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抗癌剤を選択するか。pT2 N2a(4/17)G2 R0 +リンパ郭清後3週間の腕の可動域?

[管理番号:8684]
性別:女性
年齢:42歳
病名:左乳がん 皮下全摘 一時一期再建 腋窩リンパ節郭清
症状:左腕に痺れ・引きつれ・神経の痛み
投稿日:2020年6月25日

抗癌剤を選択するか。

はじめまして。
スイス・ジュネーブよりご連絡します。

現在、ジュネーブの私立クリニックにて乳がんに対峙しております。

今月6月(上旬)日の誕生日に乳がん告知を受け、(中旬)日に乳頭乳輪を残し皮下全摘、リンパ郭清(4/17転移)一時一期同時再建を受けました。

リンパ節郭清をした左腕は、2週間後の現在、90度までしか上がりません。
執刀医は、優しい先生ですが、今はまだ無理をしないでと言います。

先生のサイトでは、数日後に耳に腕がつくとの記載が見受けられ、17個のリンパ摘出で、手技の違いを考慮した上で、痛くてもリハビリをするべきか迷います。
神経が多く傷つけられている場合、リハビリのしすぎで悪化するなどはないのでしょうか。
(胸の同時再建は形成外科の先生が担当してくださり、乳頭を短くする必要はあったものの、順調に回復中です)
そして、今後の事についても相談させてください。

手術執刀医(乳腺外科医)は、術後の摘出腫瘍診断結果の説明の際に、以下の腫瘍の詳細と、4個のリンパ転移(effraction capsulaire)を考慮し、今後の抗癌剤治療・放射線・ホルモン治療は避けられないとの見解で、癌専門医を紹介して下さいました。
 

-Carcimone invasive NST de Grade G2 (4.5×1.8c1.5cm) -Large placard (5.2×2.5x2cm) de carcinome canalise in situ de haut grade nucl?aire ( Grade3) avec N?crose et microcalcifications

RE : 100% Allred 8
RP : 60-80% Allred 8
Mib1 : 16-18%
HER2 : N?gatif pour amplification

術前には、誰もリンパ転移を考えていなかった様で、残念な結果ですが、レベル2までの郭清をしております。

そして、紹介された癌専門医は、あっさりと抗癌剤は必要ないとおっしゃりました。
同じクリニックの2人の医師の見解が、こうも相反するのかと驚きました。

もちろん、私が告知後に学んだ限られた知識で、判断の難しいレベルなのかなとは想像がつきます。
以前、既に抗がん治療を始められた奥様に関して質問をされてい方へのお返事にも、はっきりとしたデータがないと回答されていた様に思います。

先生のご意見として、私に抗がん剤治療を進められるか、伺えますでしょうか。

宜しくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「リハビリのしすぎで悪化するなどはないのでしょうか。」
⇒「悪化」とは何が?

 3週間経っているのだから、何ら問題ありません。

「紹介された癌専門医は、あっさりと抗癌剤は必要ないとおっしゃりました。」
⇒これは「おそらく」Mib1 : 16-18%から、ルミナールA⇒抗がん剤は効かないという発想だと思います。

「先生のご意見として、私に抗がん剤治療を進められるか、伺えますでしょうか。」
⇒『今週のコラム 188回目 このデータを見ても、まだ「リンパ節転移があると(ルミナールAでも)化学療法が必要だと思いますか??」』をご参照ください。

 私自身の考えでは
  pN2(リンパ節転移4個から9個)では、「ルミナールAなら抗がん剤は無意味」という根拠が明らかではないので「抗がん剤は要らない」とは(無責任にも)言えない。
  
  それでも「抗がん剤は避けたい」と(患者さんから)言われれば、(pN2以上では信頼性が証明されてはいないが)「参考材料として」OncotypeDXを勧めています。

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