[管理番号:10057]
性別:女性
年齢:41
病名:浸潤性乳管がん
症状:
投稿日:2022年2月3日
はじめまして。
よろしくお願いします。
昨年秋の健康診断で引っかかり、12月に乳がん告知となり、検査済ませて2月頭に手術となっておりました。
しかし、入院前日の夜、家族にコロナ陽性がわかり一旦延期となりました。
これまで既に二ヶ月待ち。
もしかすると、この先二ヶ月待つことになる可能性もあるとのこと。
隠して行って病院に迷惑をおかけすることはできないです。
しかし当日のキャンセルとなりそれも迷惑をおかけすることとなり、心苦しいばかりです。
手術がいつになるのか、不安です。
やはり、悲観するようなじょうきょうでしょうか。
右乳管がん
2b
ki67 10%
HER2-
しこり2.2cm
いま聞かせていただいている状況は上記の通りです。
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
手術がいつになるのか、不安です。
やはり、悲観するようなじょうきょうでしょうか。
⇒2.2cmであれば…
全く問題ありません。
ご安心を。
質問者様から 【質問2 】
手術が終わりました。
性別:女性
年齢:41
病名:浸潤性乳管癌 部分切除・リンパ郭清
症状:
投稿日:2022年2月17日
以前、手術が延期になったことで不安になり、質問させていただきました。
その後無事手術を終えることができました。
術前は、2B
しこり2.2cm
リンパ転移疑い
とのことでしたが、
手術後の話では
思っていたよりもしこりが乳管内に伸びていた(非浸潤)
リンパ転移4個(術後私には3個と言いましたが、術中主人には4個と伝えたとのこと)
このことから3Aになるのでしょうか。
術前はki67が10%でルミナルa likeかとは思いますが、抗がん剤治療となると思います。
必須でしょうか。
選択肢はあるのでしょうか。
術前の内容より悪い結果となり、病理検査の結果が怖いです。
何より今後の遠隔転移の心配が大きいです。
放射線、抗がん剤、内分泌療法で
ある程度その可能性は下がりますか?
ルミナルa の場合、変わらない、または不明ということになるのでしょうか。
主治医はおとなしくても、リンパに転移するということは積極的ながんである、との見解です。
遠隔転移しないために、私にできることは何かありますでしょうか。
ご教授いただきたいです。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは田澤です。
リンパ転移4個(術後私には3個と言いましたが、術中主人には4個と伝えたとのこと)
⇒迅速診断だけの結果で…
まだ手術病理は出ていないのですね?
今から「いろいろ」想像しても「全く」無意味。
病理結果がでてから、「やるべきことをやる」
それでいいのです。
ご参考に。
質問者様から 【質問3 】
術後の結果より
性別:女性
年齢:41
病名:浸潤性乳管癌 微少乳頭癌
症状:
投稿日:2022年3月17日
術後の病理結果から質問させてください。
術前の検査結果より悪い結果でステージ3A 。
詳細データはありませんが
説明してもらった内容より
リンパ転移6個
浸潤径33×23ミリ
乳管内60ミリ?
グレード3
ki-67:25%
ホルモン陽性
HER2陰性
今後はAC療法(2週毎)~ドセタキセル
~放射線~ベージニオ+ホルモン治療
となる予定です。
少しでも長く生きるチャンスを得られるなら、やれるとこはやりたいと思っています。
ステージ3A で生存率等ネットで見ると不安になる数字が並びますが、少し過去のデータであることが多いように思います。
数年の経過で乳がん治療にも変化があるかと思うのですが、上記治療を受けた上で、その後遠隔転移が起こりうる可能性はどのうよなものでしょうか。
先生の肌感覚では、10年後、15年後、やはり再発率は一般的に出ている数字と変わらずという感じでしょうか。
先生が引用されていた、松井さんの言葉が私にとって心の武器になっています。
解決できないことをウダウダ言うべきでないことは納得しています。
それでも、ネットとは違う少しでも楽観できる情報はないだろうかと思い、質問させていただいた次第です。
一部微少乳頭癌?とのこと、グレード3、など、不安要素があるのですが、抗がん剤等の治療をしたら、その不安要素は抑えられるのでしょうか。
仮に遠隔転移した時には、微少乳頭癌・グレード3などの個性はそのまま生きてるのでしょうか。
遠隔転移したくなく、ふとした瞬間それが不安で苦しくなります。
まだまだスタートラインにいるのですが…
頭が整理できておらず、あまり乳がんを理解できておらず、とりとめもない質問で申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いします。
田澤先生から 【回答3】
こんにちは田澤です。
リンパ節転移6個であれば「術後抗がん剤を省略してもよい」というエビデンスが無い以上anthracycline+taxaneを行うのは妥当だと思いますし、
その後、(ルミナールタイプでリンパ節転移4個以上で)術後補助療法として適応が通ったばかりのabemaciclibを2年間行う方針も至極妥当です。
順番として anthracycline⇒taxane⇒PMRT(radiation)⇒abemaciclib+ホルモン療法(2年間)⇒ホルモン療法単独
となります。
過去のデータはabemaciclibを(術後補助療法として)行っているものは(当たり前ですが)入っていないので、(過去よりも)「かなり改善される」と思います。
ご参考に。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
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