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術後治療について

[管理番号:9375]
性別:女性
年齢:46
病名:乳がん
症状:術後
投稿日:2021年5月10日

こんにちは、宜しくお願いします。
私は術前8mmのステージ1の左乳がんの診断で、特に術前治療はせず、2021年4月(下旬)日に温存手術。

術後病理もステージ1の判断。
センチネル陰性(リンパ管侵襲L1)
腫瘍1.1×1.0 ルミナールAorB(Kiが高めだから)
ホルモン受容体ER94%Pg96%)HER2陰性 Ki67-29% 静脈侵襲無
波及度f という病理結果でした。

5月末から6月ぐらいにラジ開始25回予定です。
現在タモキシフェンを内服しています。

皮下注射と抗がん剤は希望による。
という事になっており、今のところは抗がん剤を追加した場合のメリットは低そうだと思っているのですが、周囲に相談するとKiが高めなので抗がん剤を勧めるという方や、ホルモン剤だけで充分、という両方の意見があります。
オンコはやってもグレーになりそうですし。

現在まだ閉経はしていず、今の骨密度は107%でした。

そこで質問なのですが、私の病理データの場合に、そちらでは、ホルモン内服のみ、ホルモン内服+リュープリン、ホルモン療法+抗がん剤 どれを最善として提案しますか?
どうしてそれを第一に、として提案するかも教えて頂きたいです。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「オンコはやってもグレーになりそう」
⇒全く根拠がありません。

 (OncotypeDXをやって、RS=25で判断すればいいのです)

「そこで質問なのですが、私の病理データの場合に、そちらでは、ホルモン内服のみ、ホルモン内服+リュープリン、ホルモン療法+抗がん剤 どれを最善として提案しますか?」
⇒シンプルに…

 Ki67=29なのだから「グレーゾーン」です。

私は、このケースでは以下のようにお話ししています。

OncotypeDXしない限り、これ以上の客観的な評価はできません。
もしも①「抗がん剤はしたくない」と決めているのであれば、それでもいいし、逆に②「不安だから抗がん剤しようと思う」のであれば、それでもいいし、③(そのどちらでもないのであれば)「是非OncotypeDXしてください」

ご参考に