが、よろしくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

考えすぎです。
色々な所見を「癌ではないか?」とか「シコリだったのだから浸潤癌ではないか?」
などと想像する理由(根拠)が全くありません。
診断がついた病変をきちんと手術すること。 物事はシンプルに考えましょう。

***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/11/2
***

質問者様から 【結果2】

ST-MMTから手術→結果(お礼)
性別:女性
年齢:50
病名:非浸潤性乳管癌
田澤先生の診察:[診察あり]
田澤先生の手術:[手術あり]

初めてのQAで、「ST-MMTの痛みについて」をさせて頂き、江戸川での手術前の不安で、色々と考え過ぎで無駄な質問をしてしまいましたが、無事に手術をして頂き、先日病理結果のご報告頂きました。

非浸潤性乳管癌との確定診断を受けてから、迅速に手術をして頂いた後、
「明らかな癌細胞は認められません」との検査報告をもとに、無治療・根治をいう、
驚きの嬉しい診断結果を頂きました。
過去のQA「集簇性石灰化経過観察について」にもありました、田澤先生の言葉「早期発見に勝る治療はない」との言葉通り、このような超早期発見の治療を勝ち取ることができたのだと、感謝の想いでいっぱいです。

前医に、マンモ初見カテゴリー3で経過観察とされた僅かな石灰化初見を、ST-MMTで(狙い撃ち?!)して採取・確定診断された田澤先生の検査技術の高さと、丁寧な手術をして頂いたことに感激をしているのはもちろんですが、、
自分の場合、病理組織検査報告書の中で、病理医の熱意ある検査精度の高さに敬服したため、長くなりますが、そのことについても、こちらに綴らせて頂きます。

ST-MMTの最初の病理結果では、11本もの検体から、たった1本に、「拡張乳管内において壊死物の貯留があり・・・、壁を裏装する上皮に異形性は見られません・・・有意な初見に乏しく、診断が困難な検体です。念のため免疫染色を施行し、再検討します」とありました。
普通なら「異型性が見られない、初見に乏しい検体」となったら、そのまま見過ごされ(転院前の報告書によく見られた文言:引き続きfollow upをお願いしますなどと)記載されるか、異常なしと判断されるところ、
たった1本の検体から、免疫染色を追加して頂いた結果、「非浸潤性乳管癌の組織像」との報告がなされました。万が一免疫染色追加をして頂ければ・・・と思うと、
最終結果を見たときは、少なからずショックを受けたものの、僅かな検体から発見して頂けたことに救われるような思いでした。

術後の病理結果を田澤先生からお聞きしたときに、「明らかな癌細胞が見つからなかったため、無治療で大丈夫ですよ!」と最初にお聞きしたときは、正直なところ、「本当に大丈夫なのかな?実は、癌細胞がどこかに潜んでいるのでは?」と大変失礼ながら多少の不安がよぎりましたが、頂いた病理検査報告書を熟読したときに、その不安は払拭されました。
その病理結果報告書には、「検体中に明らかな癌細胞は認められませんでした」としたうえで、さらに、「念のため標本〇、〇、〇、〇で深切りHE切片の作成を行い、再検討します」とあり、「追加報告」で、ふたたび、上記診断に変わりないことが報告されていました。
そこまで読んで、江戸川の病理医の先生におかれましても、田澤先生同様に、専門性の高さと早期発見への熱意を感じずにはいられず、感動を覚えました。
今後、直接お目にかかることはできませんが、この場を借りて、心からお礼を申し上げます!

検査報告を診察でお聞きする際は、きちんと「検査報告書」を印刷して頂けた(前医にからは、頼まないともらえなかった・・・)ことも、自分にとっては、理解を深めることができ安心につながりました。

無治療=ピリオドと思われましたが、今後は一年後の定期検診でOKのところを、自分の心配性+わがままでお願いして、半年後の検診をして頂けることに、さらなる安心を得られたことにも感謝しています。

長文になりすみません。
自分の経験・結果が、QAの「石灰化」のどこかのキーワードで記録として残り、今後の早期発見の希望となれば幸いです。

<Q&A結果>

***
【結果】の送信は、【質問】として扱わないので
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/11/2
***