[管理番号:6452]
性別:女性
年齢:48歳
未出産です。
現病歴に両側線維腺腫、気管支喘息、シェーグレン症候群があります。
2018年2月(中旬)日に左乳頭から出血し、ブラジャーに3×3cm大の出血痕が2つ分(出血痕が重なり合っていたため、ブラの位置がずれただけの単孔性とも多孔性とも判断出来ず)、ブラ(厚さ約2㎜)の表にも2×2cm大の出血痕が認められるほど、その日の出血量は多かったです。
発赤、腫脹などの外見上の変化はありませんでしたし、出血時には痛みなどの自覚症状はなく、気付いたのは出血から2日目(翌々日)でしたが、絞ってみても分泌物は認めず、それ以降出血は続きませんでした。
乳腺外科には出血から9日目に受診し、医師によって絞ってみても分泌物はごくわずかで、エコー検査のみ受けましたが、何も検出されませんでしたので、癌は否定されました。
しかし、予め、エコー検査でも検出できない癌があるとこのサイトで予習していたため、このサイトの記事をクリニックの医師に見せて不安を訴えたところ、血液検査を行い、高プロラクチン血症は否定され、出血が続くか経過観察となりました。
3か月後の5月(下旬)日にエコー検査を再度受けましたが、やはり何も検出されず、癌はないと言われましたが、自分が不安を訴えたため、6か月後にエコー検査をすることになりました。
今のところ、血性分泌は1回のみですが、量が多く、分泌物が血性のため、クリニックの先生も
生理的なものとは考えにくいとは言われました。
自分の場合、乳管造影のの対象になるのか、先生の見解を知りたく、メール致しました。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「乳管造影のの対象になるのか」
⇒なりません。
☆物事の本質を見極めることが大切です。
「乳管内病変なのか?」について重要な手掛かりは(血性であるか?ではなく)「継続性」なのです。(3カ月以上継続する場合に考えましょう)