乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:489]
性別:女性
年齢:51歳
 
 

質問者様の別の質問

質問が新たな内容のため、別の管理番号としました。
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管理番号:895「Q&Aを見て」

 
 
こんにちは。
お久しぶりです。
私は、平成23年1月に東北公済病院で、先生に手術をしていただきました。
右乳がんのステージIで、温存手術でした。
病気のことで、絶望的な気持ちになっていた私は、先生に勇気付けられて、元気を取り戻すことができました。
本当にありがとうございました。
あれから4年が経過したのですが、現在は特に、職場の検診(2年に1回)以外の定期検診はしていない状態です。
私が、東北公済病院を退院した時の診断は、治癒に近い状態でした。
そこで、先生にお聞きしたいのですが、この病気では、完治はあり得ないのでしょうかということ、そして、検診で問題がなく、5年が経過すれば、完治となるのでしょうかということです。どうぞ教えてください。^_^
 

田澤篤先生からの回答

 こんにちは。田澤です。
 お久しぶりというべきでしょうか。
 「手術時期と年齢だけでは顔は思い浮かびませんが」お元気で何よりです。
 東北公済病院時代の事を懐かしく思い出します。(私の人生の中で最も忙しい10年間でしたが、私の今があるのはそのお陰だと感謝しています)

回答

「あれから4年が経過したのですが、現在は特に、職場の検診(2年に1回)以外の定期検診はしていない状態」
⇒少なくとも東北公済病院では(どんなに早期でも)術後10年以上は定期検診をする筈(術後5年以内は3カ月に1回が標準でした)ですが、「質問者の御事情」でしょうか?
 
「この病気では、完治はあり得ないのでしょうか」
⇒大部分の方が完治します。
 これは、「かなりの人が勘違い」されているところです。
 「乳癌は全身病」とか「手術をする際には癌細胞が全身を巡っている」とか「乳癌は何年たっても再発の危険がある」というような断片的な知識が「このような誤解」を生むのでしょう。
 実際は「10年生存率」で言うと「0期は限りなく100%に近いし、1期は90%以上、Ⅱ期でも80%」あります。
 乳癌は「比較的早期(Ⅱ期以内)でみつかる」方が多いので、相当な数で「根治」となります。
 ただし、「一見治癒したように見えても、数年たって再発するケース」があるので(決して多くはありません)「根治しない」ような印象を与えているのでしょう。
 10年以上経ってから「骨転移」が見つかるケースがありますが、「全体からみれば、ほんの数%」なのです。
乳癌は大人しいので「ごく稀に、数年以上経って」ようやく、しこりとなる(再発する)ケースが、あるのです。(決して数が多い訳ではありません)
 
「5年が経過すれば、完治となるのでしょうかということです」
⇒そうは言い切れません。
 (上記で記載したように)乳癌が大人しいため(多くはないですが)5年以上経って「ようやく大きくなる」ケースがあるからです。
 たとえば「胃癌や、肺癌」が5年も「再発せずにじっとしている」事はないので、「5年経てば、大丈夫。根治だよ」と言えるのとは逆なのです。
 
 ただ、数値でいうと
 「質問者のように1期の場合」 5年生存率が96%で10年生存率が93%なので 「5年過ぎてから再発する人の割合は3%」となります。
 つまり1期の人で5年経過すれば「完治の確率は97%」といえます。
 
 

 

質問者様から 【質問2 嚢胞について】

すぐにお返事いだき、ありがとうございました。
あの頃は、とてもお忙しい中、先生は患者さん達にとても親切で、本当に信頼できる先生だなと思いました。
質問なのですが、手術の傷のところに、直径1センチメートル位の固い塊ができていました。
嚢胞というのでしょうか。
今でも同じ状態です。
これは、このままにしておいて大丈夫ですか。
また、手術などで取ることはできるのでしょうか。
 

田澤先生から 【回答2】

 こんにちは。田澤です。
 術後創部にできた「嚢胞」ですね。

回答

「このままにしておいて大丈夫ですか」
⇒大丈夫です。
 おそらく、「脂肪壊死」してできた「脂肪が溶けてできた」ものだと思います。
 
「手術などで取ることはできるのでしょうか。」
⇒もちろんできますが、通常は(どろっとしているとは思いますが)注射器で吸引すると「内容が無くなる」と思います。
 内容を吸引しても、すぐに貯まるようなら手術的に摘出するという手はありますが、通常は「悪性を疑わない限り」嚢胞は「手術的に摘出」しません。
 
 

 

質問者様から 【質問3 受診について】

お忙しい中、早速、お返事いただきましてありがとうございました。
とても嬉しかったです。
先生は、とても誠実な先生だなと改めて思いました。
嚢胞について、特に心配ないとのこと、安心しました。
ただ、自分としては少し気になるので、もし、吸引できるのであればやってみたいと思います。
今度、受診してもいいですか。(7月か8月でも、大丈夫ですか。)
 

