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オンコタイプDX結果を受けての今後の治療について

[管理番号:9868]
性別:女性
年齢:47歳
病名:浸潤性微小乳頭癌
症状:
投稿日:2021年11月8日

田澤先生
こんにちは。

乳がん告知を受けてから、こちらのページを読ませていただいています。

9月に左胸全摘手術を受けました。

病理検査の結果、ホルモン治療単独と提案されましたが、
ki67が30%だったため、オンコタイプDXを受けました。

オンコタイプの結果は、
RS 22
9年遠隔再発率 8%
上乗せ効果(平均) <1%
でした。

主治医はホルモン治療のみでいいと思うが、最終的には自己判断と。

高リスクよりの中間リスクだったため、また悩んでいます。

田澤先生のご診察ですと、抗がん剤治療は必要でしょうか。

以下、病理検査の結果です。

アドバイスのほど、よろしくお願い致します。

(病理検査結果)
浸潤性微小乳頭癌
浸潤径: 17×13×11mm (術前腫瘍径:17×12×16mmエコー上)
センチネルリンパ節 転移なし
脈管侵襲 ly0 v0
核異型度 2
pT1c N0 M0 stage1
ホルモン感受性:陽性(ER9.9陽性 PgR3.3陰性)
HER2:2+ FISH増幅なし
ki67:約30%

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

是非『今週のコラム 269回目 Rx PONDER (中間解析) その解釈』を熟読してください。(ここに回答があります

当然「閉経前、n0, RS21-25]だから tamoxifen+LH-RHagonistとなります。
(抗がん剤は勧めません)
以上。