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術後の心配

[管理番号:7725]
性別:女性
年齢:38歳
病名:
症状:

 
 

質問者様の別の質問

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管理番号:6890「質問

 
 

いつもありがとうございます。

また質問させてください。

術前化学療法→手術(全摘、レベル3まで廓清)→放射線→現在、術後のハーセプチン+パージェタをやっています。

①術前のEC療法やドセタキセルと違い、ハーセプチンとパージェタだけになり、投与後もほぼ普通の生活ができるようになり、気持ちもだんだんと上向きにはなってきましたが、疲れやすく、疲れると全身倦怠感が強いです。

体力をつけようとたくさん歩くとすぐ疲れてきまい、本末転倒です。
がん患者は術前化学療法pCRであったので、がんが悪さをしているわけではないのになんでこんなに疲れやすいのでしょうか?
睡眠は9-10時間ほど寝ないと、一日体が持ちません。
(夜中にトイレや、中途覚醒、早朝覚醒することはあります)
この疲れやすさはがんと関係がありますか?

②レベル3まで覚醒していますが、肩周りやデコルテ(特にレベル3のリンパ節切除しています)のマッサージを受けても大丈夫なのでしょうか?
患側を避けて、健側の手ばかり使うため、左右差で肩凝りがひどいので、肩周りのマッサージを受けてもいいのかわからないのと、
髪の毛が少し生えてきたため病院に行きたいのですが、美容院でよくやって頂く、シャンプー後の肩周りのマッサージを受けていいのかわかりません。

主治医から、授乳中で血流豊富なため腫瘍計2cm以下(1-2cmの間)の割にリンパ節転移が10個程度かつレベル3 までとリンパ節転移が速かったと聞いており、また、pCRしても、細胞レベルではがん細胞が残っている可能性を全否定できない中、マッサージで血行を良くしたり、また、レベル3 まで郭清しているので鎖骨周りをマッサージで触るのは禁忌なのでは?と思っていますが、いかがでしょうか。

③私はエコーでは分からなかったがCTで鎖骨下に転移疑いがあり、リンパ節転移も画像上10個くらいありそうなためステージ3Cです。

鎖骨の上下にリンパ節転移があるとステージ3Cだと思いますが、素人考えだと鎖骨上の方が遠く、鎖骨下はまだ胸に近いため局所でもあるのでそこまで予後は悪くないだろうと思っていましたが、
先日、交感神経優位はがんを増悪させるという記事を見ました。

ステージ3の進行乳がんではいまにでも遠隔転移が発覚するのはと毎日不安で、乳がんと診断されて10ヶ月経ってもストレスでいっぱいです。

ここ10年ほど抑うつ状態が長く服薬はしていないものの心療内科に通っていたこともあります。

④糖質はがん細胞の栄養だと言われていますが、本当でしょうか?
2人目妊娠中に妊娠糖尿病になり、産後もhbA1cは5.6-5.9と高めで服薬はしていませんが将来糖尿病になるリスクが高い状態です。

⑤以前、先生が他の方の質問で、先生の今までの経験から、リンパ節転移がないより、腫瘍計が小さい方が予後がいいという肌感覚であると回答されていましたが、これはリンパ節転移の個数より、腫瘍計が小さい方が予後が良いのは、腫瘍が大きいのはそれ相応の時間、がん細胞があった訳で、リンパ節転移はたまたまリンパ節にがん細胞が入り込んでしまえばどんどん進んでしまうので、悪さは腫瘍計>リンパ節転移の個数である、という理解で良いのでしょうか?

⑥術前化学療法中に生理が一度あったきり、最後の化学療法から5ヶ月経った今も生理はありません。
30代後半だと、生理は戻りますか?戻る場合、最後の化学療法からどのくらいで戻るものでしょうか?
もう子どもは望んでいないので生理はなくてもいいのですが、更年期症状が早くきてしまうのでしょうか。

⑦全摘および、腋窩リンパ節をレベル3 まで郭清している場合、再発というと、局所なら鎖骨上リンパ節か胸骨傍リンパ節、あとは遠隔転移のみ、ということになりますか?

