Site Overlay

授乳中の血乳

[管理番号:2786]
性別:女性
年齢:38歳
1歳4ヶ月の子に授乳中ですが、この4月で職場復帰したので職場で搾乳したところ、血が混じって母乳がピンクになりました。
5ヶ月前に乳腺専門医に別件でエコーをしてもらった時は異常ありませんでした。
別件で1ヶ月後にまた乳腺専門医の受診を予約しているのですが、そこまで待ってもよいでしょうか。
がんなどで手遅れになったりしないかと不安です。
このような質問の機会がありがたいです。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
一般的な、私の感想ですが…
皆さん「血液に過敏」すぎると思います。
話は脱線しますが…
「痰に血が混じる」これは通常、咳のしすぎなどで「気管が切れる」などでも起こり
ます。
  勿論「持続的」な場合には「呼吸器内科を受診」して「気管支拡張症や肺がんな
どの精査が必要」となりますが…
  一度「痰に血が混じる」位でパニックとなってはいけません(昔の結核で末期と
なると血を吐くイメージが固定化されているのでは?と思っています)
話を基に戻します。
 「血性分泌」これは「単孔性であれば、乳管内病変(乳癌も含む)を考えるわけで
すが、あくまでも「乳管内に存在しているかも」という極めて「小さな病変を想定」
しています。
 「血性=進行した末期状態」みたいな「おかしなイメージ」は止めましょう。
  ♯明治時代を描いたドラマなんかで、結核を患う主人公が「血痰を吐くシーン」
は「この主人公の命も短いんだな」と思わせることが目的ですが…(現代には当て嵌
まりません)
○そもそも、「妊娠、授乳中の血性分泌」であれば、「乳管壁が一時的に破綻」して
いるだけのことも多いですが…
「1歳4ヶ月の子に授乳中ですが、この4月で職場復帰したので職場で搾乳したところ、血が混じって母乳がピンクになりました。」
⇒授乳中の「血性分泌」は「乳管内病変とは無関係」のことが圧倒的に多いです。
 様子をみましょう。
 
「1ヶ月後にまた乳腺専門医の受診を予約しているのですが、そこまで待ってもよいでしょうか。」
⇒もちろん、十分です。
 
「がんなどで手遅れになったりしないかと不安です。」
⇒変な心配は止めましょう。
 授乳中の血性分泌で慌てる必要は全くありません。
 「血液に過敏になる」必要はありません。

Scroll Up