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石灰化、マンモトームで、確定できず。外科生検が必要か、経過観察かなやんでいます。

[管理番号:6775]
性別:女性
年齢:51歳
病名:
症状:カテゴリー4 の石灰化

3月の市民検診で、多形性集ぞく型の石灰化が見つかりカテゴリー4と言われ、8月にマンモトーム生検を受けました。

4ミリと小さくほぼ全て取り切ったと言われましたが、結果は非湿潤乳がんを否定できずです。
悪い物が混じってはいるが検体が少なくて確定出来ない。

経過観察で良いと思うが、どうしてもと言うなら外科生検で周りを大きめに取り除いて調べる事もできると言われました。

その先生は、カテゴリー4 であるのに、マンモの画像を見て「99%良性だから大丈夫、経験あるから分かる」と楽観的だったのを私がお願いして、マンモトームしていただいた経緯もあり、少し不安なので、乳腺専門病院を紹介していただきました。

新しい病院の先生はマンモグラフィーの結果、全て取り切れているようだし、周りに見えないのが残っていても、あるかないか分からないものにモノのために今外科生検をするより、悪性でもおとなしいタイプの乳がんだから、経過観察が標準だとおっしゃいます。
非湿潤なら、生涯そのままかもしれないと言う考えもお持ちな感じです。

今は、その新しい病院で、前にマンモトームで取った検体の病理判定待ちです。

そこで質問です。

①小さい非湿潤がんと診断されていても、取り出した結果、湿潤がんの場合があるようなので、やはり外科生検をした方が良いでしょうか?

②マンモトームで取り切れていて、画像に写ってないモノを今から周りを外科生検して、結果何も出なかった場合は、そのままで完治でしょうか?
放射線治療は不要でしょうか?

③そもそも、既に石灰化の残ってない状態で、新しい病院で外科生検を頼めるのでしょうか?

それと先生方が、経過観察を勧める理由は、場所の問題があります。

私はとても胸が小さく、乳輪の下浅いところにあり(ありました)。
見た目を犠牲にするほど急ぐものではないと言われます。

外科生検は皮膚は残せるとおっしゃいますが、残した皮膚が薄いと血流が悪くなり、壊死するとも言われました。

今後もし、悪性の場合
こんな理由で、乳頭が残せないなら温存する意味がないと思うのですが、それなら全摘をしてしまう方が良いのでしょうか?
この様な方はいらっしゃいますか?

長くなりましたが、いろいろ心配が尽きません。
どうぞアドバイス
をよろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

まず、今週のコラム『今週のコラム 134回目 これでADHならば「ADHは確定診断」してもいいのです。(FEAも同様)』『今週のコラム149回目 ここで重要なのは(FEAを)「放っておくと癌になる=前癌病変」との理解でいいのか?』をご参照ください。

「①小さい非湿潤がんと診断されていても、取り出した結果、湿潤がんの場合があるようなので、やはり外科生検をした方が良いでしょうか?」
→当然!(冒頭のコラムをよく読んでください)

「②マンモトームで取り切れていて、画像に写ってないモノを今から周りを外科生検して、結果何も出なかった場合は、そのままで完治でしょうか?」
「放射線治療は不要でしょうか?」

→その通りです。

「③そもそも、既に石灰化の残ってない状態で、新しい病院で外科生検を頼めるのでしょうか?」
→その医師が「どこまで理解しているのか?」それ次第でしょう。

「外科生検は皮膚は残せるとおっしゃいますが、残した皮膚が薄いと血流が悪くなり、壊死するとも言われました。」
→?
 ありえません。
 乳腺を切除するのに「皮膚は壊死しません」
 ご安心を。

「今後もし、悪性の場合こんな理由で、乳頭が残せないなら温存する意味がないと思うのですが、それなら全摘をしてしまう方が良いのでしょうか?この様な方はいらっしゃいますか?」
→乳頭に直接浸潤していない限り(質問者には到底当て嵌まりません)そんな心配はありません。
 ご安心を。