乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:5185]
性別:女性
年齢:41歳
 
こんにちは。
はじめまして。
 
昨年7月に右胸の右上あたりに小さなしこり(たぶん1cm未満)2つほどがあるのを自覚したので、乳腺外科のある病院を探して近くの内科で紹介状を書いてもらい受診しました。
 
そこではマンモとエコーの検査をしてもらったのですが乳がんではなく水が溜まっているとの事で、細胞診はしなくてもいいと思うけどする?と聞かれ、必要ないならしませんと答え、そこでの診察は終了しました。
その後、今年の2月に町の無料で出来るマンモによる乳がん検診を受け、そこでも問題無しとの結果でした。
 
でも6月頃、しこりのあったところをなんとなく触ると、しこりが増えて大きくなっていました。
え、と思いましたが、そんなに気にせず、数週間後の今月7月に乳腺外科のある去年とは違う病院に行き、その日にマンモとエコーをしてもらったのですが、エコーの先生にこれは疑わしいと言われ、2週間後くらいに細胞診の予約をとってもらいました。
1番大きい1.5cm程の細胞をとってもらったのですが、結果はクラス5で、MRIをその日のうちにして明日針生検をします。
疑問なのは、去年の7月に診てもらったしこりは本当に乳がんではなかったのか?
今年2月に検診を受けた時にはこんなに大きく増えたりしていなかったしこりが4カ月程度でこんなに増えて大きくなったりするものなのか?
 
今回の病院で最初にエコーしてもらった時には脇のリンパに腫れは見当たらないと言われたのに、細胞診の時には脇のリンパに腫れがあると言われ、2週間でこんなに変化するものなのか?
2歳と5歳の子供がいるので、死ぬ訳にはいかないのですが、どうすれば死を回避出来るのでしょうか?
1番大きいしこりが1.5cmほどでしたが、もしかしたらほかのしこりと繋がっている可能性もあり、不安でたまりません。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
 
画像所見は見ていませんが、診療の流れからして想像ができます。
「腫瘤非形成性病変」と推測します。
 
昨年7月の時点で「乳がんではなく水が溜まっている」というコメントからは、その時点の所見は多発のう胞(2つですが)に見える「小腫瘤(乳管内病変)の集簇だった」と想像できます。
 ♯「トップページ」の「腫瘤非形成性病変」のエコー写真をみてください。
   上から2段目の「多発のう胞(乳腺症)」と「多発小腫瘤(乳癌)」が画像上区別しづらいことが解るでしょう。
この所見では(当然)今年2月のマンモでは写りません(エコーをしたら、いよいよ
「腫瘤非形成性病変」らしく見えて、要精査となっていたと想像します)
 
「疑問なのは、去年の7月に診てもらったしこりは本当に乳がんではなかったのか?」
⇒その通りだと思います。
 腫瘤非形成性病変として捉えるべきだったのでしょう(内科の先生から紹介されたくらいなのだから)
 
「4カ月程度でこんなに増えて大きくなったりするものなのか?」
⇒エコーをしなくては解りませんし、そもそも
 腫瘤非形成性病変は「複数の乳管内病変の一つ一つが増大」するために(1つの腫瘍が徐々に大きくなるのとは異なり)「いきなり大きくなる」ように感じるのです。
(決して、急速に増大しているわけではありません)
 
「2週間でこんなに変化するものなのか?」
⇒それは「所見の取り方の違い」だと思います。
 実際は同じ所見でしょう。
 
「2歳と5歳の子供がいるので、死ぬ訳にはいかないのですが、どうすれば死を回避出来るのでしょうか?」
⇒きちんとした治療をすることです。
 このメール内容を読んで想像するには…
 非浸潤癌の拡がり(一部で浸潤しているかもしれませんが)であり、決して進行したものではないと思います。
 
「1番大きいしこりが1.5cmほどでしたが、もしかしたらほかのしこりと繋がっている可能性」
⇒普通に考えれば…
 乳管内病変として連続していると思います。
 乳管内に1箇所病変ができ、それが乳管内を増殖し「ところどころでシコリを形成」した「一連の病変」というイメージです。
 ♯一番大きなシコリが1.5cmであれば、十分な早期癌です。(そのシコリさえも拡張した乳管内の腫瘍=非浸潤癌)の可能性さえありそうです。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

