乳がんの手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:6549]
性別:女性
年齢:31歳
田澤先生こんにちは。
初めて質問させて頂きます。
私自身は今のところ問題ないのですが、とても仲の良い友達が今回検査で引っ掛かり、それ以降こちらのサイトで乳がんについて色々私も勉強させて頂いております。
長文ですが、何卒宜しくお願い致します。
友達は未婚の31歳です。
その友達が今年の4月末に会社の健康診断で初めて乳がん検査に行き、
エコー検査で引っかかり、そこで8割乳がんだと言われその場で紹介状を書かれました。
その後、5月にマンモグラフィー、また細胞診を2回行ったみたいですが、良性との結果。
ただ、医師がエコーを見る限りでは乳がんの可能性がやはり高いとの事で、最近MRIを受けたみたいですが結果問題なしとの事。
次、麻酔して太い針で刺す検査と言っていたので、針生検などの検査だと思います。
乳がんプラザを見る限り、先生はご自身でエコー検査かマンモグラフィーをして、疑わしければ生検を行い、乳がんなのか乳がんじゃないのかを的確に素早く判断されていると見受けます。
しかし友達は未だ白か黒か分かっておらず、乳がんの疑いがあると言われてから色々な検査を開始し、2ヶ月も時間がたってようやく生検を行うみたいです。
友達自身は覚悟はもうしている、と前向きなので検査に関して口出しも出来ず見守ることしかできません。
細胞診も2回行った結果は良性、そしてマンモグラフィー、MRIも異常なし、しかしエコーだけが乳がんの可能性ありと言われている場合、針生検したらやはり乳がんの可能性は高いのでしょうか??
そこまで乳がんの可能性がありと思っているなら、何故すぐに針生針などの検査をしないのか疑問です。
普通ならこれをすれば確定診断となるのですよね?
何か別の理由があるのでしたら、わかりませんが。
よく一緒に温泉など行ったりしますが、見た目の症状は特に何もありません。
田澤先生は初めから疑わしいのであれば、細胞診より生検するべきと書いていたので、友達から検査の話を聞く度に不安になり、さらには細胞診の後にMRI検査をしたと聞き、私も検査の流れがよく分からずごっちゃになっています。
駄目なら病院を変えた方がいいと言ってあげたいですし、検査の流れが合っているのなら安心できます。
検査結果など見ていないので私もわからないこと多く、次の生検で結果は分かると思うのですが、その前に不安な事が多かった為質問させて頂きました。
私自身理解出来ていない事も多く、まとまりの無い文章かもしれませんが、どうぞ宜しくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
メール内容を読みました。
正直にコメントしますが…
かなり問題のある診療です。(久しぶりに「長々と」コメントをしてしまいました。
それくらい患者さんに立つと「酷い」診療なのです)
「エコーで8割乳がん」と言われている以上、(実際の所見が本当に、そのくらい怪しいのかは別として)100%確定診断をつけなくてはいけません。(その医師自身は「そこまで怪しくないよなー」と、もしも思っていたとしても検診の場で患者さんがそういわれた以上、「極めて早急に」確定診断をつける義務が発生するのです)←まずこの意識がその医師にあるのかどうか?(そこからして問題です)
問題点1 何故細胞診を行うのか??
(繰り返しますが)その医師が実はそれほど癌をうたがっていないと仮定しても、
「癌なら癌」「良性なら良性」と早急に確定診断しなくてはならないのに、そもそも細胞診を選択している時点で「何故???」と大いに疑問符がつきます。
☆通常は(私であれば)
  1.実際に癌で間違いないと思える所見の場合
   →ばね式針生検もしくはCELERO(これらでも100%診断がつきます)
  2.実際は「良性の可能性もあるな」という所見の場合
   →MMTEしかありません。(良性なら絶対に良性と証明するには、広範囲に採取して「良性と出たときに、絶対に(100%)良性です」と言い切らなければいけないからです)
☆☆それでは、なぜこの医師は細胞診を選択しているのか
  (想像の域をでませんが)診療経験が浅く針生検を怖がっている(細胞診しか普段行っていない)可能性があります。
問題点2 何故細胞診を2回行うのか??
 常識的にいって、(初回の細胞診結果が何であれ「検体不適正」だったのかもしれませんが)検診の場で癌を疑われている以上、もう一度細胞診を行うなど非常識であり、当然「今度ことは」組織診(ばね式にしろ、CELEROにしろMMTEにしろ)を行うべきです。
 担当医の「この行動」から、「それ程」まで何故「頑なに」組織診を避けるのか??となると、上記問題点の1にコメントした通り「細胞診以外の手技に自信がないのでは??」と想像させるのです。
問題点3 診断目的にMRIを撮影している。
 診断目的でMRIを使用している時点で(「その医師の診断が信頼に値しない」と
(私は)判断しています。
「そこまで乳がんの可能性がありと思っているなら、何故すぐに針生針などの検査をしないのか疑問」
→まさに、その通りです。(上記問題点1および2)
 