⑧現在、パージェタとハーセプチンのみですが、禁忌な事はありますか?例えば、ヘアカラー、ジェルネイル、まつ毛エクステ、激しい運動、など…

⑨分子標的薬は副作用は少ないと聞きましたが、私は顔の吹き出物(鼻周りと口周りとあごと眉間のみですがかなりの個数)と爪が割れやすく細かいひび割れだらけなのがストレスです。

田澤先生なら、分子標的薬による吹き出物に処方する薬と、爪への対策はどうアドバイスされますか。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「がん患者は術前化学療法pCRであったので、がんが悪さをしているわけではないのになんでこんなに疲れやすいのでしょうか?」
⇒「癌患者」かどうかは無関係。

 単純に「術前に行った抗がん剤の影響」で疲れやすいだけです。
 ★何でもかんでも「癌患者だから」で済ますのは止めましょう。

「疲れやすさはがんと関係がありますか?」
⇒無関係。
 「抗がん剤」の影響です。(完全に「抜ける」のには時間がかかります)

「②レベル3まで覚醒していますが、肩周りやデコルテ(特にレベル3のリンパ節切除しています)のマッサージを受けても大丈夫なのでしょうか?」
⇒勿論大丈夫。

「レベル3 まで郭清しているので鎖骨周りをマッサージで触るのは禁忌なのでは?と思っていますが、いかがでしょうか。」
⇒考えすぎ。
 無関係。

「糖質はがん細胞の栄養だと言われていますが、本当でしょうか?」
⇒糖質は「癌」だけでなく、正常細胞にも必要です。

「悪さは腫瘍径>リンパ節転移の個数である、という理解で良いのでしょうか?」
⇒正しいというよりも…
 私の感覚です。

「30代後半だと、生理は戻りますか?」
⇒その可能性は高いです。

「戻る場合、最後の化学療法からどのくらいで戻るものでしょうか?」
⇒一概には言えません。

 1年前後では?

「更年期症状が早くきてしまうのでしょうか。」
⇒すでに化学療法閉経なのだから…

 現在も更年期症状がでていることでしょう。

「⑦全摘および、腋窩リンパ節をレベル3 まで郭清している場合、再発というと、局所なら鎖骨上リンパ節か胸骨傍リンパ節、あとは遠隔転移のみ、ということになりますか?」
⇒その通り。

「⑧現在、パージェタとハーセプチンのみですが、禁忌な事はありますか?例えば、ヘアカラー、ジェルネイル、まつ毛エクステ、激しい運動、など…」
⇒ありません。

「田澤先生なら、分子標的薬による吹き出物に処方する薬と、爪への対策はどうアドバイスされますか。」
⇒特別なことはありません。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

質問
性別:女性
年齢:38歳
病名:乳がん
症状:

お世話になります。

術前からやっているハーセプチン+パージェタも、残り2回となりましたが、ここに来て気になる症状があります。

頻尿による腹部の痛みと、ウエスト周りの増大です。
(体重も1,2kg増え
ました)肝転移して腹水が溜まっているのではないかと不安ですが、可能性はありますか?
術前化学療法でpCRでしたが、初発で鎖骨下まで転移しているステージ3Cで、いつ再発するかと毎日不安でたまりません。

可能性ある場合、CT取ればいいですか?
肝転移の場合、画像より先に症状が現れますか?
それとも、症状があっても、
画像に現れるのはだいぶ後でしょうか?
腹水が溜まるほどの肝臓の増悪であれば、CTにもうつりめすか?

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

まずは、『今週のコラム 153回目 喉がイガイガするとか咳が出る→それは風邪です。』を熟読ください。

「肝転移して腹水が溜まっているのではないかと不安ですが、可能性はありますか?」
→ありません。
 上記コラムを読むと解りますね??

「肝転移の場合、画像より先に症状が現れますか?
それとも、症状があっても、
画像に現れるのはだいぶ後でしょうか?
腹水が溜まるほどの肝臓の増悪であれば、CTにもうつりめすか?」

→腹水が溜まるほどの肝転移があれば、その数か月以上前に腫瘍マーカーが必ず上がります。そしてその数か月後には肝機能の数値に顕著に変化が現れます。

 つまり腫瘍マーカーの上昇がない「腹水を伴う肝転移」などありえない。
 ご安心を。

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

術後の心配
性別:女性
年齢:38歳
病名:乳がん、リンパ節転移
症状:
投稿日:2020年2月3日

お世話になります。

術前抗がん剤→手術→放射線→
術後のハーセプチン&パージェタも全て終わりました。

手術は左全摘+腋窩レベル3まで郭清しています。

治療後について教えてください。

1、医療脱毛は、患側の脇と腕だけ避ければいいですか?患側の指ならばリンパ浮腫リスクは増えませんか?

2.歯列矯正もしても特に問題はないですか?

3.今後、体のどこかの外科手術はできないのでしょうか?
自家組織の再建でも、リンパ浮腫リスクになりますか?