乳がん 進行について
性別:女性
年齢:41歳
 
先日、管理番号5185 乳がん 進行についてという題で質問させていただいた者です。
検査結果が出るまでの物凄く不安な時に、知識のある方に
お返事をいただく事がこんなにも安心するものなんだと、先生にはとても感謝しております。
ありがとうございました。
 
針生検の結果が出、浸潤性乳管がん(乳管内進展タイプ)と診断されました。
ER 3+(90%)、PgR 3+(80%)、HER2 1+(陰性)、ki67 23%でルミナールAだと言われました。
リンパ節転移は、エコーではなさそうだとの事でした。
けっこう散らばっているので全摘になると言われています。
 
診断してもらった病院では形成外科がなく、再建を考えているならほかの病院になると言われ、手術が遅くならないか先生に聞いてもらったところ、どちらの病院も手術の待ちは同じくらいだったので形成外科のある病院で手術を受けることになりました。
その形成外科のある病院は県でも1番手術数が多いところですが、1年前5ミリと3ミリのしこりを乳がんではないと診断された病院です。
 
これからMRIの撮り直しやCT、マンモ、エコーの検査をしていきます。
(前の病院ではエコー、マンモ、MRIしかしていませんでした。)
骨シンチやPETはやらないみたいで、やらなくてもCTである程度わかります、と言われたのですが本当にやらなくても大丈夫でしょうか?
 
子供が赤ちゃんを産んだ時に子育てを手伝ってあげたいのでどうしても完治させて長生きしたいのですが、そのために私に出来る治療はどのようなものでしょうか?
 
同時再建は少しでも完治の妨げになるようであれば、別にしなくてもいいと思っているのですが、前の病院の先生からは妨げにはならないので大丈夫と言われたのでしようかと思っているのですが、先生はどう思われますか?
皮膚や乳頭を残すことも出来そうだけどと言われましたが、これも再発の可能性が上がったりしないのでしょうか?
ルミナールAとの診断で抗癌剤しなくてもホルモン療法だけでいいと思うといわれましたが、ki67の値が微妙な気がするのですが、抗癌剤をするメリットは私の場合には全然ないのでしょうか?
 
お忙しいところ申し訳ありませんが、回答いただけると助かります。
よろしくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
 
「浸潤性乳管がん(乳管内進展タイプ)」
⇒やはり、想像したとおりでしたね。
 乳管内を増殖するタイプ(腫瘤非形成性病変を呈しやすい)ということです。
 
「骨シンチやPETはやらないみたいで、やらなくてもCTである程度わかります、と言われたのですが本当にやらなくても大丈夫でしょうか?」
⇒もちろん。
 そもそも「CTも不要」です。
 遠隔転移はありません。
 
「そのために私に出来る治療はどのようなものでしょうか?」
⇒標準治療(手術+ホルモン療法)をすることです。
 
「先生はどう思われますか?」
⇒妨げにはなりません。
「皮膚や乳頭を残すことも出来そうだけどと言われましたが、これも再発の可能性が上がったりしないのでしょうか?」
⇒画像を見ていないので確実な評価はできませんが…
 本来「乳頭乳輪温存」は「乳頭から十分な距離がある」「腫瘍径が小さい」という条件が必要です。
 少しでも不安なら、これはお勧めしません。
 
「ki67の値が微妙な気がするのですが、抗癌剤をするメリットは私の場合には全然ないのでしょうか?」
⇒現時点では無いと思いますが…
 実際には「手術標本で病変全体で評価すべき」ものです。
 その上で「どうしても不安」ならOncotypeDXすればいいのです。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

