乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:6951]
性別:女性
年齢:57歳
病名:
症状:胸のしこり

先日11月の初め、入浴時に左乳房の乳頭が陥没しているのを見つけました。
翌日近所の乳腺科のクリニックを受診。
結果乳がんの疑いが濃く、大きな病院を紹介してもらい受診しました。
検査は、約Ⅰ週間の間にエコー、針生検、CT、骨シンチの検査をしました。
がんは、左乳房に1cm~3cmのものが散らばっていて、乳頭の下(奥)にもあるようです。
左腋下のリンパにも3か所あります。
昨日、結果を踏まえて治療方針の説明を受けました。
ステージはⅢa、針生検の結果では小葉がんで
あるか悪性リンパ腫も否定できないので、別の検査に出しているため当日にがんの性質が確定できませんでした。
そのため、一般的な乳がん治療と悪性リンパ腫であった場合の治療方法の説明でした。

質問1:乳がんで悪性リンパ腫にかかる確率はどれくらいでしょうか?
質問2:治療方針の説明の中で、ステージⅢaなので手術は全摘。
再建については、Ⅲaでは同時再建が保険適用にならないのでしない。
術後落ち着いてから、乳房を再建したいと思ったら手術すればいいと言われました。
私は再建は是非に思っていたのですが、諦め気味に聞こえた主治医の言葉に言葉を失いました。
再建手術は難しいのでしょうか?
 がんというだけで頭がいっぱいです。
きちんと自分の気持や疑問を表現しなければと思うのですが、難しいです。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

針生検して「乳癌か悪性リンパ腫か区別つかない」など、ありえないことです。
乳腺に起こる(乳癌以外の)「唯一の悪性腫瘍」が悪性リンパ腫ですが、その頻度は圧倒的に低い
 簡単に言えば、私がこの3年間で乳癌の診断手術したのが約1000件ですが、悪性リンパ腫は(記憶では)2例しかありません。つまり1/500=0.2%程度

更に言えば…
悪性リンパ腫は針生検で乳がんと鑑別を要するなどということはありません。(上記2例も「最初から」悪性リンパ腫です)

★「大学病院の若い医師」が経験不足から行った針生検で「検体量が少ない」場合に、そのようになることがあります。(結局取り直して「乳癌」となっています)
 質問者も「大きな病院を紹介してもらい」とありますので、おそらく(単に、検体量が少ないもしくは正しくない部位を採取したがために、そのようになっているだけで)結局は普通の「乳癌」となりそうです。

「質問1:乳がんで悪性リンパ腫にかかる確率はどれくらいでしょうか?」
→冒頭でコメントしたように…
 殆どありません。 (検体不適正なだけでしょう)

「再建手術は難しいのでしょうか?」
→そんなことはありません。

 ただリンパ節転移がある場合には「同時再建は不適切」です。
 また「放射線照射」した場合には、再建術式に制限がいくらかありますが、(治療終了後)半年すれば2次再建はできます。





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