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ルミナールB?抗ガン剤迷っています。

[管理番号:1634]
性別:女性
年齢:57歳
はじめまして。
数年前よりQ&Aを拝見、大変わかりやすい解説とご多忙の中の返答に頭が下がる思いです。
数年前に左胸マンモで石灰化→マンモトームで異常なし。今年右胸がエコー怪しく→マンモ→針生検となり、16㎜の乳管ガンと診断されました。リンパ節転移マイナスでしょうとの事。
温存可能との事でしたが、全摘希望して先月全摘とセンチネル生検をしました。
病理結果
アポクリン癌
リンパ節転移 陰性(0/8)
浸潤径13㎜
核異形度3
組織異形度3
リンパ管脈管侵襲なしKi67 56%
ホルモン感受性あり ER10~15% PGR10~15%ルミナールB
HER2 なし
断端陰性
主治医の先生はステージも1だし、初期なので抗ガン剤はやらなくてもいいと思いますとおっしゃっています。
気になるのが核異形度3、組織異形度3、Ki56%です。
アポクリン癌は100人に1人という珍しいものとの事でデーターも多分あまり無いかと思いますし、最も心配していた顔つきの数字にショックでした。
ホルモン感受性もかなり低値ですのでホルモン治療は効果あるのかも心配です。トリプルネガティブに近いでしょうか?
毎日眠れなく、何日も迷って先生に質問する事にした次第です。
副作用などかなり辛そうなコメントも目にして決められません。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
私がこの「乳がんプラザを始めたのは2014/7月」なので「数年前よりQandAを拝見」というのは、勘違いだと思いますが「それ程の存在感」を感じていただいているとしたら、ありがたいことです。
○私が気になったのは術前に「リンパ節転移マイナスでしょうとの事といいながら「術後の病理診断で0/8」となっている事です。
 センチネルリンパ節生検されなかったのでしょうか? 無駄に「腋窩郭清されていた」としたら残念に思います。(長期的な合併症のリスクを考えると…)
pT1c(13mm), pN0, luminalB
十分な早期乳癌です。
アポクリン癌、明らかな「予後良好群」と言えます。
担当医の「初期なので抗ガン剤はやらなくてもいいと思います」というコメントに私も同感します。
ただ「乳癌診療ガイドライン」では「アポクリン癌」は(髄様癌や小葉癌と同様に)「通常の乳管癌と同様の治療方針すべき」とされています。
♯実際は「予後良好」と思いますが、特殊型は「数が少ない」ので「治療方針の細分化は困難」なのです。(だから個別のエビデンスは不可能なのです)

回答

「ホルモン感受性もかなり低値ですのでホルモン治療は効果あるのかも心配です。トリプルネガティブに近いでしょうか?」
⇒全く違います。
 アポクリン癌は「特殊型」であり、そもそも「トリプルネガティブが多い」ことが解っています。
 ○ただ、(通常の)「乳管癌でのトリプルネガティブと同様に、抗がん剤すべきか」という点が議論となっていました。
 St.Gallen 2009では「髄様癌、アポクリン癌、腺様のう胞癌は本来低リスクのため、術後化学療法を必要としない(但し、リンパ節転移陰性であること、他の高転移性を表す因子が伴っていない事が条件である)」とありました。
 その意味では「質問者は低リスクとして化学療法は不要」となります。
 
 
「毎日眠れなく、何日も迷って」
⇒全く無用な心配と思います。
 乳癌診療ガイドラインでは「luminal Bとして化学療法が推奨される」となりますが、「基本的に、予後良好群」です。
 化学療法を行うかは担当医とよく相談してください(私であれば、決して無理には勧めません)
 ○再発低リスクです。その事をお忘れなく。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

先日は早速お返事いただきありがとうございました。
先生が気になると指摘されていた摘出リンパ節の件は、手術後の脇の痛み、感覚異常、腕の上がり具合が郭清の合併症と思えて先生に確認しましたがセンチネル生検したとの事でした。
アポクリン癌は大人しいと言われているようですが、ki67が56%でも当てはまりますか?
先生の回答の中で、抗ガン剤をしなくてよいのは、
リンパ節転移陰性、
他の高転移性を表す因子が伴っていない事とありました。
グレード3
ki67値が56%
は、高転移性を表す因子に当てはまらないでしょうか?
他の方の質問内容でも、こんな高値はあまり見かけません。こんな増殖能の早さの数値でもホルモン治療のみで大丈夫でしょうか?
ホルモン感受性も、0でなければ10~15%あれば陽性としてホルモン治療の効果を期待して良いのでしょうか?
長々と書いてしまい申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
先日の先生の回答で、少しずつ眠れるようになりました。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「アポクリン癌は大人しいと言われているようですが、ki67が56%でも当てはまりますか?」
⇒「Ki67=56%」は凄く高い数値ではありません。
腫瘍の性質は「Ki67=細胞分裂期にある細胞の割合」だけではありません。
「脈管侵襲が無い」ことも、重要なポイントです。
 