治療について
性別:女性
年齢:41歳
 

前に2回、管理番号5185『乳がん 進行について』という題で質問させていただいていた者です。
いつも先生の回答で安心を得ることができ、感謝しております。
手術は右胸全摘出で乳頭の近くにも癌が見られたため乳輪乳頭と、癌の近くの皮膚もある程度切り取るとのことでした。
今月(上旬)日に同時再建手術を受け(上旬)日に退院し、今日病理の結果を聞きに行きました。
腕は上まで上がるようにはなりましたが、角度によってひきつれたツッパリ感のため痛みはあります。
これは時間と共にある程度マシにはなっていきますでしょうか?
病理の結果のコピーが欲しいとお願いしたのですが、それは出来ないと断られ、慌ててメモしました。
私の乳がんは乳管にあっちこっちにあって、ほとんどが非浸潤癌でその内の複数に浸潤癌があったとの事でした。
浸潤癌の大きさは12㎜くらいのものが複数あって(おそらく4、5個?)、1個だけのものに比べれば再発等のリスクは高くなるとの事でした。
(浸潤部分を1番大きいので見れば
12㎜だけど、それが4個あると浸潤部分は4cm以上になるから)
リンパ節にも転移はなく(センチネルリンパ節生検0/4)、ステージとしては一応I期という事になる。
脈管侵襲なし。
グレードは2でホルモン感受
性ER、PgR陽性、HER2 1+(陰性)、ki67は5~10%でルミナールAとの事でした。
ki67が術前の針生検の結果より低くなっていたので、もちろんホルモン療法だけを勧められるのだと思っていたのですが、抗がん剤をするかどうかを来週までに考えて来て下さいと言われました。
ホルモン療法だけだと再発率は10%程度で、抗がん剤で数%の上乗せがあるとのこと。
主治医に、もし私の立場ならどうしますか?と聞くと、そういう質問には答えられない、自分で考えて後悔しないよう答えを出すべきだと言われました。
それはそうなんでしょうけど、知識のある人の答えを聞いておきたかったのです…。
引っかかるのは、浸潤癌が複数個あるので再発リスクが高くなる、ということです。
どれくらい高くなるものなのでしょうか?
私の場合の生存率、ホルモン療法のみの再発率と、抗がん剤をプラスした再発率はどれくらいでしょうか?
また、抗がん剤はTC療法(3週間に1回を4回の3ヶ月)といわれましたが、ホルモン療法はどのようなものが最適でしょうか?
お忙しい中、申し訳ないですが教えて下さい。
お願い致します。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
それにしても、「無駄に心配させられている」患者さん達が多い事を悲しく思います。
「1個だけのものに比べれば再発等のリスクは高くなるとの事」
⇒誤りです。
 「最大浸潤径」が重要なのです。
「引っかかるのは、浸潤癌が複数個あるので再発リスクが高くなる、ということ」
⇒誤りです。(上記通り)
「ki67は5~10%でルミナールA」
⇒抗癌剤を勧める事自体、完全な「誤り」です。
「抗がん剤で数%の上乗せがあるとのこと。」
⇒これも誤りです。
 どうしても気になるならOncotypeDXすると解ります。(上乗せはありません)
「私の場合の生存率、ホルモン療法のみの再発率と、抗がん剤をプラスした再発率はどれくらいでしょうか?」
⇒おそらく…
 ホルモン療法のみで再発率は5%程度(抗癌剤による上乗せなし)
 生存率は98%以上でしょう。
 ♯これはOncotypeDXした場合に帰ってくるレポートを想像しています。
「ホルモン療法はどのようなものが最適でしょうか?」
⇒タモキシフェンです。(それ以外の選択肢はありません)
 
 

 

質問者様から 【質問4】

浸潤径について
性別:女性
年齢:41歳
 

先日は質問に回答いただき、ありがとうございました。
先生の回答に安心したのと同時にわからない事が出てきたので、教えて下さい。
 
前に進めず来週までに答えを出さないといけないので、すぐの質問お許しください。
私のように浸潤癌の腫瘍が複数あった場合、何個あっても一番大きな浸潤径でステージや化学療法追加するかを決めたりするようで浸潤径の合計は見ないようですが、それは何故なんでしょうか?
普通に考えると、浸潤癌は転移する能力を持った細胞の塊で、それらが小さくても何個もあれば、1個の大きい浸潤癌と細胞の数は変わらなくなり、ステージも再発率も浸潤径の合計で見た方がいいのでは?と思ってしまうのですが…。
それとも、再発率に関わるのは浸潤癌の細胞の数ではなく、その細胞がその大きさになるまでそこに居た時間が関係してくるのでしょうか?
 
