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骨転移に対する放射線治療と諸々

[管理番号:10526]
性別:女性
年齢:43
病名:乳がん 骨転移
症状:
投稿日:2022年8月21日

田澤先生のQ & A参考にさせて頂いております。
ありがとうございます。

42歳 ステージ4の患者です。

ベージニオ、ランマーク フェソロデックス リュープリン(ゾラデック
スからはじめて8ヶ月後にリュープリン6ヶ月製剤に変更)
の治療を1年半続けてきました。

今後の治療に迷いがありまして、ご相談させてください。

下記 発覚時のデータです。
■右 85mm×75mm×40mm
   HER2 0、ki 67 20% 、ER5+3 、pgr3+3

■左 6mm
   HER2 1+、ki6730%、ER5+3、pgr3+3

■頚椎 1箇所骨転移 極小集積 (生検にて転移決定)

■腫瘍マーカー(乳がん発覚時のから現在まで1年半の推移)
       CA15 37、0→5、9
       CEA 2、8→1、2

現在、ベージニオが大変よく効き、目に見えて右乳房の腫瘍が小さくなりました。
しかしながら、骨シンチCTによると骨転移の集積は極小ながら集積1箇所変わらずあります。

骨転移箇所に常に痛みがあるわけではありません。
違和感は時々感じます。

主治医からはホルモン剤の影響との答えです。

-伺いたいこと-
①骨転移箇所に、定位性放射線をして、集積を消すことには意味がないでしょうか?
痛みがないのに、放射線をすることは無駄なのでしょうか?
集積を消すことにより、予後が良好になることは考えにくいでしょうか?

②ベージニオは効果がなくなりまで継続とのことなのですが、
先生の患者様(ステージ4の方)で、ベージニオ治療後、ホルモン剤のみの治療をされていらっしゃる方はおられますか?

③リュープリンがどうしても合わず、打ってから数時間後に、
のたうち回るほどの痛みです。
またしこりと鈍い痛みがが1ヶ月続きます。

冷やすほかに何か工夫がございましたら、ご教授頂きたいです。
(ゾラデックスはも経験しましたが、リュープリンより更に数時間後の痛みが激しく、しこりは数週間でした)

④ステージ4における原発の手術を先生はどのようにお考えですか?
切っても切らなくても予後は変わらないとのデータのようですが、
先生の手応えとしていかがでしょうか?

⑤治療効果を確かめる為や
新たながん細胞がないかが心配で、エコーを希望していますが、
混んでいるとのことで撮って頂けません。

先生は、半年に一度の骨シンチCTで十分と思われますでしょうか?
また細胞の変化をみる為に、針生検はなさる事はありますか?

お忙しい中恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

主治医とは治療方針が「真逆であることを承知の上で」コメントします。

私であれば(迷うことなく)
先ずは(原発巣の)手術⇒術後「頸椎への照射」⇒その後(抗がん剤
anthracycline+taxane)⇒CDK4/6inhibitor+Letrozole+
LH-RHagonist併用

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/8/31
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