「ki67値が56%は、高転移性を表す因子に当てはまらないでしょうか?」
⇒Ki67は「細胞分裂=増殖」を表しています。
 転移とは意味合いが異なります。
 ○ただ、「luminal B」とはなるので、「アポクリン癌は乳管癌に準ずる」という「ガイドライン」に従うと「術後化学療法の適応」とはなります。
  
  NCCNのガイドラインでは「pT1b」では「トリプルネガティブでさえ、化学療法を考慮する(必須ではばい)」となるのです。
  其の辺については「担当医の匙加減」となるでしょう。
 
「こんな増殖能の早さの数値でもホルモン治療のみで大丈夫でしょうか?」
⇒それ程高い数値ではありません。
 pT1b, pN0なので、(私は)問題無いと思います。
  
「ホルモン感受性も、0でなければ10~15%あれば陽性としてホルモン治療の効果を期待して良いのでしょうか?」
⇒勿論期待できます。
 
○pT1bであれば「トリプルネガティブでさえも化学療法は必須ではない」のです。
 十分な早期癌です。
 「Ki67の数値」を気にし過ぎです。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

前回ルミナールBで抗ガン剤をするか相談させていただいた者です。
その節は丁寧な回答がありがたかったです。
あれから腫瘍内科の先生に見てもらったところ非浸潤部はホルモン受容体10~15%だけど浸潤部はマイナスという事でACを提案されて3クール終えました。
その後ホルモン療法を提案されています。
非浸潤部に少しでも適応があれば効果は期待出来るでしょうか?
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

「あれから腫瘍内科の先生に見てもらったところ非浸潤部はホルモン受容体10~15%だけど浸潤部はマイナスという事でACを提案されて3クール終えました。」
⇒pT1b, pN0であればたとえ、トリプルネガティブでも「抗がん剤無」という選択肢は有ったと思いますが、納得された治療であれば、問題ありません。
 
「その後ホルモン療法を提案されています。非浸潤部に少しでも適応があれば効果は期待出来るでしょうか?」
⇒これは微妙な感じがしますが、「副作用が許容範囲」ならば構わないでしょう。
 
 

 

質問者様から 【質問4】

早速のお返事ありがとうございます。
このサイトを訪れる、わらをも掴む思いの悩める者を救ってくださる事に本当に頭が下がる思いです。
今回、田澤先生は、私の場合トリプルネガティヴでも抗ガン剤は必須ではないとおっしゃって下さいました。
アポクリンガンではトリプルネガティヴが多いと以前先生がおっしゃっていたとおりでしたが腫瘍内科の先生にルミナールBからトリプルネガティヴとの変更を聞いた時は正直ショックでした。
主治医の先生はタキサン系は効果と副作用を考えて、やらなくてもいいとおっしゃっています。
私も副作用に関節痛とあるのでやりたくありません。
乳癌になる前より手足の関節が痛むので避けたいです。
先生もそう思われますか?ACプラスタキサン系はセットになってるようなので、追加した場合としない場合の再発率を知りたいです。
ホルモン療法の副作用も気になります。
微妙との事ですが、やっておいた方が安心ですか?
再発率も変わりますか?
お忙しい先生に何度も質問して申し訳ありませんが来週4回目のACなのでそれまでに気持ちを決めておきたいのでお許し下さい。
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
「このサイトを訪れる、わらをも掴む思いの悩める者を救ってくださる事」に本当に頭が下がる思いです。」
⇒その藁の一本に、このQandAがなれれば幸いです。
 
「タキサン系は効果と副作用を考えて、やらなくてもいい」「私も副作用に関節痛とある」「乳癌になる前より手足の関節が痛むので避けたい」
⇒副作用に危惧があれば、その選択でいいと思います。
 「術後補助療法」はあくまでも「再発予防」なので、「生活の質を落とさない」ことも重要なのです。
 
