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[管理番号:7025]
性別:女性
年齢:45歳
病名:
症状:

2010年10月、左乳房乳頭状癌、温存手術、放射線治療30回、ホルモン治療、
リュープリン2年、タモキシフェン5年で治療完了
2018年10月再発。
左乳癌術後、局所再発及び胸骨転移、内胸リンパ節転移疑い??(細胞診→CT→MRI→針生検→PET検査を実施?。
左胸の痛みは自覚しています)

8年前に乳がんで温存手術後、放射線治療、ホルモン治療(5年)おこないました。

今回局所再発(左乳房)と遠隔転移(胸骨と内胸リンパ節)が分かりました。

手術はせず、全身治療を優先するとのことで、ホルモン剤と分子標的薬の組み合わせを提示されました。
1.リュープリン+タモキシフェン(8年前の治療と同じ)
2.リュープリン+フェソロデックス+イブランス
3.リュープリン+フェソロデックス+べージニオ
4.リュープリン+フェマーラ(イブランスかべージニオを組み合わせる方法もあり)
5.リュープリン+アナストロゾール
プラスして、ランマークかゾナタの併用

①放射線治療は、8年前に30回おこなっています。
今回の治療では使用できないということでしょうか?
②抗がん剤を使用する必要はないでしょうか?
③病院から提示された中で、どれが良いと思われますか?
④先生は、どのような治療をお考えになりますか?
先生の見解をお聞かせいただきたいです。

宜しくお願いします。

2010年10月結果
免疫染色追加結果、ER:+++(80%以上陽
性)、PGR:+++(80%以上陽性)、
HER2 score 0+

2018年結果
免疫染色追加結果
ER:+,strong,>80%;J-score 3b;
Allred score IS3+PS5=8.
PgR:+,strong,>80%;J-score 3b;
Allred score IS3+PS5=8.
HER2:1+
・組織学的グレード分類(histological
grading)2
・核グレード分類(nuclear grading)
2
※左乳癌の再発と一致
※当腫瘍は浸潤性乳がんの再発として矛盾しません

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「左乳癌術後、局所再発及び胸骨転移、内胸リンパ節転移疑い」
→これは(メールには記載がありませんが)腫瘍が内側(胸骨に違い部位)なのですね?

 このケースは(時々)遭遇しますが、(規約上、遠隔転移とはなりますが)実際には以下の2パターンであることが多いです。
 1.局所の腫瘍がダイレクトに「胸骨傍リンパ節及び胸骨に浸潤」(近いから)
 2.腫瘍から(リンパ管にのって)「胸骨傍リンパ節へ転移→胸骨傍リンパ節が
(すぐ隣接している)胸骨へ直接浸潤」

 上記1.2いずれにしても(一般的な血流にのった遠隔転移ではなく)厳密に言えば「局所」の一部と言えます。

「①放射線治療は、8年前に30回おこなっています。今回の治療では使用できないということでしょうか?」
→通常「胸骨傍リンパ節」には「術後照射として」照射はしません。
 PS(胸骨傍リンパ節)及び胸骨には「照射可能(この場合は、重ならないような配慮が必要=トモセラピーが望ましい)」と思います。

「④先生は、どのような治療をお考えになりますか?」
→まず、ダイレクトに効く治療として「放射線照射」します。

 その後、抗がん剤をします。(質問者は抗がん剤未治療だから、相当効果が期待できます)

 ★上記2つで、かなり小さくなります。(画像上消失も、十分可能性あります)
  その後に「ホルモン療法単独」もしくは「ホルモン療法+分子標的薬(パルボシクリブもしくはアベマシクリブ)」で長期維持を狙います。





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