乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:2706]
性別:女性
年齢:44歳
よろしくお願いします。
2年前の5月、右胸の乳首の横内側にしこりをみつけました。
病院を受診してマンモ、エコーの検査を受け、1.4センチの良性のしこりと診断を受けました。
先生の方から万が一のことがあるので、針生検を勧められ、受けたところ結果良性でした。
以後、半年ごとにエコー検査にて経過を見ていきました。
病院以外でも毎年婦人科検診でエコーを受けてきました。
そして今年の2月末、エコーでしこりの中に石灰化が見られ、下の方が形がいびつになってきたので、再度針生検を勧められ受けたところ、3月(中旬)日に悪性が出てしましました。
しこりの大きさはエコーでは1.8センチと0.4センチしか大きくなっていないから、
おとなしいとは言っていましたが、2年前からあったので転移しているのではないかと不安です。
検査以降微熱が続き、脇の下、鎖骨、肋骨と体全体が痛く、子供が9歳と5歳で、子供のことを考えると毎日不安で眠れません。
今週、CT検査があります。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
2年前から「良性」とされていた「しこり」が実は悪性だったのいうこと。
お気持ち、お察しします。
「エコーでしこりの中に石灰化が見られ、下の方が形がいびつになってきたので、再度針生検を勧められ受けたところ、3月16日に悪性が出てしましました。」
⇒やはり、2年前に「42歳で新たにできた」しこりとして出現した時点で、もう少し
「精度の高い」針生検をしてほしかったところです。
 
「しこりの大きさはエコーでは1.8センチと0.4センチしか大きくなっていないから、
おとなしいとは言っていましたが、2年前からあったので転移しているのではないかと不安」
⇒リンパ節は超音波でみてもらっていますか?
 遠隔転移は大丈夫です。
 
「検査以降微熱が続き、脇の下、鎖骨、肋骨と体全体が痛く」
⇒これは無関係です。
 ご安心を。
 
「CT検査があります。」
⇒無駄な検査です。
 無駄な医療被曝は「有害」なのです。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

毎日の日課として、先生のQ&A,コラムを見て、勉強させてもらってます。
毎日ありがとうございます。
遠隔転移なし、4月末に温存手術をしました。
乳頭腺管癌
腫瘍径 1.1センチ
グレード3
ER,PGR共にプラス
HER2 マイナス
Ki-67 30.7%
リンパ管浸潤あり
静脈浸潤なし
センチネルリンパ生検 1/3個
リンパ節郭清 レベルⅠ 0/10 レベルⅡ 0/4
ルミナールbであること、この年齢だとこのまま閉経になるであろうということから、TC療法4回3ヶ月受けることにしました。
1クール8日目 白血球 1600 グラン注射
1クール13日目 白血球 7700
2クール1日目 白血球 4000
2クール3日目 ジーラスタ注射
2クール目5日目 脈打つごとの骨盤、背中の痛み
2クール6日目 生理(いつもと同じ周期で始まる)
①1クール目は普通に生活ができたのに、5日目から9日目の今も体がだるく、起き上がるのがやっとの状態です。
ジーラスタ?、TCの副作用ですか?
②生理開始から1日に4~5回今までに経験したことがない塊がぼこぼこ出ます。
生理3日目になり、塊は1回になりましたが・・・。
主治医からはホルモンの乱れで治まると言うことなのですが、来月もまたあるのではと不安です。
先生の患者さんで、抗がん剤中でも生理があり続けたかたがいらっしゃいますか?
③残りの2クールはもっと身体がしんどくなるんではないかという不安からから、やめてしまいたいとも思ってしまうのですが、TC療法をやった場合場合とやらなかった場合とでの再発率、生存率を教えていただけますでしょうか?
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「①1クール目は普通に生活ができたのに、5日目から9日目の今も体がだるく、起き上がるのがやっとの状態です。ジーラスタ?、TCの副作用ですか?」
⇒TCの副作用です。
 ある程度「蓄積性」があります。
 
「先生の患者さんで、抗がん剤中でも生理があり続けたかたがいらっしゃいますか?」
⇒2クール終了後には「止まる」と思います。(質問者で言えば次回は止まるでしょう)
 今回の「月経過多」も、卵巣が影響を受けている証拠です。
 