「先生もそう思われますか?」
⇒その通りです。
 「期待される」効果と副作用のバランスで決めるべきです。
 
「ACプラスタキサン系はセットになってるようなので、追加した場合としない場合の再発率を知りたいです。]

追加した場合 16%
追加しない場合 19%
 
「ホルモン療法の副作用も気になります。微妙との事ですが、やっておいた方が安心ですか?再発率も変わりますか?」
⇒効果は微妙ですが、「副作用は大した事がない」事が予測されるので、やってみてはどうでしょうか?(副作用が強ければ辞めてもいいと思います。)
 
 

 

質問者様から 【質問5】

何度も質問する事をお許し下さい。
このコーナーでの先生の的確で分かりやすいアドバイスが
どんなに不安な毎日の救いになってるか計り知れません。
トリプルネガティヴか、ルミナールBか…
非浸潤部がホルモン受容体10~15%、浸潤部がマイナスという微妙ななかで対側の予防にもなるとの事でホルモン治療を選ぼうと思いました。
ただ、母が骨粗鬆症なので骨粗鬆症になりやすいとの副作用も気になり、骨密度の検査をお願いし、主治医の先生に尋ねたところタモキシフェンは閉経前・閉経後の両方使用出来るという事で骨密度の結果でアリミデックスかタモキシフェンかどちらにするか決めましょうとなりました。
でも、調べると副作用に子宮ガンや卵巣にも影響ありと書いてあり、微妙な効果の治療で他のガンのリスクがあるのは疑問に思えます。
骨粗鬆症のリスクか、子宮ガンのリスクかなら骨粗鬆症の方を選びたいと思いました。
「副作用が酷ければ薬を変えたりやめることも出来る、
効果と副作用のバランスが大事。」と主治医の先生もおっしゃっていますが、途中で薬を変えたり出来るのでしょうか?
手術の時に同室だった方は
途中で薬は変えられないと別の先生から言われたと言っていました。
悩んでやっと答えを出しても次から次へと疑問や心配が出てきて、本当に辛いです。
そんな時にこのコーナーは本当に救いになっています。
田澤先生の御意見を聞かせて下さい。
宜しくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。
まず一言。
閉経後に行うアロマターゼインヒビターの「タモキシフェンに対しての優位性」は間違いありません。
「骨密度の低下」に関しては、女性である以上避けられないものであり、必要があれば「デノスマブ」の投与を併用すべきです。
 
「主治医の先生に尋ねたところタモキシフェンは閉経前・閉経後の両方使用出来るという事で
骨密度の結果でアリミデックスかタモキシフェンかどちらにするか決めましょう」
⇒私は反対です。
 骨密度が低ければ「デノスマブ」併用してアロマターゼインヒビターを用いるべきです。
 
「調べると副作用に子宮ガンや卵巣にも影響ありと書いてあり、微妙な効果の治療で他のガンのリスクがあるのは疑問」
⇒閉経前であれば、「唯一の適応」がタモキシフェンとなります。
 タモキシフェンは「乳癌の再発予防による乳癌死減少効果が、子宮体癌による有害事象よりも20倍ある」というバランスから推奨されるのです。
 
「途中で薬を変えたり出来るのでしょうか?」
⇒当然できます。
 
 

 

質問者様から 【質問6】

以前何度か質問させて頂いた者です。
毎回丁寧な回答を頂き本当に感謝しております。
前回微妙と回答を受けましたホルモン療法(アナストロゾール)を開始し3ヶ月経ちました。
先生のご意見を聞いたお陰で安心してタモキシフェンでなくアナストロゾールに決める事が出来ました。
ありがとうございました。
当初より倦怠感と手指の関節痛等ありますが我慢出来ないほどで
はないにしてもこの先の不安も有ります。
また、気になる事がありますので質問させて下さい。
質問1
以前の質問とかぶってしまい申し訳ありません。
私の場合浸潤部のホルモン感受性(ー)、非浸潤部(ER.PGR共に10~15%)という事でした。
乳がんの皆さんは両方(浸潤部+非浸潤部)あるのでしょうか?
両方の場合どちらでサブタイプを判断するのですか?両方の場合、田澤先生ならサブタイプはルミナールBとトリプルネガティヴのどちらとしますか?乳腺外科医の先生からは、少し前までは分けては考えておらずどちらかで(+)
であればホルモン療法をしていてエビデンスもあるとの事でした。
(腫瘍内科の先生とは当初は意見が分かれていました。)
再発率も無治療で20~30%、抗がん剤すると15~20%と聞いていますが
これはトリプルネガティヴで出した数値だと思うので両方の詳しい数値を教えていただけたら助かります。
質問2
浸潤部径1.3センチ、範囲1.3センチとはどういう大きさでしょうか?
手術前の画像ではひょうたんを横にしたような形でした。
質問3
主治医のパソコンのセンチネル生検の所に、迅速0/3、永久0/5とあるのが目に入ったのですが郭清とは違うのですか?センチネル生検したと確認済み(脇に傷はありません)です。
全摘手術→抗がん剤(ACのみ)→ホルモン療法と進み、今また質問させて頂くのは心苦しく思うのですがACだけではなくタキサン系もやっておけば良かったのか等考え出すとストレスが悪いと思ってもモヤモヤが晴れず夜もぐっすり眠れません。
本当にお手数をかけて申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
田澤先生も、体調崩しやすい季節ですのでどうぞご自愛下さい。
 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは。田澤です。
「皆さんは両方(浸潤部+非浸潤部)あるのでしょうか?」
⇒皆がある訳ではありません。
 そもそも、わざわざ「非浸潤部分のサブタイプ」は調べない事が多いとは思います。
 