「普通ならこれをすれば確定診断となるのですよね?」
→その通り。
「何か別の理由があるのでしたら、わかりませんが。」
→その通り、ここまでくると「(自らの)組織診の手技に自信が無い」と疑われても仕方が無いでしょう。
重要なことは…
「確定診断をつけて、このうやむやな状態から終止符を打つこと」です。
繰り返しますが「エコーで8割乳癌」と言われている以上、(実際は良性だとしても)、ここで決着をつけなくてはならないのです。
決着とは100%確定診断です。(けっして、「3か月様子を見ましょう」ではありません)
結果的に
良性なら「安心」だし、癌なら「早期発見」を目指すべきなのです。
 
 

 

質問者様から 【質問2 】

エコー検査で8割乳がんと言われた
性別:女性
年齢:31歳
田澤先生こんにちは。
前回の質問、丁寧にご返信ありがとうございました。
とても分かりやすかったです。
返信内容を確認して、とても不安になり友達に返信内容を頑張って伝えたところ、私が勘違いしていた部分もあり訂正させて頂き、改めて不安な事があり質問させて頂きたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
【友達の検査の流れ】
4月末にエコーで8割乳がんと言われた(悪性の可能性あり、癌でも早期、と言われたみたいです)→マンモグラフィー(異常なし)→細胞診1回(異常なし)→組織診1回(バネ式のやつと言っていました)異常なし→6月上旬MRI(異常なし)の流れみたいです。
☆私が勘違いをしていた点(大変申し訳ありません)
前回、細胞診を2回したと書いていましたが
→細胞診は1回で、その次にバネ式の組織診を1回していたという点です。
(細胞診+組織診で計2回でした)
そして、それでも分からずMRIをしたそうです。
更にそれでも分からないから、次は広範囲にメスを使って組織をとる検査を再度すると言っていました。
(針を刺す検査3回目)
先生が返信くださった、MMTEの事だと思います。
バネ式の生検して良性とでたのに、更にMMTEする必要はあるのでしょうか?
まだ100%良性です、とは言い切れない状態という事でしょうか?
田澤先生は
1.実際に癌で間違いないと思える所見の場合
   →ばね式針生検もしくはCELERO(これらでも100%診断がつきます)
と返信くださっていたので、友達はバネ式の生検をしたのに未だ分からないという結果に疑問を感じてしまいました。
組織が取れにくい場所にあれば、違う生検を2回行うことはありますか?
次でさすがに確定診断がつくのでしょうけど(そう思いたいです)、万が一その結果が良性だとしても、他の病院行って再検査をするべきだと友達に伝えたほうがいいでしょうか?
私自身、検査はエコー検査しかした事なく、検査についてよく分からないのですが、第三者からみても時間がかかっているし、おかしいと勝手に疑っています。
お忙しい中、丁寧にご回答くださったのに、最初の質問に私の勘違いで間違っていた部分があり大変申し訳ありませんでした。
今回もどうぞ宜しくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
質問者は「外科的生検」と「MMTE」を勘違いしていますね?
今週のコラム134回目  これでADHならば「ADHは確定診断」してもいいのです。(FEAも同様)』及び、『今週のコラム 104回目 バネ式針生検の登場は、(あたかも全自動洗濯機の登場のように)現場を変えたのです。』をご参照ください。
「更にそれでも分からないから、次は広範囲にメスを使って組織をとる」
→これは「外科的生検」です。
 この表現からだけでは断定できませんが…
 Excisional biopsyよりはincisional biopsyを想像します。
「先生が返信くださった、MMTEの事だと思います。」
→外科的生検(上記 excisionalもしくはincisionalのどちらなのかは不明)のようです。
「組織が取れにくい場所にあれば、違う生検を2回行うことはありますか?」
→あります。(本来は、画像所見を見て、最初から最適なデバイスを選択すべきですが…)
 前医で針生検「良性」との結果で心配→当院でMMTEを行い「癌の診断」のパターンは「かなり、しばしば」経験します。『今週のコラム 106回目 「前医でCNB(バネ式)良性」を信じられない私をご理解ください。』をご参照のこと
「万が一その結果が良性だとしても、他の病院行って再検査をするべきだと友達に伝えたほうがいいでしょうか?」
→外科的生検なら「外す」ことはなさそうです。
 まずは(その)「病理結果を待つ」ことで問題ないでしょう。
 ☆これが、「経過をみましょう」だったら問題だったわけですが…
「第三者からみても時間がかかっているし、おかしいと勝手に疑っています。」
→前回、回答したように…
 診断手技の精度や「選択するデバイス(細胞診なのかばね式なのか、CELEROなのかMMTEとすべきなのか)」に問題があったため難航しているようですが、「外科的生検」で失敗は無いでしょう。
 まずは見守ることです。
 
