乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:7423]
性別:女性
年齢:47歳
病名:左乳がん
症状:脇の違和感、リンパ節のしこり

いつも頭の下がる思いで拝見しております。

47歳女性、出産経験なし。

2018年6月左乳房全摘、術後病理結果は非浸潤(無治療)です。
再建はしていません。

今年3月下旬より、左脇(術側)に何か挟まったような、強い違和感が続いています。

さらに窪みの奥にクリクリした小豆大のリンパ節を触れることに気づき、転移しているのではと不安でたまりません。

自分で触った感覚だと5mm以上はあり、 触るとクリクリと動きます。

体系はやせ型ですが、反対の右側はどうがんばっても触れません。

左側だけ脇のあたりがタプタプと腫れぼったく肉?が二重になっていて、違和感があるのは当然という感じです。
痛みはありません。

以前より癌が多くあった部分がチクチク疼くこともほぼ毎日のようにあります。

先月くらいから、じっとしていると腰の下あたりに嫌な痛みもあります。

4月下旬に受診、担当医は軽く触診し、これかなと言っていましたが、はっきりわからなかったようです。

技師によるエコーで見ていただきましたが、正常な構造を保ったリンパ節がいくつかあるとの結果でした。
ただ、患者指摘部位ははっきりわからずとのコメントがあり、私が触れているリンパ節を指しているのかわかりません。

術後直後も挟まった違和感はありましたが1ヶ月程でなくなり、今さら強い違和感が出て2ヶ月以上続いています。

術後から続いているなら後遺症かとも思えるのですが、転移してリンパの流れが悪くなっているのかと思ってしまいます。

また、診察の翌々日、鏡を見ると左の鎖骨のすぐ下に1cm弱の楕円の膨らみが浮き上がっていて血の気が引きました。
でも数十分でわからなくなってしまいました。

①田澤先生にエコー検査、必要に応じて細胞診していただくことは可能でしょうか。

技師さんも一生懸命見てくれているとは思いますが、その場で説明してくれないので、担当医のパソコンに写っているものが私の触れているしこりなのかわかりません。
診察室にはエコーはありませんので、主治医に見てもらうことはできません。

②術後の反応性腫大が一年近く経ってしこりとして残っていることはあるのでしょうか。
(反応性腫大と言われたわけではないです)

③乳がんの発見契機はマンモ圧迫による血性分泌(流れるほど)でした。
それから出血はずっと続いていましたが、エコーガイド下MMT生検を行ってから急に血が出なくなって逆にこわくなりました。

非浸潤でも生検で穴をあけたら、がん細胞がいっぱいの血が周囲に流れて、浸潤と同じになってしまわないのでしょうか。

組織型をいうと怒られそうですが、微小乳頭タイプが含まれていたようで、少しの浸潤でも転移しやすいのではということも不安の一因です。

記憶違いかもしれませんが、浸潤の見極めが難しいと前に読んだ気もします。
核クレードも3で、Her2も2+です。
(FISHは調べていません)

仕事も集中できなくなってきて、毎日何も楽しめず、ただただ不安と闘っています。

1ヶ月以上悩んだ末、どうしたらよいかわからず質問させていただきました。

<ご参考>
(術前)
・発見契機は検診のマンモ圧迫による血性分泌、分泌物の細胞診クラス3b
・MRIにてほぼ告知→左乳房EC領DCIS(約23×31×28mm)疑い
・エコーガイド下MMT→DCIS, solid+papillatry+micropapillary type
面疱壊死なし

(術後)
・ホルモン陽性:ER+PgR+
・核異形度:3(Ki67は調べず)
・HER2:陽性2+
・組織型:術前結果と同じとのこと
・センチネルリンパ転移なし

右側も数年前より集族性の石灰化があり、半年毎の経過観察です。

(石灰化はこの数年変化なし、術前のMRIも右は有意な染まりなし)

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

まずは冷静になりましょう。
「非浸潤癌で全摘」なのだから根治です。
腋窩リンパ節に再発する可能性は限りなくゼロに近いことは厳然たる事実として認識してください。

また技師エコーとはいえ、「明らかな所見がない」わけですから、やはり腋窩リンパ節再発の可能性は極めて低いというのが実際のところでしょう。

以上を踏まえたうえで、ただ「それでも不安」という気持ちも理解できますので、私がエコーして(必要あれば)細胞診するという100%安心な解決策を取るのもありです。

「①田澤先生にエコー検査、必要に応じて細胞診していただくことは可能でしょうか。」
→可能です。
 そして、それが唯一無二の安心感となるでしょう。

「②術後の反応性腫大が一年近く経ってしこりとして残っていることはあるのでしょうか。」
→それはあります。

「非浸潤でも生検で穴をあけたら、がん細胞がいっぱいの血が周囲に流れて、浸潤と同じになってしまわないのでしょうか。」
→全く違います。

「Her2も2+です。(FISHは調べていません)」
→非浸潤癌では「HER2]検査自体「保険適応外」です。(本来は行ってはいけません。主治医の責任です)
 FISHやらないのは当然です。(さすがに、非浸潤癌でFISHまでやる医師はいないでしょう。大学病院でさえも…)





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