田澤先生から 【回答3】

 こんにちは。田澤です。
 受診ですね。
 勿論大丈夫です。
 「江戸川病院<予約制>」でもいいですが、「交通の便」を考えると「メディカルプラザ市川駅(金曜日夕、土曜午前)<予約制>」の方がいいかもしれません。是非ご検討を。
 
 

 

質問者様から 【質問4】

皆さんの質問を見ていると、自分のことのように胸がつまる思いがします。
私も自分が、がんだと告知された時には、死んでしまうんだと思い、とても平常心ではいられませんでした。
告知される前の自分に戻ることは、もうできない。
この事実を受け入れるまでとても苦しい日々を送りました。不安は膨らむ一方で、抑えきれない思いでした。
でも、事実は事実なのだから、受け入れて、とにかく精一杯生きようと思うようになりました。
仕事に復帰してから、自分なりに頑張りました。
辛いこともありましたが、仕事上で新しい経験をしたり、たくさんの感動を与えられたりと、今振り返ってみると、幸せな時間を過すことができたと、みんなに感謝しています。
受診の予定を決めようとしていたのですが、新たな予定なども入ってきて、もう少
し確定まで時間がかかりそうなので、7月と8月の予定が確定したら、予約したいと思
いますので、どうぞよろしくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答4】

 こんにちは。田澤です。
 「診断や治療直後の皆さんの不安」、そしてその後の克服について記載していただき
ありがとうございます。
 これを読んだ「今はまだ、不安の中にいる」人たちにとって未来への希望につながる
「光明」となると思います。
○受診については了解しました。
 いつでも構いませんので、よろしくお願いします。
 
 

 

質問者様から 【質問5 癌と生活習慣病との関係性について】

以前から疑問に感じていたのですが、癌は、生活習慣病ではないのでしょうか。もし、癌になる要因がわかるのなら、それに気をつけて生活していきたいと強く思うのですが…:。様々な出版物を見ていると、食事が原因とかストレスが原因とか、著者によって千差万別な意見があるのを目にします。生活習慣が直接的な原因ではないにしても、癌と何らかの関係があるのか、そして、癌になるのはどうしてなのか、教えていただきたいと思います。
 

田澤先生から 【回答5】

 こんにちは。田澤です。
 「生活習慣病」の定義をどう捉えるか?だと思います。
 食事や運動が「直接、癌に効く」訳ではないので、その意味では「生活習慣病の代表である糖尿病」とは全く異なります。

回答

「癌になるのはどうしてなのか、教えていただきたい」
⇒乳癌に話を絞るとして
 癌は「遺伝子の変異」が起こり「正常細胞に増殖や浸潤のスイッチが入って癌細胞ができる」のです。
 その遺伝子変異を起こす要因として(乳がんの場合)一番重要なのは「ホルモン環境」です。
 特に「高エストロゲンへの暴露」が重要です。
 ○ここに「晩婚化、少子化」が乳癌増加の最も大きな要因であることが明らかです。
 ○喫煙やアルコールも、その要因ですが、食事との関係は「明らかなものはありません」
 巷にある出版物に書いてある「○○が乳癌には良い」などには、確たる根拠に乏しいのです。
 唯一あるのは「閉経後は脂肪がエストロゲンを作る」ので「脂肪性の食事や(結果としての)肥満が良くない」事は間違いありません。
 ○ストレスは「癌免疫を損なう」意味で、良くはないと思いますが、「ストレスを計るのは困難」なこともあり、科学的に症例されていません。
 
 

 

質問者様から 【質問6 受診について】

 今日は、市川の病院で診ていただき、ありがとうございました。
田澤先生、全くお変わりなくお元気そうでした。田澤先生に会えて、先生のお話しの仕方や雰囲気に、ホッと心が癒される感じがしました。なのに、何だがとても緊張してしまって、十分にお話ができなかったこと、お許しください。
以前、この質問コーナーで質問していたことに気づいていただき、ありがとうございます。また、早速、治療していただいたこと、本当に嬉しかったです。
 また、そちらに行く機会があった時には、検診で診ていただけますか。
 

田澤先生から 【回答6】

 遠方から来ていたた上に、ご丁寧にありがとうございます。
 仙台時代の患者さんにお会いできることは、懐かしくうれしい事です。
 是非、検診にいらしてください。
 
 江戸川病院 乳腺センター メディカルプラザ市川駅 乳腺センター 田澤
 
 

 

質問者様から 【質問7】

先日受診した時には、迅速な対応をしていただきありがとうございました。治療後は、全く違和感などなく、しこりになっていた部分がほとんど目立たなくなりました。注射した箇所が少しあざになっていますが、徐々に治ってきています。田澤先生の治療技術は、とても信頼できると改めて思いました。(実は、以前、乳がんの手術が丁寧で、とても綺麗な傷跡だと、検診してくださった先生が大変感心しておられました。)
田澤先生に治療していただいて、本当に良かったと思っています。
 

