Site Overlay

副乳癌との診断がおりました。

[管理番号:9358]
性別:女性
年齢:52
病名:副乳癌
症状:左脇の下から胸、背中にかけての痛み、重苦しす。

投稿日:2021年4月30日

初めてご相談させていただきます。

詳しいデータはわからないのですが。

脇の下しこりを診てもらったクリニックではマンモとエコーで副乳の炎症で問題ないものでしょうとのことでしたが、その後大学病院に紹介を受け診察。

医師は初見では7割問題ないでしょうとのことでした。

その後、造影剤を使ったMRI、エコー、マンモの結果、安心するために切開して組織をとって生検しましょうとなりました。

その結果、珍しい症例ではあるものの、副乳にできる乳がんです、と言われ頭が真っ白になりました。

三段階の2のもので、おとなしくはないものの、悪いものでもないと言われています。

次回、PETで他の乳腺にひかる部分があるため、詳しく診てからの手術となります。

何度か肺のレントゲンをとっており、2週間前の生検の日、その後結果の時にももう一度とひと月程の間にに3回もしています。

これは何か転移の心配などがあるからでしょうか。

また2週間たった今でも腋の傷がチクチクと痛み、1月頃からは腋のから背中の肩甲骨にかけて背骨のあたりにも痛みがあります。

左胸の上あたららも熱く感じがあり、鈍痛があります。

このことは、癌の症状の重さ等に関係しますでしょうか。

医師からも1年に1例あるかの珍しい症状と言われており、まさかこんなことになるとはと気持ちが落ちつきません。

ご回答を宜しくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

副乳癌は頻度は低いですが、特別な治療は不要です。
普通に手術し、(サブタイプに応じた)術後治療をするだけです。

「また2週間たった今でも腋の傷がチクチクと痛み、1月頃からは腋のから背中の肩甲骨にかけて背骨のあたりにも痛みがあります。
左胸の上あたららも熱く感じがあり、鈍痛があります。
このことは、癌の症状の重さ等に関係しますでしょうか。」

⇒1000%無関係
 生検後の創部痛+副乳そのものの「ホルモン刺激症状」でしょう。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

その後のことです。
性別:女性
年齢:52
病名:副乳がん
症状:腰、膝の痛み
投稿日:2021年5月6日

ご回答いただきありがとうございました。

先生の言葉に励まされます。

この診断がおりるまで、3人の乳腺の専門医に診ていただき、どの先生も信頼のおける方々で、特に今回手術してくださる先生はかなりベテランの方のようです。

それでもお三方とも触診、エコー、マンモ等でも悪いものではないと言われました。

今回も生検するまではっきりしたことはわからないとのことでしたし、セカンドオピニオンのクリニックでは副乳ではあるけれど、間違いなく乳腺に問題ないと言われました。

田澤先生は、専門医ならば触診でわからないはずはないとおっしゃいますが、それでもこの結果でした。

それほどまでに珍しい症例なのでしょうか。

2年以上も前から副乳の存在を認識し、痛みもあることから定期的に診てもらっていたので、今回の診断は本当にショックですし、その間に進行してしまっていたのではと悔やまれます。

このところ、腰の痛み、膝の裏側の痛みもあり、膝裏にもリンパがあるため、もしや、などとおもってしまいます。

そこで質問です。

①膝の裏側のリンパに影響が出ることあるでしょうか。

②副乳の影響とはいえ、やはり腋の下から肩甲骨の腋よりの間が痛み、どうにも眠れないこともあります。
またそのあたりに直径7センチくらいの楕円の平い脂肪のような柔らかい膨らみがあるように感じるのですが、これは何か今回の症状と関係すると思われますでしょうか。

お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答を宜しくお願いします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

「田澤先生は、専門医ならば触診でわからないはずはないとおっしゃいますが、それでもこの結果でした。
それほどまでに珍しい症例なのでしょうか。」

⇒違います。

 普通に副乳癌を知っている乳腺外科医ならば、全く問題なく診断つきます。

「①膝の裏側のリンパに影響が出ることあるでしょうか。」
⇒10000%ありません。
 余計な事を心配することなく、「普通に」治療してもらいましょう。

「②副乳の影響とはいえ、やはり腋の下から肩甲骨の腋よりの間が痛み、どうにも眠れないこともあります。
またそのあたりに直径7センチくらいの楕円の平い脂肪のような柔らかい膨らみがあるように感じるのですが、これは何か今回の症状と関係すると思われますでしょうか。」

