[管理番号:10361]
性別:女性
年齢:46歳
病名:乳癌
症状:下腹部痛
投稿日:2022年6月14日
45歳の時に右胸の乳房温存手術をうけました。
初見は非浸潤がんでしたが、術後の病理ですこし浸潤してることが判明。
センチネル陰性、リンパ節転移なし。
腫瘍の大きさ3×2㌢
ホルモン反応性、グレード1、脈管浸潤なし、HER2スコアは0陰性
ki_67は8%
放射線治療25回後ホルモン治療10年を開始しました。
ホルモン治療のタモキシフェンを飲み始めて2ヶ月で下腹部痛がで始めたので、婦人科を受診。
子宮体癌と頸がんの検査をしたことがなかったのですが、異常なく。
MRIもとるも筋腫があるものの特段痛みになるようなことはないと言われました。
やはりタモキシフェンの副作用で間違い無いのでしょうか。
この痛みはそれから半年経っても継続中。
主治医には言ったのですが、漢方を処方されただけです。
下腹部痛は経過で治まってきますか?
地味に押さえると痛みがあるので気になるです。
他の病気だと怖いので質問しました。
痛み止めと漢方だけで大丈夫でしょうか。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
やはりタモキシフェンの副作用で間違い無いのでしょうか。
⇒私の(診療)経験上…
ほぼ間違いなく「卵巣そのもの(ホルモン療法の影響で)」の症状です。
ご心配なく。
★tamoxifenにより「卵巣腫大」となった場合にはLH-RHagonist併用も考慮しましょう。(卵巣癌を疑ってMRIなど無駄な検査をすることのないように注意しましょう。←無知な婦人会が「やりがち」)
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/6/23
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