4.最後のドセタキセルから11ヶ月後、生理が戻ってきましたが、
私はホルモン陰性のHER2陽性なので、生理があっても再発リスクの増大など、デメリットはないですか?

5.ドセタキセルの後遺症なのか、未だに体のだるさ、倦怠感があり、日常生活を送るのが精一杯です。
すぐ疲れて9ー10時間睡眠をとらないと体が持ちません。
自宅療養していればそのうち体力は戻りますか?同様に指先の痺れが未だ強く服薬(リリカを長期服用)してもなかなかよくなりませんが、こちらも時間経過を待つしかありませんか?それともドセタキセル後一年経っても痺れがあれば、今後これ以上良くなる事はないですか?

6.腫瘍は1-2センチだが、リンパ節転移は10個近くありそうと針生検結果を言われました。
腫瘍の大きさのわりにリンパ節転移が多いのはなぜですか?

7.術前CTで鎖骨下リンパ節に転移疑いのため、術前抗がん剤でpCRしたため、主治医からはレベル2までの郭清でいいと言われましたが、こちらで術前抗がん剤で消えていても郭清した方がいいとあったので、こちらの希望でレベル3まで郭清してもらいました。

しかしながら、手術先行の場合、レベル1まで転移の場合はレベル2まで郭清すると思います。

リンパ節転移はリンパ行性で、血行性ではないが、やはりレベル3までリンパ節転移していた場合、レベル3まで郭清し、鎖骨上は放射線しましたが、その先の頸部とか、画像で見えないだけで全身のリンパ節転移はしてしまっているのでしょうか?
数年後にそれが画像として表れてくるのではないかと気が気ではありません。

それとも、術前抗がん剤でpCRしているので、仮に全身のリンパ節に流れていたとしても、消えているだろう、と考えて、ステージ3Cは、ステージ4の一歩手前の進行がんですが、再発率はかなり低いですか?

8.ドセタキセルから一年経ちましたが、髪の伸びがかなり遅く、まだトップと前髪は数センチです。
襟足やこめかみあたりは10センチ近くあります。
通常であれば全体が10センチくらい伸びているはずだと思います。

ハーセプチンとパージェタは髪は抜けないが、生えてくるのを遅くしますか?
または、化学療法閉経で女性ホルモンが少ないため、髪が伸びるのが遅いだけでしょうか?

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

「1、医療脱毛は、患側の脇と腕だけ避ければいいですか?患側の指ならばリンパ浮腫リスクは増えませんか?」
→実際には、殆ど関係ないでしょう。

「2.歯列矯正もしても特に問題はないですか?」
→問題ありません。

「3.今後、体のどこかの外科手術はできないのでしょうか?自家組織の再建でも、リンパ浮腫リスクになりますか?」
→関係ありません。

「4.最後のドセタキセルから11ヶ月後、生理が戻ってきましたが、
私はホルモン陰性のHER2陽性なので、生理があっても再発リスクの増大など、デメリットはないですか?」

→ありません。

「5.ドセタキセルの後遺症なのか、未だに体のだるさ、倦怠感があり、日常生活を送るのが精一杯です。
すぐ疲れて9ー10時間睡眠をとらないと体が持ちません。
自宅療養していればそのうち体力は戻りますか?」

→勿論です。

「同様に指先の痺れが未だ強く服薬(リリカを長期服用)してもなかなかよくなりませんが、こちらも時間経過を待つしかありませんか?」
→その通りです。

「6.腫瘍は1-2センチだが、リンパ節転移は10個近くありそうと針生検結果を言われました。
腫瘍の大きさのわりにリンパ節転移が多いのはなぜですか?」

→特に理由はありません(たまたまリンパ管に入りやすかったのでしょう)

「その先の頸部とか、画像で見えないだけで全身のリンパ節転移はしてしまっているのでしょうか?」
→無意味な想像です。
 頸部リンパ節転移は殆ど(頻度的に)ありませんし、全身のリンパ節に転移することはありません。

「術前抗がん剤でpCRしているので、仮に全身のリンパ節に流れていたとしても、消えているだろう、と考えて、ステージ3Cは、ステージ4の一歩手前の進行がんですが、再発率はかなり低いですか?」
→そのように理解するといいでしょう。

「ハーセプチンとパージェタは髪は抜けないが、生えてくるのを遅くしますか?」
→それは、ありません。

「または、化学療法閉経で女性ホルモンが少ないため、髪が伸びるのが遅いだけでしょうか?」
→影響が皆無とは言い切れませんが…

 普通に「ドセタキセル」の影響だと思います。

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