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嚢胞内腫瘍について

[管理番号:9309]
性別:女性
年齢:48
病名:乳がん
症状:
投稿日:2021年4月8日

昨年9月のセカンド・オピニオン後に江戸川病院に転院させていただき、3月(上旬)日に半年健診をしていただいた○○と申します。
お会いした時に少し質問をさせていただいたのですが、私の緊張のため説明が言葉足らずになってしまったのと次回お会いするのが来年の3月になってしまうので心配で眠れないため、こちらで改めて質問をさせていただきました。

私は昨年6月中旬に両側乳がんで大学病院にて両側とも全摘しています。
その時の病理結果は右が浸潤4mmのステージ1、左が非浸潤のステージ0。

田澤先生のQ&Aでいつも勉強させていただいているのですが、嚢胞内腫瘍は生検で破壊してはいけないというものを目にしてからずっと悩んでいます。

昨年3月に右胸の下の方、胸と肋骨の境目くらいに、ある日突然触ってコロコロと動く1cmくらいのしこりができました。
すぐにかかりつけのクリニックに行くと
「線維腺腫かなあ。でも年齢的に違うかな。」とセレロで生検されました。
その後、「乳がんです。」と言われ、大学病院を紹介されました。
大学病院で先生がしこりを確認するとなくなっていると。
「嚢胞だったかもね。
嚢胞だった場合、潰れちゃうことたまにあるんですよ」と言っていました。
その時は深く考えませんでしたが、生検した嚢胞らしきものが乳がんだったということは嚢胞内腫瘍ではなかったのでは?
浸潤していたのは右側の嚢胞が潰れた部分で4mmと言われたのですが、それは生検によって潰され、中身が流出してしまったということではないのでしょうか?セレロの直径が4mmというのも検査の時に確認しました。
浸潤4mmというのもただの偶然なのでしょうか。

運命として受け入れなければなりませんが、慎重に検査していたら浸潤せずにすんだのかと思うとやるせない気持ちでどうしようもなく苦しくなります。

田澤先生、教えてください。

私の嚢胞内腫瘍はセレロで破壊され、流出した可能性はありますか?
それにより嚢胞内で非浸潤がんだったものが、破かれ浸潤してしまった可能性はありますか?
その際の危険度は普通の浸潤がんより危険ですか?普通の浸潤4mmと同じと考えて良いのでしょうか?
考えると不安と悲しみと苦しみで夜も眠れません。

お忙しいところ恐縮ですが、ご回答を宜しくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「両側乳がんで大学病院にて両側とも全摘しています。」
⇒それであれば、嚢胞内腫瘍であっても「乳腺を全部取っているのだから」全く問題ありません。
 余計な心配をしないようにしましょう。