乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:7684]
性別:女性
年齢:44歳
病名:右乳がん
症状:

お世話になります。
初めて質問させていただきます。

2019年1月に市の検診でマンモグラフィを撮りました。
その際に右胸要精検となり、乳腺外科クリニックを受診しました。

そこでもマンモグラフィとエコーの検査をしましたが、嚢胞がたくさんあると言われました。
4月にも検査に行きましたが、変わらずで、再度7月に行ったところ右胸乳輪の下あたりにシコリがあり、嚢胞とは違うようだということで、細胞診を行いました。
その結果がⅢaということで、
良性腫瘍ですと言われました。

しかし、自分で触ってみても、ゴリゴリとして硬く、大きさも米粒から小豆くらいになっていたので、取りましょうという事になり、7月末に局所麻酔で腫瘍を取りました。

8月になり、その病理の結果がでて、乳がんと言われました。
大変落ち込んでいます。

大きさは15m mで、早期の乳がんと言われました。
断片は陰性で、全て取り切れているので乳房の手術はもうしないと言われました。

今度は、今月末にクリニックでセンチネルリンパ節生検をすると言われました。
センチネルリンパ節生検の結果を見てから、今後の治療方針を決めていく事になると言われました。

センチネルリンパ節生検で陽性だと、今度は大きな病院に入院して全身麻酔で腋窩リンパ節を取る、と言われました。
そうすると、二度も腋窩を切ることになり、また、クリニックから病院へ転院して再度手術となることに不安があります。
なんだか後手後手に回っている気がするのです。

最初から細胞診でなく、針生検をして、乳がんの確定をしたら、大きな病院で手術が一回で済んだのにと思うのです。

こんなクリニックなので、MRIなどの検査もしておらず、不安になります。

こういった診察の順序でも、問題はないのでしょうか?
このQアンドAを見ていても、私のような診療をされている方がいなくて不安になります。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

質問者が(あやうく、良性として放置されるリスクを)自らの力で回避したことは、輝かしい勝利でした。

それにしても・
結果として癌だったものを細胞診でクラス3とは…
よく、それで診療ができるよなぁ。私だったら申し訳なくて診療する気になれないけど…
患者さんから「前医で細胞診して良性だったけど、悪性になるかもしれないから3か月後来てね。」みたいに言われたと、話を聴くけど、これがその正体ですね。(私だっから「良性だから検診に戻ってください」となります。)

正直、私には全く理解できません。(本来、細胞診にしろ組織診にしろ、やるからには100%確定診断でなくてはならないのです)

と、冒頭から(つい)愚痴になってしまいましたが…(正直、強い憤りを感じています)

「こういった診察の順序でも、問題はないのでしょうか?」
⇒普通は以下の2択となります。

1.最初から全身麻酔で「センチネルリンパ節生検、迅速診断」を行い、(もしも陽性ならば)そのまま腋窩郭清する。
2.手術はせずに、3か月に1回腋窩エコーで経過をみる。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

乳房MRIを撮っていません
性別:女性
年齢:44歳
病名:右乳癌
症状:

田澤先生、こんにちは。
お世話になります。

8月に7684番で質問した際は、回答をありがとうございました。

その後病理検査の結果が出ましたので報告させていただきます。

標本は部分切除された右乳腺組織よりなり、割面には13×10×15ミリ大の白色充実性境界明瞭腫瘤が見られた。

invasive ductal carcinoma,tubule forming type 6×5mm(浸潤径)
背景にはDCISが見られ、乳管成分優位のinvasive carcinomaとみなされる。
標本上計測38×30×12
nuc.grade 1
hist.grade I
切除縁 陰性
ER,Jスコア3b
PgR,Jスコア3b
Ki-67 LI =20%
HER2 陰性(1+)

前回、センチネルリンパ節生検の手術をするかしないかで悩み、先生には回答いただき大変感謝しています。
全身麻酔でセンチネルリンパ節生検をしたいと主治医に述べたところ、6ミリの癌でリンパ節に転移している可能性は5パーセントも無いと言われ、この程度で、リンパ節郭清を前提とした全身麻酔の手術は逆に全身麻酔の方が侵襲が大きくてあなたにはリスクが高いから、局所麻酔で生検しますと言われました。

私はそれでも、万が一センチネルリンパ節に転移があって、再手術になるよりかは、全身麻酔で、と思っていたのですが、あまり強くも言えず主治医の考えで、結局外来で局所麻酔でセンチネルリンパ節生検を行いました。

結果、センチネルリンパ節に転移はなく、追加郭清手術はせずに済みました。
一安心しました。

ここで、新たに不安に思っていることがあるのでお願いします。

私の場合は、外科的生検が結局治療となり、手術は終了しているのですが、温存手術の場合は、術前にMRIを撮って、広がりを見るのが標準と聞きましたし、ここのサイトでも勉強させていただいています。
私はMRIをしていないし、DCISが、38ミリもあったことから、もしかしたら、摘出されてないDCIS?が乳房に残っていたらと思うと不安になります。
それとも、私の病理結果の見方がまちがいで、38ミリというのはDCISでなく、腫瘤15ミリの方がDCISなのでしょうか??よくわからなくなってしまいました。

今月の(中旬)日から放射線治療も始まることから、先日、放射線治療のできる大きな総合病院を受診してきました。

そこで、そこの放射線科の医師に、MRIを撮ってないのですが大丈夫かと伺ったところ、必ずしも術前MRIは撮るわけじゃないですと言われました。
少し安心したのですが、それでも心配なら放射線治療の前にMRIを撮っても良いと言って頂いたので、来週検査してもらうことになりました。

家に帰ってからまたいろいろと考えたのですが、これは必要な検査なのか、やはりいらないのでは無いかとか、オーダーしてもらった後なのになんだが不安になってしまいました。
その上、私は喘息の既往があって、リスクが高いので造影剤を入れる事は出来ないと言われました。
造影剤を使わないのにMRIをとる意味があるのかないのか、田澤先生、アドバイスいただけますでしょうか。
必要がないのならキャンセルも考えております。

よろしくお願いします。

また、放射線治療は2.66グレイを16回、ブースト4回の合計20回とするそうです。
トモセラピー ではなく、普通の放射線治療と言われました。

標準治療の2グレイ25回、ブースト5回、合計30回ではないようなのですが、それも問題ありませんか?合わせてどうぞよろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「MRIをとる意味があるのかないのか」
⇒術後に撮影する意味はありません。(あくまでも術前に拡がり診断のために撮影するのです)

 術後経過観察でMRIを撮影することはありますが(因みに私は行っていません)、それは術後1年とかそういう時期です。(術直後に撮影する理由がありません)





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