乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:7182]
性別:女性
年齢:35歳
病名:
症状:

先日、乳がん検診に行き、マンモグラフィとInveniaABUSエイバスの検査をし、マンモグラフィで両乳に石灰化がありました。

小さな細かい点々が乳頭より上に全体的にあり、医師には石灰化は要注意だよ!!石灰化の部分にガンが出来やすいからね。
と言われました。

触診をし、しこり、えくぼ、引きつれ、腫れは無く、首、脇下、背中、リンパも腫れは無し。
エイバス、手動超音波エコーも見ましたが、しこりは無く、線維腺腫が両乳に2つずつあり、異常は無いとの事。

ただ、石灰化がある為、経過観察で半年後にマンモグラフィと超音波エコーをやる事になっております。
自分でも、しこりが出来てないか等気を付けてみる様に言われました。

先生から頂いた所見用紙には、
・マンモグラフィは、(小さな点々がまばらにありました)左右共に、微細、石灰化、カテゴリー4、不均一高濃度、区域 と書かれております。

※形は言われておりません。

・超音波検査は、(エイバス、手動超音波共に)左右共に、関心領域に病変なし、線維腺腫、カテゴリー2と書かれております。

・総合判定は、左右共に異常ありません。

と書かれおります。

30代、妊娠、授乳歴は無く、親族にも乳がんになった人はおりません。

6カ月後に、マンモ、手動超音波エコーにて変わりなければ、通常通りの検査で構わない。
でも、何か気になる事がある場合は、その時に来て頂いて大丈夫ですよ。
と言われました。

・早く精密検査をしてもらうべきでしょうか? セカンドオピニオンも考えております。

・マンモにてカテゴリー4ですが、手動超音波、エイバスにてしこりや病変が見つからない場合は、半年後の再検査で大丈夫でしょうか? 又、この場合はガンの可能性は低いのでしょうか?

・超音波で所見が無くても、マンモにてカテゴリー4だと、半年の経過観察は良くなく、早めに精密検査をした方が良い。
とおっしゃる方もいらっしゃいましたが、本当にそうなのでしょうか?

・診て頂いた先生が、救急医療、一般外科を中心とした先生で、乳腺診療もしていたそうで、日本乳癌学会認定医、日本乳癌学会マンモグラフィ読影認定医師の資格をお持ちの先生です。
乳腺専門医のいらっしゃる病院で診てもらうべきでしょうか?

とても心配です。
お忙しい中、お手数おかけ致しますが、宜しくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

色々な問題があるようです。

「石灰化の部分にガンが出来やすいからね。」
→原因と結果が逆!

 石灰化は単なるカルシウムの沈着です。(カルシウムが癌になることはありません)

 事実は「癌が原因でおこる石灰化がおこることがある」というものです。
 ★癌が石灰化を起こすことはありますが、逆(石灰化が癌を起こす)は絶対にありません。

「微細石灰化、カテゴリー4、不均一高濃度、区域」
→本当にカテゴリー4なのか(画像を見ていないので)不明ですが…(両側だから、実際はカテゴリー4ではないのでは?と想像しています)

 もしも(本当に)カテゴリー4ならば「経過観察はありえない(ST-MMTで確定診断すべき)」ことです。

「 6カ月後に、マンモ、手動超音波エコー」「・マンモにてカテゴリー4ですが、手動超音波、エイバスにてしこりや病変が見つからない場合は、半年後の再検査で大丈夫でしょうか?」
→カテゴリー3なら、それ(経過観察)でもいいですが…

 カテゴリー4ならば、ST-MMTの絶対的適応と言えます。

「・早く精密検査をしてもらうべきでしょうか?」
→緊急性はありませんが…

 (もしも本当にカテゴリー4ならば)ST-MMTを勧める義務があります。

「この場合はガンの可能性は低いのでしょうか?」
→本当にカテゴリー4ならば(焦点はここでしょう)

 40%の確率で癌の可能性があります。

「・超音波で所見が無くても、マンモにてカテゴリー4だと、半年の経過観察は良くなく、早めに精密検査をした方が良い。」
→「早め」かどうかは別として、カテゴリー4は(経過観察ではなく)ST-MMTの絶対的適応となります。(勧めなくてはいけません)

「乳腺専門医のいらっしゃる病院で診てもらうべきでしょうか?」
→それだけでは不十分。

 ST-MMTを実際にしている施設で診てもらいましょう。(自施設にST-MMTが無いと、どうしても「引っ張りがち(ギリギリまで経過観察としがち)」となります。
 『今週のコラム 155回目 生検できないクリニックでの経過観察、まさに「ホラー級」の恐ろしさです』を是非、ご参考に。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

質問2 両胸の石灰化について
性別:女性
年齢:35歳
病名:
症状:

田澤先生、こんにちは。

先日は、質問にご返信下さり、誠にありがとうございました!
お忙しい中、大変ご迷惑お掛け致しますが、再質問宜しくお願い致します。

先日の質問内容にて、
「微細石灰化、カテゴリー4、不均一高濃度、区域」
→本当にカテゴリー4なのか(画像を見ていないので)不明ですが…
(両側だから、実際はカテゴリー4ではないのでは?と想像しています)
 もしも(本当に)カテゴリー4ならば「経過観察はありえない(ST-MMTで確定診断すべき)」ことです。

①"本当にカテゴリー4なのか、両側だから、実際はカテゴリー4ではないのでは?" というのは、カテゴリー5の可能性もあるという事でしょうか? それとも4以下の可能性があるという事でしょうか? (私の文面だけ
で考えると、先生はカテゴリーいくつだと思われますでしょうか?)
とても不安です。

