[管理番号:3255]
性別:女性
年齢:44歳
質問者様の別の質問新たな管理番号としました。 |
いつもホームページを拝見させていただいて勉強しております。
3月下旬から左乳頭より、茶褐色~黄色い分泌液が出ていたので、
私自身症状からみておそらく「乳管内乳頭腫」だと思い4月に乳腺外科に受診。
エコー、マンモ、細胞診をし検査結果は「ガンでも乳管内乳頭腫でもないただの、のうほう。
のうほうのなかにまたなにかできるかもしれないから6か月後にまた受診して」と。
黄色い物がきになり、会計後に黄色い液とは何のかをたずねると、ただの分泌液とのこと。
そうなんだとなんら疑問も持たず安気していました。
しかし5月6月に入っても、黄色い分泌物は止まらず疑問に思っていたので、
液が茶褐色になったところで、再度受診。
するとエコーで3ミリの「乳管内乳頭腫」と診断。
(これに関しては細胞診なしでした。)
説明もなくこれまたまた6ケ月あとにきてと。
当日はそのまま帰宅しましたが、説明がほしくて後日受診。
良性のしこり、細胞診してないというと、3ミリだからね。と濁されました。
切除したい場合は切除していただけるかと聞いたら、時間がかかりそうだけどいいよ。と。
そう言われて帰宅しました。
毎日乳首から出つづける分泌物をみるたびおちこむせいか、不正出血&目の下の痙攣&舌が青紫から黒い苔がつくように。
婦人科で子宮がんの検査をしてもらいましたが、異常なし。
婦人科医も、きっとずっと気になっている黄色い分泌液もあるからストレスじゃないかと。
気になっているのなら、お願いして採ってもらったほうがいいよとのこと。
乳管内乳頭腫の下のほうに、ぶよぶよしたものができたので、切除願いも兼ね、
先日再度受診。
エコー→マンモ→細胞診をしました。
結果はまだ出ていません。
これに関しても説明がないので、今度はこちらからいろいろ質問してみました。
ぶよぶよは、おそら「く乳腺の腫れ。」その中になにかありそうだったからマンモをしてみたと。
マンモからみて、がんではなさそう。と。
今回、前からあった乳管内乳頭腫の細胞診はしたかどうかわからないのですが。
切除を願いでましたが、「末梢のほうにあるので、どうかな~造影剤が入っていかないかも。やってみないとわからない。」
え?先日は時間がかかりそうとしか言ってなかったのに。と。
「でもきっと良性だからいいでしょ。はいはい。切除の件は結果がでてから相談ね。」と、扱われてしまいました。
末梢まで造影剤が入っていかなくて、切除できないということはあるのでしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「乳頭分泌に対する診療」については「正しい診療がされる」期待はとっくに捨てています。
「あー、またか」という感じです。
「茶褐色~黄色い分泌液」は単孔性なのでしょうか?
「単孔性」で「それだけの量」が出ているのであれば「乳管内病変」が疑われます。
それであれば「乳管造影」すべきですが…(期待する方が間違いですね)
「末梢まで造影剤が入っていかなくて、切除できないということはあるのでしょうか?」
⇒勿論、切除できます。
「乳管腺葉区域切除」とは、その乳管の「乳頭直下~末梢まで完全に切除」する術式です。
ただ、「乳管造影もできない」医師に、正確な「乳管腺葉区域切除」を期待することは酷なようです。