[管理番号:801]
性別:女性
年齢:42歳
こんにちは。つたない質問で申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
最近よく目にするのが若年性乳ガンという言葉です。
よく癌に若年性という言葉がありますが、
通常の癌には50歳未満を若年性と使うと聞いたことがあります。
ですが、乳ガンは発病する年齢が若いので他の癌のように50歳未満を若年性とするならば該当者が多いように思います。
さらに進行もゆっくりなので42歳でステージ2aの乳ガンを発見しても、
そこまで成長するのに担当医は5年かかった言っていたので
37歳で発病したと考えて若年性乳ガンと言うのですか?
まとまりのない文章で申し訳ございませんが
宜しくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
若年性乳癌の定義にも変遷があります。
ここ10年で「乳癌全体の増加」中でも「30歳代の増加」が顕著に思います。
回答
「乳ガンは発病する年齢が若いので他の癌のように50歳未満を若年性とするならば該
当者が多いように思います」
⇒以前は「50歳未満」を言っていたようですが、今では「40歳未満」を対象とするこ
とが多いです。
特に遺伝性乳癌卵巣癌症候群のリスク因子としての「若年性乳癌」は40歳未満となっています。
「42歳でステージ2aの乳ガンを発見しても 、そこまで成長するのに担当医は5年か
かった言っていたので37歳で発病したと考えて若年性乳ガンと言うのですか?」
⇒これは違います。
発症年齢(42歳)を基準とします。
質問者は(現在の基準では)若年性乳癌の基準にはあてはまりません。