画像では、両胸共に、乳頭から半分上に小さな点がまあまあ、ありました。
(うる覚えですが。泣) 1点にすごく密集した感じは確かなかった
様な、乳頭から上半分に全体的にあり、やや真ん中辺りが少しだけ多かった様な、、、?
②両胸に微細石灰化がある場合は、ガンの可能性は低いのでしょうか?
乳腺症の石灰化という事もありえるのでしょうか?
③1月の月経前に突然乳頭の下あたりが痛くなり、(初めてです)触れると、しみる様な痛み?があり、乳腺症という物なのかな?と思い、月経が終わり3~4日後には痛みが自然になくなっておりました。
これは、乳腺症の可能性が高いでしょうか?
④もしもカテゴリー4ならば経過観察はありえない。
との事ですが、もしもこれでガンだった場合、初期なのでしょうか? (ステージはいくつでしょうか?)完治は出来るのでしょうか?

「この場合はガンの可能性は低いのでしょうか?」
→本当にカテゴリー4ならば(焦点はここでしょう)
 40%の確率で癌の可能性があります。

⑤画像診断、触診にて、しこりが無い場合でも、ガンの可能性はあるのでしょうか?
⑥只今、不妊治療中で、体外受精をし、結果待ちなのですが、もしも妊娠し、ガンになっていた場合、妊娠継続は可能なのでしょう
か。?
又、今ホルモン注射を2~3日おきに打ち、プラノバールも服用しております。
大丈夫でしょうか?(薬の詳細をネットで調べると、禁忌・原則禁忌に乳がんと記載がありました。)
⑦妊娠していた場合、初めに行った病院ではなく、他の乳腺科にて再検査してもらう場合、マンモグラフィーは撮れませんでしょうか?
⑧大変失礼なのですが、○○に在住しており、先生のご存知の乳腺外科で良い病院はございますでしょうか?
又、先生に診察して頂きたい際は、予約が何ヶ月も待つといった事はありますでしょうか? 出来れば先生に診察して頂きたいと思っております。

色々調べたのですが、結局どこが良いのかわからず。

⑨今私がすべき事は、他の病院でもう一度マンモグラフィー、エコーを見て頂く事でしょうか?

質問が多くなり、大変申し訳ございません。
とても不安で仕方が無
く、すぐにでも病院に行きたいのですが、あと数日で体外受精の結果が分かる為、それから病院へ行く他が良いかと思っております。
それまで、不安で毎日ネットで検索してしまい、不安が増したりしています。

お忙しい中、申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「①"本当にカテゴリー4なのか、両側だから、実際はカテゴリー4ではないのでは?" というのは、カテゴリー5の可能性もあるという事でしょうか? それとも4以下の可能性があるという事でしょうか?」
→「カテゴリー4ではないのでは?=(実際は)カテゴリー3以下では?」です。
(文脈から、想像してもらいたかったですが…)

「②両胸に微細石灰化がある場合は、ガンの可能性は低いのでしょうか? 乳腺症の石灰化という事もありえるのでしょうか? 」
→やはり両側の場合には「片側よりは、確率が低くなる」ことは間違いありません。
(やはり「左右差」は大事です)

「これは、乳腺症の可能性が高いでしょうか?」
→その症状(乳房痛など)自体は、それ以外に考えられません。

「もしもこれでガンだった場合、初期なのでしょうか? (ステージはいくつでしょうか?)完治は出来るのでしょうか?」
→よく考えてみましょう。

 癌はステージが上がれば上がるほど、診断が解りやすい。
 それはご理解いただけますか?

 早期であればあるほど(病変が微妙であればあるほど)診断は難しくなるのです。
 
 ★これで、お判りですね?
  (もしも癌なら)当然早期(0期)となります。

「⑤画像診断、触診にて、しこりが無い場合でも、ガンの可能性はあるのでしょうか?」
→石灰化だけの所見(エコーでもMRIでも所見がない)の癌も当然あります。(ST-MMTで見つかる癌の大部分はそうなります)

「⑥只今、不妊治療中で、体外受精をし、結果待ちなのですが、もしも妊娠し、ガンになっていた場合、妊娠継続は可能なのでしょうか。」
→(もしも乳癌だとしても)十分早期だから、妊娠出産を優先してもいいでしょう。
(半年後でいいと言われているわけですから…)

「又、今ホルモン注射を2~3日おきに打ち、プラノバールも服用しております。大丈夫でしょうか?」
→大丈夫です。

 不妊治療が癌のリスクを上げるというエビデンスはありません。

「妊娠していた場合、初めに行った病院ではなく、他の乳腺科にて再検査してもらう場合、マンモグラフィーは撮れませんでしょうか?」
→絶対撮影してはいけません。

「⑧大変失礼なのですが、○○に在住しており、先生のご存知の乳腺外科で良い病院はございますでしょうか?」
→残念ですが、解りません。

「今私がすべき事は、他の病院でもう一度マンモグラフィー、エコーを見て頂く事でしょうか?」「あと数日で体外受精の結果が分かる為、それから病院へ行く他が良いかと思っております。」
→まずは、それからでいいでしょう。

 もしも妊娠していたら「石灰化のことは1回忘れる」(被爆禁忌となる以上、ST-MMTを含め、それ以上の検査はできなくなるから、悩むこと自体無意味)
 もしも妊娠していなければ、「ST-MMTのある病院を受診」する





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