[管理番号:1992]
性別:女性
年齢:39歳
先月、乳ガン検診で石灰化と膿疱を指摘されました。
とくに説明なく一年後で良いでしょうと淡々と言われ質問も出来ずに帰ってきました。
今になって色々考えて不安になりこのサイトを見つけ質問させて頂こうと思いました。
石灰化とか膿疱を持っている人は、持っていない人よりも癌になる確率は高いのでしょうか?
膿疱とはいったい何なのですか?
半年前にエコーを受けたときは何も指摘されなかったのですがこの半年で膿疱ができたのでしょうか?でしたらそんな短期間で出来るものなのでしょうか?
今後増えたり大きくなっても大丈夫なのでしょうか?
色々質問してすみません。
宜しくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
嚢胞は「乳管が詰まって、(乳管内を流れている)液体が貯留したもの」です。つまり、ただの「水」です。
石灰化の原因の99%が「癌以外の原因」で起こります。
♯トップページの「石灰化」を是非ご参照ください。
「石灰化とか膿疱を持っている人は、持っていない人よりも癌になる確率は高いのでしょうか?」
⇒「石灰化」も「嚢胞」もかなり多くの人が持っています。
まず「石灰化」は癌にはなりません。
「癌が原因で起こる石灰化」は、あっても「石灰化が原因でおこる癌」は無いのです。
「膿疱とはいったい何なのですか?」
⇒冒頭でコメントしたように「乳管が閉塞して内部の液体が貯まった」ものです。
「半年前にエコーを受けたときは何も指摘されなかったのですがこの半年で膿疱ができたのでしょうか?」
⇒そうであったも、何らおかしくはありません。
「そんな短期間で出来るものなのでしょうか?」
⇒「女性ホルモン分泌により線維化が起きて、乳管が閉塞したりする」のです。
「今後増えたり大きくなっても大丈夫なのでしょうか?」
⇒全く問題ありません。
「嚢胞」は放っておきましょう。