[管理番号:9877]
性別:女性
年齢:54
病名:乳がん(小葉癌)
症状:なし
投稿日:2021年11月11日
是非、アドバイスをお願いします。
今年の9月に毎年受けていた検診で癌と診断されました。
放射状瘢痕があり、毎年検診を受けていました。
ただ、癌にはなら無いと言われており安心していました。
マンモグラフィには写っておらず、超音波検査の画像が去年より大きくなっているとの事でした。
その場で針生検を受け、その後、癌と確定されました。
CT、MRIの検査の結果、ルミナル?、1.5センチ、リンパへの転移、他の臓器への転移もなく温存手術を受けました。
このとき、小葉癌の疑いと言われ、全摘にしなく
ても大丈夫か確認すると、今回は大丈夫との事でした。
センチネルリンパ節生検で、2/5の2ミリの転移がありましたが、郭清は行っていません。
放射状治療で大丈夫と説明を受けました。
しかし、病理検査の結果、周りに小さな癌が散らばっており、再手術になりました。
今回も温存は可能といわれましたが、全摘でお願いしようと思っています。
術後の治療は、抗がん剤、放射線治療、ホンモン剤の予定です。
先生にお聞きしたい事は、
1、放射状瘢痕は癌になるのか。
2、手術前に小葉癌の確定はできないのか。
3、再手術は直ぐにした方がいいのか。
転院も考えており、直ぐに手術できそうにありません。
4、再手術までの期間の治療はあるのか。
手術前よりもかなり悪い結果に不安になっています。
先生の意見をお聞かせ下さい。
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「1、放射状瘢痕は癌になるのか」
⇒なりません(良性は未来永劫良性だし、悪性は最初から悪性です)
単に「画像診断だけで良性と判断していただけ」であり、最初の時点から(きちんと組織診をしていればガンの診断となった筈です)
「2、手術前に小葉癌の確定はできないのか」
⇒そうならないケースも少なくはありません。
「3、再手術は直ぐにした方がいいのか転院も考えており、直ぐに手術できそうにありません。」
「4、再手術までの期間の治療はあるのか」
⇒mainは摘出している筈であり、全く緊急性はありません。