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今後の治療と再発率について

[管理番号:9643]
性別:女性
年齢:44
病名:乳がん
症状:
投稿日:2021年8月17日

今年の3月に左胸に14ミリのしこりが見つかり浸潤性乳管癌と診断され、5月(中旬)日に部分切除の手術をしましたが術後の病理結果で断端陽性 となり、7月(下旬)日に全摘の再手術をしました。

担当医から病理の結果で浸潤が6ミリだったので、ホルモン治療はどちらでもいいよと言われています。
5ミリ以下は無治療らしいのですが。
「6ミリだし、わたしの癌は95%再発や転移しないので副作用もあるから考えてきてね」と言われ決められず悩んでいます。
わたしの場合、本当にホルモン治療してもしなくても再発率はそんなに変わらないのでしょうか?無治療の場合と服用した場合の再発率はそれぞれどれくらいになるのでしょうか?

またホルモン治療はじめてる時期について、はじめの術後何週間以内にはじめたほうがいいとかはありますか?

5月の術後の病理の結果は
左浸潤性乳管がん
リンパ節転移なし
ER +PgR +
ki67 7%
HER2(-)
浸潤径6mm
脈管浸潤なし
核異型度1でした。

宜しくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「担当医から病理の結果で浸潤が6ミリだったので、ホルモン治療はどちらでもいいよと言われています。5ミリ以下は無治療」
⇒主治医と「殆ど」同意見です。

標準治療として6mmの場合にはホルモン療法を勧める(強くではないが)義務が乳腺外科医としてはあります。
★ 開始してみて副作用次第で中止するのは如何でしょうか?