[管理番号:6651]
性別:女性
年齢:37歳
はじめまして。
宜しくお願い致します。
昨日、定期的に通っている乳腺外科へ乳癌検診に行きました所、「あれ、こんなの前からあったっけ。
カテゴリー3だなぁ、まあ若いしたぶんホルモンの関係だろうね、MRIしてくる?まあ、半年様子見て考えましょう。」という何とも曖昧な診察でした。
カテゴリー3という言葉に動揺し何も質問せず帰宅してしまいました。
帰宅後エコーの感熱紙を見て自分なりに調べました所、「全長2.8cm集蔟性のある膿疱」かと思っています。
マンモグラフィーは石灰化はあるものの、1年前と比べ同じもしくは減っていると言われた事は覚えています。
①このまま半年様子見で大丈夫なのか。
どこかでMRIをしてくればいいのか。
どこかでマンモトームをしてくればいいのか。
②半年も待てる精神力はないのでできれば田澤先生の所にお伺いしたいのですが、可能でしょうか。
お忙しい中恐縮です。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「局所的」な「嚢胞の集蔟」は「腫瘤非形成性病変=カテゴリー3」となる場合があります。
このケースではほとんど(80%以上)が良性(乳腺症の部分症)であり、癌の可能性は20%以下となります。
「①このまま半年様子見で大丈夫なのか。」
→大きな問題はありません。
選択肢としては「半年後の経過観察」もしくは「マンモトームで白黒つける」のどちらかとなります。
「どこかでMRIをしてくればいいのか。」
→全く無意味。
MRIは、診断目的で用いてはいけません。(MRI的免罪符を、その医師に与えるだけであり、百害あって一利なしです)『今週のコラム 56回目 超音波で異常所見があるのに、MRIで異常がないから大丈夫。など、とんでもない診療です。』をご参照のこと
「どこかでマンモトームをしてくればいいのか。」
→それで白黒つく(100%確定診断)となります。
ただし、腫瘤非形成性病変を100%確定診断するには、「熟練した術者が、広範囲にきっちりと組織採取すること」が条件です。
「②半年も待てる精神力はないのでできれば田澤先生の所にお伺いしたいのですが、可能でしょうか。」
→市川でMMTEすればいいわけです。
緊急性は無いとは思いますが、2か月以内(遅くとも3か月)で案内できると思います。(秘書メールしてみてください)
秘書室へメールは、
各ページの右上にある 「秘書室へメール」からご相談ください。
もしくは、こちらのリンクをクリックしてください。
質問者様から 【結果2 ありがとうございました。】
性別:女性
年齢:37歳
病名:
田澤先生の診察:[診察あり]
田澤先生の手術:[手術なし]
管理番号6651でございます。
お忙しい中、診察をして下さり非常に恐縮をしているところです。
3ヶ月前にかかりつけのクリニックから、散々、悪性を疑う色々と不安な発言があり気に病んでいました。
本日、田澤先生のお優しくなおかつ適切な診察のおかげで、良性と診断が下りまして、心が軽くなり本当に安心感のある診察をありがとうございました。
と同時にお忙しい中、診察をして下さり本当に恐縮しています。時節柄どうぞご自愛くださいませ。
<Q&A結果>