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[管理番号:7864]
性別:女性
年齢:31歳
病名:
症状:胸のしこり、乳房痛

2週間ほど前から右胸だけ鈍痛があります。

生理前ならだいたい胸が張り痛むのですが、今回は全然胸が張らず、生理中はなんとなく
時々奥の方でチクチクというか鈍痛があり生理が終わればよくなるだろうと思いましたが、まだ痛みます。

生理が終わったあたりでマッサージでうつぶせに寝たのですが、右胸が痛くてとても心配になりました。

元々、昔からうつぶせに寝ると胸がぶつれて痛い体質でしたがここまで痛い、さらに右だけ痛むことはなかったので心配になりました。

感覚的には胸が張っているときのような感覚に近いです。

あと、乳首周りのできもの?も前より大きくなった部分もあり、そこも押すと痛むときがあります。

10年ほど前から両胸にしこりがあり、
今年8月の乳腺外科でのエコーでは右胸にひとつだけあった嚢胞?がなくなったと言われています。
(今年2月にこちらだけ細胞診しています)
左胸には6㎜ほどの嚢胞があります。

マンモグラフィは年齢的に積極的にするものではないと言うことで、最後検査したのは3、4年ほどです。

今はだいぶ痛みも減ってはきましたが、まだうつぶせになると右胸の真ん中あたりが痛みます。

乳腺炎なのでしょうか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

乳腺には簡単には炎症(乳腺炎)は起きません。
それは何故か?
そもそも炎症を起こす部位には「それなりの理由」があるからです。

喉、鼻⇒気道なので空気からウイルスが入り、その外敵との炎症の場となる。
胃⇒食物を消化するために、胃酸がでるので、これが胃壁に炎症を起こしうる。
腸⇒腸内細菌や、食事からの細菌で溢れているので容易に炎症が起こりうる。

それに対して乳腺は、外から細菌やウイルスが侵入する経路が無いし、破壊するような消化酵素も出しません。

★それでは乳腺炎は、どういう時に起こるのか?
1.うっ滞性乳腺炎
 これは授乳期にミルクがうっ滞して起こります。
 ミルクは高栄養価であり、かつ(授乳期は分泌が激しいので、逆行性に最近が乳頭から入りうる)

2.乳輪下乳腺炎
 これは陥没乳頭などで、乳管開口部の皮膚(垢)が内部に入り込み感染を起こす。

3.肉芽腫性乳腺炎
 これは感染ではなく、自己免疫が原因と言われています。

「乳腺炎なのでしょうか?」
⇒乳腺には、そう簡単には炎症は起こりません。

 質問者は明らかに「ストレスによる卵巣不安定」⇒「ホルモン刺激症状」です。
(所謂「乳腺症」です。「乳腺炎」ではありません)
 『今週のコラム 111回目 大事なことは、これら①~④の病気など世の中には無いのです。それは(我々医師には)自明なことなのです。





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