「③残りの2クールはもっと身体がしんどくなるんではないかという不安からから、やめてしまいたいとも思ってしまうのですが、TC療法をやった場合場合とやらなかった場合とでの再発率、生存率を教えていただけますでしょうか?」

再発率 10年生存率
やった場合 22% 83%
やらなかった場合 32% 78%

 
 

 

質問者様から 【質問3】

みなさんの貴重なQ&Aに、何度も質問をしてすみません。
よろしくお願いします。
TC療法3回目の時に血液検査で前回11あった赤血球が6.7まで下がってしまったので、中止になり3週間延期になってしまいました。
先生に教えていただいた再発率上乗せが10%あると知り、頑張ろうと思思っていた矢先だったので、ショックでした。
3週間後、赤血球は11.4まで戻っていたので、予定通り3回目を行うことができました。
RDIが85%を切ると影響を及ぼすとQ&Aで見ました。
私の場合2回目の時に病院が休みで1週間空いてしまい、トータルで4週間空いてしまったので、69%ぐらいになると思うのですが、再発率のやらなかった場合の32%に限りなく近くなってしまいますか?
TC療法をあと2回増やすという話も出たのですが、行った方がいいですか?
TC療法が終わった後、放射線、ホルモン療法の治療が始まります。
約3週間続いた出血が止まり、今のところ3週間出血はありません。
閉経後のホルモン治療になりますか?
2年前から自覚していたしこりなので、もし再発する運命だったら晩婚型のルミナールとはいえ、早く再発してしまうのではないかと不安で毎日押しつぶされそうです。
小さな子がいるので、後悔しないためにもできることは全てやっておきたいと思います。
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
RDIはあくまでも参考程度であり、「85%を切ったら、どの程度低下するのか?」な
どケースバイケースであり考えても仕方がないことです。
「再発率のやらなかった場合の32%に限りなく近くなってしまいますか?」
⇒それは違います。
 ただ、「どの程度」なのかは誰にもわかりません。
「TC療法をあと2回増やすという話も出たのですが、行った方がいいですか?」
⇒4回でいいと思います。
「閉経後のホルモン治療になりますか?」
⇒全く違います。(担当医も勘違いしている可能性もあるので、注意が必要です)
 TCによる「化学療法閉経」です。
 化学療法閉経は(年齢によっては)「月経再径」する可能性が十分あります。
 決して「閉経後の化学療法」をしてはいけません。
 タモキシフェンとしなくてはなりません。
 そして「最終月経から1年以上」空けてから「閉経後のホルモン療法とすべき」なのです。
 
 
 

 

質問者様から 【質問4】

田澤先生
おはようございます。
再度、質問させてください。
TC療法4クール、放射線治療を終え、昨年の10月上旬より、
ホルモン治療を開始しタモキシフェンを飲んでいます。
先月よりホットフラッシュ、めまい、倦怠感、視力低下など更年期症状が強く出始めたので、先日漢方薬を処方してもらいました。
先日のホルモンの数値ですが、E2は10pg/mlで3ヶ月ごとの検査で14→12→10と下がってきています。
FSHは今までの数値はわからないのですが、先日は24でした。
7月に漢方の効き具合をみるために受診するのですが、そのときにFSHが30を超えてたら、視力低下がタモキシフェンの副作用であるかをみるためにも閉経後のホルモン薬に切り替えようかという話でした。
昨年の7月が最終月経ですが、このホルモン値であれば、閉経後のホルモン薬に変えても大丈夫でしょうか?
もしこのタイミングで薬を変えた場合、今まで通り3ヶ月毎の経過観察でよいでしょうか?
もしまだタモキシフェンを続けた方がよい場合、どのタイミングで閉経後のホルモン薬に切り替えたほうがよいでしょうか?
お忙しいのに、申し訳ございません。
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
「昨年の7月が最終月経ですが、このホルモン値であれば、閉経後のホルモン薬に変えても大丈夫でしょうか?」
⇒1年経つし、いいと思います。
 私も担当医のいうように「視力低下がタモキシフェンによる副作用の可能性がある」ので気になります。
「このタイミングで薬を変えた場合、今まで通り3ヶ月毎の経過観察経過観察でよいでしょうか?」
⇒その通りです。





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