「両方の場合どちらでサブタイプを判断するのですか?」
⇒勿論浸潤癌です。(何の疑問もありません)
 
「両方の場合、田澤先生ならサブタイプはルミナールBとトリプルネガティヴのどちらとしますか?」
⇒トリプルネガティブです(疑問の余地はありません)
 
「再発率も無治療で20~30%、抗がん剤すると15~20%と聞いていますがこれはトリプルネガティヴで出した数値だと思うので両方の詳しい数値を教えていただけたら助かります。」
⇒非浸潤癌のサブタイプは「無関係」です。
 
「質問2浸潤部径1.3センチ、範囲1.3センチとはどういう大きさでしょうか?」
⇒ 腫瘍(浸潤癌と非浸潤癌を合わせた拡がり)の中で「浸潤部分が1.3センチ」と
いうことです。
 
「質問3主治医のパソコンのセンチネル生検の所に、迅速0/3、永久0/5とあるのが目に入ったのですが郭清とは違うのですか?センチネル生検したと確認済み(脇に傷はありません)です。」
⇒これでみると「センチネルリンパ節として8個取りだし」その内の「3個だけ迅速診断」し、「残りの5個は迅速診断にはしなかった」ということです。
 ただ「8個」は(センチネルリンパ節としていますが)多すぎです。(本来なら1個で十分)
 
 

 

質問者様から 【質問7】

お忙しい中、何度も申し訳ありません。
また、お力を貸して下さい。
アナストロゾールの服用を始めて5ヶ月が経ちました。
田澤先生はトリプルネガティヴで「効果は微妙だが副作用が許容範囲ならいいでしょう。」とおっしゃってくださいました。
でも、倦怠感が強く毎朝起きるのがつらく、節々も動作を変える度に痛みます。
治療前より関節の痛みがあったのでホルモン治療が原因か分からないという事もありますが対策として「桂枝茯苓丸」を2ヶ月前より服用してますが変わりません。
最近になって、トリプルネガティヴで効果が少ないなら少しの間服用を
やめて薬のせいなのか様子を見てみたいと思い始めました。
以前の回答で「つらければやめればいいのです」と田澤先生はおっしゃってました。
微妙な効果と骨粗鬆症リスクとの間で悩んでいます。
既にAC療法を済ませてますが、再発率が分かるというオンコタイプDXをしてみて再発率が低く出た場合にホルモン治療をやめるという選択肢もあるのでしょうか?
ki67値が56%、グレード3という数値でもオンコタイプでも再発率が高く出る可能性の方が多いでしょうか?私がルミナールタイプでホルモン数値も高値なら、こんなに悩まずつらくても頑張って治療出来ると思うのです。
そして主治医の先生の、「ホルモン治療の効果のエビデンスがあるという事と対側の予防」言葉に揺れています。
もう一つ教えていただきたいのは、田澤先生の1回目の回答で
pt1cとありましたが、2回目の回答ではpt1bとなっていました。
浸潤径1.3センチではどちらでしょうか?
色々と疑問や悩みが出てきた時に、田澤先生の事が頭に浮かび、つい頼ってしまいます。
それはこのサイトを読んだり回答をお願いしている皆さん同じ思いだと思います。
本当に有難いです。
よろしく回答お願いいたします。
 