田澤先生から 【回答7】

 ご丁寧に、ありがとうございます。
 (遠方で申し訳ありませんが)何か気になる際には、いつでも受診してください。
 江戸川病院 乳腺センター メディカルプラザ市川駅 乳腺センター  田澤
 
 

 

質問者様から 【質問8】

先日は、診ていただき、ありがとうございました。
Q&Aをいつも拝見させていただいてますが、相談件数が40件を超える日もあり、一
人一人の気持ちにしっかり応えてらっしゃる姿に、先生の誠実なお人柄が感じられま
す。
Q&Aの質問を見ていると、私もそんな気持ちだったと、身につまされる思いがしま
す。この病気になって、この先どうなるのかと、これまでの人生最大の不安と苦しみ
に直面して、ただ戸惑うばかりでした。この病気を経験して、生きていることはどれ
だけ素晴らしいか身にしみて感じました。全ての基本は健康であることを心から実感
し、そうなりたいと願いました。今、こうやって生きていられるのも、先生や周囲の
皆さんのおかげと感謝しています。
今回、 また先生に診ていただけることになって、よかったと思っています。
お聞きしたいことがあります。先日、嚢胞の内容物を除去していただいたのです
が、その部分が少しへこんでいることと、まだ奥の方に塊があることが気になるので
すが、どうしたらよいでしょうか。
 

田澤先生から 【回答8】

こんにちは。田澤です。
術後4年経って「この先どうなるのかと、これまでの人生最大の不安と苦しみに直面
して、ただ戸惑うばかりでした」というように「完全に過去のこと」として振り返る
ことができる。
これこそ、「術前術後に大きな不安をかかえている」方達に伝えて欲しい事柄です。
このメールを多くの「再発のことが頭から離れない、一生再発に怯えて生きなくては
ならないのか?」という悩める方達に読んでいただけることを希望します。

回答

「嚢胞の内容物を除去していただいたのですが、その部分が少しへこんでいること」
⇒大丈夫です。
 その部分は「創部直下」の脂肪組織が融解して「嚢胞形成」したものでした。
 嚢胞内容を「穿刺吸引」したので、そのようになっているだけです。
 
「奥の方に塊があることが気になる」
⇒瘢痕化したものです。
 前回診察した際にも確認しています。
 
 

 

質問者様から 【質問9】

お忙しい中、お返事いただきありがとうございました。心配していたことが解消され
て、安心しました。現在の状況では、特に異常無しと思って、いいのですね。今後
も、また定期的に見てもらった方がよいでしょうか。
 

田澤先生から 【回答9】

こんにちは。田澤です。
術後10年位までは「年に1回」くらいは「定期診察(マンモ、診察超音波、採血)」
してください。
仙台で、通院を辞めているのであれば(遠方で申し訳ありませんが)「市川」に来て
はどうでしょうか。
 
 

 

質問者様から 【感想10】

来年の夏、また行きます。これからもし、セミナーなどがあれば参加してみたいと思います。
 
 

 

質問者様から 【質問11】

4,5日前から息をすると肋骨のあたりが苦しく痛い感じがしていたのですが、一昨日温泉に入った夜に、左の脇の下から左胸にかけて、息をするたびに痛くて眠れませんでした。
気になったので、次の日、祝日のため、救急外来で診てもらえる病院を探して行った所、心電図と胸部レントゲンと血液検査をし、結果は異常無しとのことで、痛み止めの薬、ロキソニンを5錠もらいました。
また、かかりつけ医に行って診てもらうようにと言われました。
いろいろ考えたのですが、この症状は、4年前に、乳がんと診断される前の症状に似ているので、心配です。
4年前は、今のような痛みから始まって、背中の肩甲骨を釘で刺すような痛みになり、寝る時に、背中をつけて寝られなくまでなりました。
もし、受診するとしたら、予約可能ですか。
 

田澤先生から 【回答11】

こんにちは。田澤です。
「4,5日前から息をすると肋骨のあたりが苦しく痛い感じがしていたのですが、一昨日温泉に入った夜に、左の脇の下から左胸にかけて、息をするたびに痛くて眠れませんでした。」
⇒「気胸かな?」と思いましたが…
 胸部レントゲンで異常無ならば違うのでしょう。
 
「いろいろ考えたのですが、この症状は、4年前に、乳がんと診断される前の症状に似ているので、心配」
⇒気持ちは解りますが…
 しこりが無いのであれば、違うとは思います。
 女性ホルモンの刺激によるものでしょう。
○ただ受診は可能です。
 超音波すれば解ります。
 
 

 

質問者様から 【感想12】

お返事いただきありがとうございました。
もし、何かあったら、と心配だったのですが、肋骨のあたりの苦しい感じや左胸の痛みは、前より徐々によくなってきました。
少し様子を見ようと思います。
今後受診する時は、よろしくお願いいたします。





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