乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:7306]
性別:女性
年齢:52歳
病名:乳癌
症状:左胸内側上部12ミリしこり

田澤先生、お忙しい中大変恐縮ですが、ご回答頂けましたら幸いです。

4年前にマンモのみ検診を受け、両胸に良性の石灰化と乳腺症の診断を受ける。

今年に入ってから左胸内側上部に柔らかいしこりに触れたけれど、乳腺症だろうと気にせずにいました。

この1~2ヶ月で徐々に大きく硬くコリコリとした感触になって来たので、都内某クリニックでマンモ、エコー→マンモトームを受け、結果、
腫瘤12ミリ、ステージ1、グレード3のルミナールA硬癌との結果が出ました。
(3月末)

クリニックの医師からはしこりは小さくてもこのタイプは再発と転移を繰り返す最もタチの悪いタイプと説明を受けました。

予後もステージではなく、グレードで決まると言われ落ち込んでいたところ、管理番号7226の先生の回答を拝見して、不安を払拭する事が出来ました。

その後、紹介された大学病院に行き、MRIなどルーチンの検査予約を入れましたが、それまでの間に田澤先生のサイトに辿り着き、いろいろな知識を得る事が出来たのと、先生のQ&Aでの前向きでブレない自信のある回答に毎回拝見するたびに引きつけられ、手術をするなら絶対に田澤先生にお願いしたいと強く思う様になり、紹介先の大学病院の医師にその事を正直に話したら、あなたが行きたい所に行っていいよとおっしゃって頂き、ひと通りの検査が終わってから紹介状と検査データを頂ける事になりました。

ここから質問させて下さい
質問1
クリニックではエストロゲン、プロゲステロン共に陽性、HER2 1+で陰性、Ki67は術後に分かるとだけ言われ、パーセンテージではなく陽性か陰性かの結果だけが用紙に記されていました。
(病理結果の印刷物はもらえず)これだけでルミナールAと確定出来るのでしょうか?
マンモトーム検査結果ではルミナールAでも術後にルミナールBとサブタイプが変わる事はあるのでしょうか?

質問2
治る確率は70%と言われましたが、ステージ1の割に低いと感じてしまいました。

やはりグレード3だからでしょうか?

質問3
しこりが左胸内側上部にありますが、この場合腋窩リンパ節ではなく胸骨傍リンパ節に転移している可能性もありますか?その場合は腋窩リンパ節同様リンパ節を切除できるのでしょうか?

質問4
全国からたくさんの手術依頼がある事は承知しております。

早期ならガイドラインに沿った手術をすればどの執刀医でも同じなのでしょうか?
私は、早期だからこそぜひ田澤先生にお願いしたいと思っております。

今でしたら手術はどの位先になりますか?
田澤先生に執刀していただくにはどの様に進めたらよいか、どうぞよろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「クリニックの医師からはしこりは小さくてもこのタイプは再発と転移を繰り返す最もタチの悪いタイプと説明」
→このような「知ったようなこと」を、いう医師がいますが…。

 多くの患者さんを「実際に」診療している私から見れば、そのような医師は「頭でっかち(情報だけが先行して)で、実際の経験に乏しい」ことを露呈しているだけです。

「予後もステージではなく、グレードで決まると言われ」
→誤り。
 もしもそうなら「ステージの存在意義」は?
 
 ★もしもステージが予後と関係していなければ、ステージをつける意味が無いことになりますよ??

「Ki67は術後に分かる」「これだけでルミナールAと確定出来るのでしょうか?」
→できません。

 何をもって「ルミナールA」と、(そのクリニックの医師が)判断しているのかが、全く不明です。

「マンモトーム検査結果ではルミナールAでも術後にルミナールBとサブタイプが変わる事はあるのでしょうか?」
→(そもそも、現時点で「ルミナールA」と判断することは私にはできませんが)Ki67は手術標本で検索するので、(当然)術後にルミナールBと判断される可能性はあります。

「治る確率は70%と言われましたが、ステージ1の割に低い」
→どこから出た数字??

 「12mm」「リンパ節も腫れていない(画像上)」患者さんの3割も再発したら「現場は再発患者さんで溢れて」しまい、大混雑となります。
 
 ★実際に多くの手術をして、多くの術後患者さんを診ている(再発される方も、当然いらしゃいます)私から言わせると、「全く出鱈目な数字(非常識)」に感じます。(私の感覚では、どのサブタイプであれステージ1は「サブタイプに応じた補助療法をすれば」再発率は10%以下でしょう)

「質問3 しこりが左胸内側上部にありますが、この場合腋窩リンパ節ではなく胸骨傍リンパ節に転移している可能性もありますか?」
→ほぼありません。(それは経験的に明らか)

 
「その場合は腋窩リンパ節同様リンパ節を切除できるのでしょうか?」
→胸骨傍リンパ節は手術で摘出したりはしません。
 もしも術前に「胸骨傍リンパ節転移が画像上疑われる」場合には、「術後照射として胸骨傍リンパ節も照射範囲」とします。

「早期ならガイドラインに沿った手術をすればどの執刀医でも同じなのでしょうか?」
→未熟な頃の自分の手術と、今の自分の手術の差を実感している医師であれば、「そんなことは言わない」でしょう。

 ★そのようなことを言う医師は以下の、どちらかでしょう。
 1.自分自身の手術が上達していない(ので、差があるという実感をその医師が持っていない)
 2.若い医師に経験させるために(患者さんに協力してもらいたいために)そのように(無理やり)言っている

「今でしたら手術はどの位先になりますか?」
→1か月位です。

「田澤先生に執刀していただくにはどの様に進めたらよいか、どうぞよろしくお願い致します。」
→「手術希望メール」してください。

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