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抗がん剤実施時期遅延につて

[管理番号:7811]
性別:女性
年齢:44歳
病名:
症状:

田澤先生
はじめまして。

以下、病状の進捗です。

治療の内容は決定しており、来週9月(下旬)日に乳腺内科の医師と初面談です。

面談では、今後の治療内容の詳細や開始時期などを具体的に決定し確認します。

今回の質問は、抗がん剤開始時期について。

仕事の都合で、どうしても10月末以降でないと、抗がん剤を開始することが困難な状況です。

術前にこの点はよくよく、主治医にも伝えていましたが、実際取ってみたら想定よりも悪かった…という、ことでしょうか。

外科の主治医は10月上旬で!!と言います。

数字的に良くない結果なので、一日でも早く開始すべき!ということだとは理解しますが、実際には仕事の関係でどうしても難しいです。

仕事と命を天秤にかける気はありませんが、
10月上旬から抗がん剤を開始することで、
10月中の仕事を放り出さなければならない状況に陥ることは目に見えており、精神的なストレスを抱えることは否めません。

私としては、そんなネガティブな精神状況で、抗がん剤を開始することに、何のメリットも感じられません。

そこで伺いたいのは、開始時期を延期することのリスクについてです。

10月上旬に開始せず、10月下旬もしくは11月上旬に延期した場合、どれほどのリスクがあるとお考えですか?
田澤先生のご意見をうかがいたいです。

★手術 8月(上旬)日→(中旬)日退院
右乳房全摘出
リンパ節郭清 レベルII
ステージ ⅢA
★病理結果 9月(中旬)日
浸潤性乳管がん 硬性型
ER +
PR +
HER2 -(スコア1+)
リンパ節転移 1個
浸潤径 5cm(術前7cm)
脈管侵襲 中等度
核異型度 グレード3
ki64 46%

★今後の治療プラン
・抗がん剤 6ヵ月(8回)
・放射線 25回
・ホルモン治療 10年

★次回内科医面談
9月(下旬)日

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「10月上旬に開始せず、10月下旬もしくは11月上旬に延期した場合、どれほどのリスクがあるとお考えですか?」「田澤先生のご意見をうかがいたいです」
⇒術後補助療法ですよ?(つまり、再発治療とは異なり、あくまでも念のためなのです)

 1か月くらい全く問題ありません。(8月(上旬)日の手術だから11月でも3か月だから常識的な範囲内です)