そこがわからないので、抗がん剤をするかホルモン療法のみでいくかの決断がなかなかできません…。
抗がん剤をするかどうかで引っかかるのはグレード2と、浸潤径です。
主治医も世界的な決まりで言えば最大浸潤径で見るけど、浸潤径の合計で見る場合もあるし、決まってない…という感じの事を言っていました。
 
70歳80歳の人には抗がん剤は勧めないけど、まだまだ若いしお子さんも小さいので、後悔のないように選択して下さいと言われましたが、
知識がないので難しいです…。
浸潤癌がいっぱいあってその浸潤径の合計が5cm以上でも、抗がん剤の上乗せ効果はやっぱりないのでしょうか?
オンコタイプDXに提出するデータに腫瘍径、浸潤径はないとどこかで見ました。
なのでアジュバントオンラインで見てみようと思いましたが、
さっぱりわからず断念しました。
 
アジュバントオンラインでの生存率、
再発率を教えていただけませんでしょうか?
 
あつかましいお願いをして申し訳ありません。
どうかよろしくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
 
「ステージも再発率も浸潤径の合計で見た方がいいのでは?と思ってしまうのですが」
⇒質問者がどう思うのかは「勿論自由」ですが…
 私の回答に変更はありません。(私と議論しようとするのはおやめください『このQandAは、あくまでも私が『一方的に回答する場』です。それを「信用するかどうかは質問者の自由」ですが『反論するのはお止めください』』を確認してください)
 
「アジュバントオンラインでの生存率、再発率を教えていただけませんでしょうか?」
⇒ルミナールAとBが混ざっているデータを示すことは無意味なので止めています。

 
 

 

質問者様から 【質問5 乳がん 転移】

性別:女性
年齢:42歳
病名:乳がん
症状:エコーで黒い丸の影

以前「管理番号5185 乳がん 進行について」で質問させていただいた者です。

昨年9月に乳がんの手術を受け、現在リュープリンとノルバデックスのホルモン治療をしています。

その時先生にも質問させていただき、大変助かりました。
ありがとうございました。

本日、一年検診の検査をしてきたのですが、エコーの時に気になる大きめの黒い丸が何個かあったので、不安でしょうがなくなりこちらに質問させていただきました。

場所は手術した右胸の上の方、鎖骨より下でした。

転移ではなく黒い丸がある事はあるのでしょうか?
管理番号2087の先生の回答に載っているエコーの画像の転移性リンパ節の画像に似ていました。

これは、転移している可能性が高いのでしょうか?
自覚症状は特にありません。

検査はまだ骨シンチと腹部エコーが残っていて、結果は来月の半ばになるのでそれまですごく不安で…。

ステージ1のルミナールAで、再発率は5%程度と先生にも教えていただき安心しきっていたのですが、その5%にあたってしまったのでしょうか?
もし転移だとしたらもう治らないのでしょうか?手術などして完治は目指せるのでしょうか。

お忙しいところ申し訳ありませんが、教えて下さい。
よろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。

「エコーの時に気になる大きめの黒い丸が何個かあった」
→血管の断面ではないかと思います。(考えてみてください。管の断面は丸ですよね?)

 ★その丸が「リンパ節」なのか「血管」なのか、画像を見ていない私に解りようがありません。(結果を待ちましょう)





「 乳がん Q and A 」直近の更新









サイト内検索

記事や皆様の質問の検索には、「サイト内検索」を使用してください。

例)乳がん しこり
例)脇の下 しこり
例)しこり 痛み
例)線維腺腫 (←誤字に注意)
例)乳腺症

*検索したい文字を正確に入力してください。
「石灰化」で検索したい場合…
(○)石灰化
(×)石灰か *「か」だけ「ひらがな」になっている。
(×)せっかいか *「ひらがな」になっている。



乳がんや乳腺の疾患に関する質問を受け付けています。

乳がんや乳腺の疾患に関する質問はこちらかどうぞ。