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術後治療について

[管理番号:8415]
性別:女性
年齢:53歳
病名:浸潤性微小乳頭がん
症状:
投稿日:2020年3月25日

偶然こちらのサイトを見つけ、それからよく拝見させていただいております。
本日病理検査の結果がすべて出たので初めて相談させていただきたく思います。
よろしくお願いいたします。

2月(中旬)日に左胸温存手術、病理結果3月(下旬)日 腫瘍 17×15×11mm g(+)f(+)Ly1 V0
断端陰性 浸潤部25mm
乳管内進展1mm 核グレード2 センチネル0/2
ER+++ PgR+ HER2- Ki67 42.6% IMPC

術後治療について、Ki値が高いことでTC治療4クールと放射線、ホルモン剤ということです。
先生のおっしゃるオンコタイプDXの適応かと思いますが、取り扱いはCurebest95GCで、受けたとしてもリスク高で出るだろうとのこと。
母親と叔母も乳がん罹患があります。

先生のお話でIMPCだから特に治療を変えるということはない、怖がり過ぎないようにと読んだように思うのですが、
提案いただいた治療でこのまま進めてよいか、
相談例もかなり拝見しましたが冷静に判断できかねる状態で申し訳ないのですが投稿させていただきました。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「先生のお話でIMPCだから特に治療を変えるということはない、怖がり過ぎないようにと読んだように思うのですが、提案いただいた治療でこのまま進めてよいか」
⇒一般的な治療方針です。(全く同意します)

★ただ、Ki67=42.6%は40%程度で「抗がん剤不要」となるのでOncotypeDXしてもいいとは思います。
今週のコラム 220回目 30までは(抗がん剤の対象となる可能性が)十分に低く、OncotypeDXの恩恵を受ける中核は「31-45」だと理解できます。』ご参照のこと

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

骨転移疑い?
性別:女性
年齢:55
病名:浸潤性微小乳頭がん
症状:背中の痛み
投稿日:2021年11月15日

[管理番号:8415]
性別:女性
年齢:53歳
病名:浸潤性微小乳頭がん

予定通りの治療を終え、術後1年9カ月ホルモン治療中です。

半月くらい前から前屈みで腕を伸ばすと患側の背中甲骨下、肋骨に打身のような鈍痛を感じるようになりました。
患側胸の下の肋骨も時々痛みます。

ホルモン剤の影響か主治医に尋ねるとそれはないと思うとのことでした。

この時点でPETを受けるべきでしょうか?腫瘍マーカー値が上がるか確認していく方が良いでしょうか?
よろしくお願いいたします

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

「半月くらい前から前屈みで腕を伸ばすと患側の背中甲骨下」
⇒骨転移を完全に否定することはできませんが…

 頻度から考えたら「手術の影響」の可能性が高そうです。

「患側胸の下の肋骨も時々痛みます。」
⇒これはモンドールです。
 是非『今週のコラム 93回目 創部の下が痛い場合には「骨(肋骨)転移?」と、心配されるようです』をご参照アレ!