⇒ありません。

 年齢的にも「卵巣が不安定」となり、更に「今回のストレス」も影響していることでしょう。

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

副乳癌のその後です
性別:女性
年齢:52
病名:腋の下副乳癌
症状:術後の腕のしびれ
投稿日:2021年5月26日

以前質問させていただき、ご回答いただきました。

その節はありがとうございました。

1週間前に手術を受け、脇の副乳癌切除、リンパ郭清し、ドレーンを入れて3日後に取っていただき翌日退院してきました。

傷口は痛みませんし、もう表面は乾いています。

術後すぐから腕の付け根の痺れがではじめ、神経を切っているとのことで、しばらくは続くかもとのことでした。

術前のPETの結果、他に転移はないものの、手術計画では最初からリンパ郭清とのことでした。

生検の結果はルミナールAタイプ、KI67も5%とのことでそこまで悪いものではないとのことでした。

質問です。

①担当医は生検でかなり腫瘍はとったが、まだ癌が残っているかもしれないので手術と言っていましたが、センチネルリンパ節生検することなく、手術計画書からリンパ郭清とあり、そのままされたと言うことはPETでの結果、リンパに転移を認めていたのか、または転移予防のためなのかどちらだと思われますか?

②腕の付け根の痺れは日毎に強くなりますが、次回の受診まで様子を見てよいでしょうか。

リハビリも痛みがある中でもやった方がよいのか、安静にしたほうがよいのか迷いますが、どうでしょうか。

③ベストバンドは次回の受診日までするようにと言われていますが、脇だけの手術でもしていた方がよい利点はありますか?

たくさんの質問をすみません。

術前のご回答でも田澤先生には勇気をいただき、感謝しています。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは田澤です。

「①担当医は生検でかなり腫瘍はとったが、まだ癌が残っているかもしれないので手術と言っていましたが、センチネルリンパ節生検することなく、手術計画書からリンパ郭清とあり、そのままされたと言うことはPETでの結果、リンパに転移を認めていたのか、または転移予防のためなのかどちらだと思われますか?」
⇒それは(私にではなく)担当医に聞いてください。(答えがある筈なのに、それを
「私に想像させる」理由が不明です。冷静に考えましょう)

「②腕の付け根の痺れは日毎に強くなりますが、次回の受診まで様子を見てよいでしょうか。」
⇒そう思います。

「リハビリも痛みがある中でもやった方がよいのか、安静にしたほうがよいのか迷いますが、どうでしょうか。」
⇒鎮痛剤を内服して(鎮痛を和らげて)是非リハビリしましょう。(そのための鎮痛剤です)

「③ベストバンドは次回の受診日までするようにと言われていますが、脇だけの手術でもしていた方がよい利点はありますか?」
⇒あまりなさそうです。

 
 

 

質問者様から 【質問4 】

副乳癌のその後です
性別:女性
年齢:52
病名:腋の下副乳癌
症状:術後の腕のしびれ
投稿日:2021年5月26日

以前質問させていただき、ご回答いただきました。

その節はありがとうございました。

1週間前に手術を受け、脇の副乳癌切除、リンパ郭清し、ドレーンを入れて3日後に取っていただき翌日退院してきました。

傷口は痛みませんし、もう表面は乾いています。

術後すぐから腕の付け根の痺れがではじめ、神経を切っているとのことで、しばらくは続くかもとのことでした。

術前のPETの結果、他に転移はないものの、手術計画では最初からリンパ郭清とのことでした。

生検の結果はルミナールAタイプ、KI67も5%とのことでそこまで悪いものではないとのことでした。

質問です。

①担当医は生検でかなり腫瘍はとったが、まだ癌が残っているかもしれないので手術と言っていましたが、センチネルリンパ節生検することなく、手術計画書からリンパ郭清とあり、そのままされたと言うことはPETでの結果、リンパに転移を認めていたのか、または転移予防のためなのかどちらだと思われますか?

②腕の付け根の痺れは日毎に強くなりますが、次回の受診まで様子を見てよいでしょうか。

リハビリも痛みがある中でもやった方がよいのか、安静にしたほうがよいのか迷いますが、どうでしょうか。

③ベストバンドは次回の受診日までするようにと言われていますが、脇だけの手術でもしていた方がよい利点はありますか?

たくさんの質問をすみません。

術前のご回答でも田澤先生には勇気をいただき、感謝しています。

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは田澤です。

「①担当医は生検でかなり腫瘍はとったが、まだ癌が残っているかもしれないので手術と言っていましたが、センチネルリンパ節生検することなく、手術計画書からリンパ郭清とあり、そのままされたと言うことはPETでの結果、リンパに転移を認めていたのか、または転移予防のためなのかどちらだと思われますか?」
⇒それは(私にではなく)担当医に聞いてください。(答えがある筈なのに、それを「私に想像させる」理由が不明です。冷静に考えましょう)

「②腕の付け根の痺れは日毎に強くなりますが、次回の受診まで様子を見てよいでしょうか。」
⇒そう思います。

「リハビリも痛みがある中でもやった方がよいのか、安静にしたほうがよいのか迷いますが、どうでしょうか。」
⇒鎮痛剤を内服して(鎮痛を和らげて)是非リハビリしましょう。(そのための鎮痛剤です)

「③ベストバンドは次回の受診日までするようにと言われていますが、脇だけの手術でもしていた方がよい利点はありますか?」
⇒あまりなさそうです。