[管理番号:5703]
性別:女性
年齢:34歳
お忙しい中、このような質問の場を設けて頂きありがとうございます。
先日、断乳4か月後に、市の超音波検査に行ってきました。
超音波は技師さんが行い、結果は外科医師から説明がありました。
結果は左右乳管拡張、右乳房石灰化。
石灰化はカルシウムの沈着でどこの部位にも起こりやすいので問題ないと言われ、カテゴリー2にチェックされました。
癌化することはないのか?
質問したところ、石灰化はカルシウムの沈着であるので、癌化することはない、あなたの場合は1か所ではっきりと見える。
癌であるとしたら、もっとパラパラと見えるので問題ないと言われました。
そして、マンモグラフィーなどはしなくて良いか?確認したところ、大丈夫と言われ、帰宅しました。
しかし、いろいろ調べたところ、先生のブログになるたどり着き、石灰化は超音波上では診断しないことを知りました。
また、分かる場合は、癌の3段階?の可能性もあることを知りました。
診断した医師が、乳腺外科医師ではなかったこと、パソコンのコメント欄を読んでいたことも少し不安です。
追加検査などしなくて良いか、また数ヶ月後に再検査すべきか悩んでおり、先生のご意見をお聞きしたくメールしました。
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
ご本人がご理解されているように…
石灰化はマンモグラフィーでの所見です。
エコーで石灰化を指摘された場合(誤りであることも多いですが)いずれにせよ「マンモグラフィーで確認」しておくと安心です。
○乳管拡張は心配ありません。
「追加検査などしなくて良いか、また数ヶ月後に再検査すべきか悩んでおり」
⇒エコー所見は気にしなくても大丈夫です。
「石灰化が本当にあるのか?」マンモで1度確認しておくと安心です。
♯ただし、「エコーで見えるような石灰化所見」は「たとえ、本当に石灰化だとしても、良性である可能性が極めて高い」ことも事実です。