 

 

質問者様から 【質問3 エコー検査で8割乳がんといわれた】

性別:女性
年齢:31歳
田澤先生、こんにちは。
いつもお忙しい中、ご返信くださり本当にありがとうございます。
友達のことではありますが、自分ごとの様に毎日このQandAコーナーをみて気持ちを落ち着かせています。
もちろんコラム等も毎日の日課みたいに読んでます。
ご指摘くださった、外科的生検とMMTEの件、勘違いしておりました。
また1つ勉強になりました、ありがとうございます!!!
友達の件で、また質問させてください。
何度もすみません、宜しくお願い致します。
再度検査に行った所、外科的生検ってやつだった?と聞いたら「マンモトームってやつだった」と言っていました。
(友達はメスを使ってと言っていましたが、麻酔のことだったみたいです。
紛らわしくてすみません)
2度目の組織診をしたみたいで
昨日、結果が出て良性とのことでした。
そして、年末まで経過をみましょうと言われたみたいです。
ここまで様々な検査を行い、エコーで乳がんの可能性ありと言われた以外、他の検査は全て良性とのこと。
【流れ】エコー→マンモグラフィ→細胞診→バネ式生検→MRI→マンモトーム生検
経過観察と言われているのが、どうしてもモヤモヤしてしまうのですが、それはまだグレーゾーンという意味でしょうか?
友達は検査を何回も何回もしているので、田澤先生みたいに生検ですぐ白黒判断出来るような、経験豊富な先生でないことは明らかです。
(病院選びがいかに大事なのか今回の件でよく分かりました)
この状態(経過観察しましょう)は、100%確定診断されてないということなのでしょうか?
友達も良性と言われてもまだ不安そうです。
田澤先生は
前医で針生検「良性」との結果で心配→当院でMMTEを行い「癌の診断」のパターンは「かなり、しばしば」経験します。
と書いてくださっていたので、友達がこれに当てはまるのは避けたいのです。
経過観察と言われている以上、セカンドオピニオンしてハッキリさせる方がいいですよね?
ただ何回も針をさしているので、友達のカラダは大丈夫なのか心配ですが。。
先生のご意見が聞けたら幸いです。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
なるほど、事情は解りました。
「前医で針生検「良性」との結果で心配→当院でMMTEを行い「癌の診断」のパターンは「かなり、しばしば」経験します。と書いてくださっていたので、友達がこれに当てはまるのは避けたい」
→ただ、今回は少し違いますね。
 質問者(の友人)の場合には
 「細胞診」→「ばね式針生検」→「マンモトーム」 をやってますよね?
 
 通常は「ばね式針生検で良性」→経過観察となっているケースが多く、それを当院で「マンモトームして診断している」のです。
 その意味では、「マンモトームまでしていて良性なら安心」と考えてもいいでしょう。(逆に言うと、そこまでして誤診するようなら、成り立たないでしょう)
「経過観察と言われている以上、セカンドオピニオンしてハッキリさせる方がいいですよね?」
「ただ何回も針をさしているので、友達のカラダは大丈夫なのか心配」

→「マンモトームをして良性という診断」をその医師自身が確信を持っているかどうか?
 「確信がもてない(マンモトーム手技に自信がない)から、年末に再診してもらう」という程度の診断能力ならば… 
 そこで、診療を継続する意味があるとは(私には)思えません。
 





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