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構築の乱れの疑い

[管理番号:7876]
性別:女性
年齢:40歳
病名:
症状:特になし

2010年よりエコー検査で、左胸の「乳腺のう胞」を指摘されておりました。

マンモグラフィ検査では、左胸「乳腺腫瘤」と記載されています。

ところが、昨年度と今年度の結果は以下の通りでした。

2018年
マンモ:左側 乳房内リンパ節
エコー:左側 乳腺のう胞

2019年
マンモ:左側 構築の乱れの疑い
エコー:左側 乳腺のう胞

精密検査ではなく、年1の経過観察とされています。

マンモグラフィ検査の結果が毎年変化があるため、心配になっております。

今年私の母が乳がんと診断され、田澤先生に手術をして頂きました。

私も乳がんになる可能性が0ではないので、是非先生に診ていただきたいのですが、可能でしょうか?

その場合、江戸川病院に行けばいいのか、それとも市川がいいのかご指示を頂ければ幸いです。

お忙しいところ恐れ入りますが、宜しくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「マンモグラフィ検査の結果が毎年変化があるため、心配」
⇒マンモグラフィーとは…

 そんなものです。
 その理由は2つ
1.その時の「挟み方」によって異なる。
 ⇒マンモグラフィーは硬い物を潰して平面にして撮影しているので、「挟まれ方」によっては「構築の乱れ?」みたいに見えることはザラです。

2.マンモグラフィーを読影する者(医師)によって異なる。
 ⇒同じ画像を見ても、「正常」と判断する医師も「構築の乱れ?」と判断する医師もいます。

★マンモグラフィとは、上記1及び2のある検査なのです。(それを割り引いて、考えましょう)

今回エコーでは何もない(嚢胞だけですよね?)のだから「安心していい」のです。

「その場合、江戸川病院に行けばいいのか、それとも市川がいいのかご指示を頂ければ幸い」
⇒市川に電話して予約しましょう(緊急性はありません)
 ご安心を。

メディカルプラザ市川駅