［管理番号:10236］
性別:女性
年齢:48歳
病名:浸潤性入管癌
症状:右乳房に２cm前後と３ｃｍ前後。計２つのしこり有
投稿日:2022年4月22日

初めまして

乳がんと診断されて以降
こちらのQ＆Aを参考にさせて頂いております。

早速ですがお願い致します。

右乳房にしこりが２つ有り
サブタイプ＝ルミナールB
ホルモン感受性＝陽性
HER2受容体＝陰性
増殖のスピード＝せっかち

肺、肝臓、骨への転移無し
腋窩リンパへの転移あり
縦郭リンパ転移の可能性あり
担当医によると縦郭リンパへの転移は
極稀なことで、もし転移有の場合だと
乳房のしこりを摘出しても効果はあまり変わらなく
縦郭リンパのがん細胞が無くなることは無いので
副作用が低めの（一生)薬物治療をすることになる。

との説明でした

来週PET検査を受け最終的な診断が下りますが
ずっと気持ちがモヤモヤしているので質問させて頂きます。

①縦郭リンパへの転移は遠隔転移にあたりますか？
　その際はステージⅣになりますか？

②やはり乳房のしこりを摘出するのは
　あまり意味がない事でしょうか？

③初診での縦郭リンパ転移はやはり極稀で薬物治療しか
　方法は無いのでしょうか？

④薬物治療の場合、抗がん剤１択になりますか？
　ホルモン陽性なのでホルモン剤での治療も可能でしょうか？

こちらのQ&Aにて縦郭で検索しても初診での縦郭リンパ転移がなかったので質問させて頂きました。
よろしくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

私には、その主治医のコメントは全く「ナンセンス」なので『だって、主治医はこういうんです…』的な再質問はしないように「厳に」お願いします。

縦隔リンパ節は（時に）炎症などによる「反応性腫大」と区別しずらいこともある
（ＰＥＴで１００％確定するわけではない）ので、それは気にせずに通常の治療（手術して、術後の薬物療法）をしましょう。
その上で、（例えば数か月後に）画像上再検して、「本当に、転移を疑う」のであれば「そこに照射をする」事が最善だと思います。（私なら、そうします）

★これは非常に重要な示唆に富んでいるので、急遽「あるあるＱ］に載せました。
『術前に「縦隔リンパ節腫大？」と言われた方は、是非『Ｑ＆Ａ10236　縦郭リンパ転移について』の回答をご参考にしてください。』を是非、熟読してください。
ただ重ねて注意点
１．実際に画像を見ていないので質問者の「縦隔リンパ節腫大」が、どの程度「転移を疑う程の所見なのか？」までは全く不明です。あくまでも上記「あるあるＱ］は一般論です。
２．「だけど、主治医はこう言っている」みたいな再質問はお控えください。

＊＊＊
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/5/2
＊＊＊

質問者様から　【結果２　】

縦郭リンパ転移についてPET検査の結果
性別:女性
年齢:48歳
病名:浸潤性入管癌
田澤先生の診察:［診察なし］
田澤先生の手術:［手術なし］

［管理番号:10236］
性別:女性
年齢:48歳
病名:浸潤性入管癌
症状:右乳房に２cm前後と３ｃｍ前後。計２つのしこり有

にて質問させて頂いた者です。
質問への回答ありがとうございました。

PET検査の結果が出ました
※縦郭リンパへの転移＝有でした。
CTで検出されなかった骨転移も発見されました。
骨に関しては先月半ば頃から背骨に痛みがありましたが
年齢的なものかと思い鎮痛剤+湿布で対処しておりました。
乳がんがそのままなのは気になるので来月全摘し腋窩リンパの摘出もして頂きます。
ランマーク、タモキシフェン(元々生理不順のため閉経が分からないので血液検査後に薬をプラス)にて術前+術後の投薬治療の予定です。

不安しかありませんが、先ずは頑張ってみようと思います。
またモヤモヤするようなことが有れば質問させて頂きます！

ありがとうございました！

＜Ｑ＆Ａ結果＞

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【結果】の送信は、【質問】として扱わないので
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/5/10（本日から可能です。）
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