田澤先生から 【回答7】

こんにちは。田澤です。
「最近になって、トリプルネガティヴで効果が少ないなら少しの間服用をやめて薬のせいなのか様子を見てみたいと思い始めました。」
⇒「ホルモン感受性あり ER10~15% PGR10~15%」は決して「トリプルネガティブ」ではありません。
 質問者の勘違いです。
「つらければやめればいいのです。」
⇒その通りです。
 あくまでも再発予防なので「日常生活で苦しんでまでも継続するものではない」のです。
「オンコタイプDXをしてみて再発率が低く出た場合にホルモン治療をやめるという選択肢もあるのでしょうか?」
⇒そのような使用目的ではすすめません
「私がルミナールタイプでホルモン数値も高値なら、こんなに悩まずつらくても頑張って治療出来ると思う」
⇒質問者は勘違いしています。
 質問者はルミナールタイプです。
 ただし、「日常生活に支障が出るよう」ならば、中止もやむなしです。
「もう一つ教えていただきたいのは、田澤先生の1回目の回答でpt1cとありましたが、2回目の回答ではpt1bとなっていました。浸潤径1.3センチではどちらでしょうか?」
⇒pT1cです。
 
 

 

質問者様から 【質問8】

先週も相談させてもらった者です。
以前の管理番号は1634です。
何度も質問していて、すべて読み返していただくのは厚かましいので
ここに記入致します。
病理結果(H27.9 右全摘+センチネル)
アポクリン癌
リンパ節転移 陰性(0/8)
浸潤径 13mm
核異形度3
組織異形度3リンパ管脈管侵襲なし
ki67 56%
ホルモン受容体ER10~15%、PGR10~15%
(その後、浸潤部は(ー)と判明)
HER2(ー)
断片陰性
最初はルミナールBと聞いていましたが
腫瘍内科の先生は浸潤部は(ー)なのでトリプルネガティヴとの事で12月~2月までAC療法を4クールしました。
タキサン系はしなくても良いとの事でやっていません。
乳腺外科の主治医は、少し前まで浸潤部・非浸潤部は分けて考えずエビデンスもあるとの事でアナストロゾールを勧められて服用5ヶ月経ちました。
前回の質問7での相談時に先生は、私はルミナールBとの回答でしたが質問6の回答ではトリプルネガティヴとなっていました。
そこでトリプルネガティヴとして質問7について再度教えていただけたらと思います。
また、別の質問ですが
質問1
夜よりも朝起きた時の方が倦怠感が強いのですが夜に服用しているせいでしょうか?
質問2
ジェネリックでない薬に変えたら副作用も軽くなったりするものでしょうか?一時辞めてみようかとも思います。
それともスパッと辞めるべきでしょうか?対側の予防と骨粗鬆症のリスクとのバランスはどうでしょうか?
質問3
私のAC療法のみと
AC療法+ホルモン治療の再発率と生存率を教えて下さい。
質問4
たまに足の付け根が痛みますが骨粗鬆症以外の検査は必要ですか?
以前のように元気に毎日を過ごせる日が来るのでしょうか?
質問の仕方が悪くて分かりづらくて申し訳ありません。
よろしくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答8】

こんにちは。田澤です。
「前回の質問7での相談時に先生は、私はルミナールBとの回答でしたが
質問6の回答ではトリプルネガティヴとなっていました。
そこでトリプルネガティヴとして質問7について再度教えていただけたらと思います。」

⇒それであれば、当然「ホルモン療法はやめるべき(副作用を我慢してまで継続必要なし)」です。
「質問1 夜よりも朝起きた時の方が倦怠感が強いのですが夜に服用しているせいでしょうか?」
⇒可能性はあります。
「質問2ジェネリックでない薬に変えたら副作用も軽くなったりするものでしょうか?一時辞めてみようかとも思います。それともスパッと辞めるべき」
⇒スパッと止めるべきです。
「対側の予防と骨粗鬆症のリスクとのバランスはどうでしょうか?」
⇒体側の予防目的は「勧めません」
「質問3私のAC療法のみと AC療法+ホルモン治療の再発率と生存率を教えて下さい。」
⇒ トリプルネガティブではホルモン療法を加えても全く無効です。

再発率 10年生存率
AC療法 19% 81%
AC療法+ホルモン療法 19% 81%

「質問4たまに足の付け根が痛みますが骨粗鬆症以外の検査は必要ですか?」
⇒不要です。

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