[管理番号:8507]
性別:女性
年齢:33歳
病名:
症状:
投稿日:2020年5月9日
2016年 ステージ3(T3N1)になりました。
ER;90% Pgr;90%
Her;陰性
ki67;60%
化学療法、手術、放射線、現在ホルモン治療中です。
浸潤径が8センチ、リンパ節レベル2まで転移を指摘されました。
質問
こちらで色々勉強させていただきました。
本当に急にしこりを感じたのですが、同時多発的に一気に浸潤をしたタイプなのでしょうか?
それともレベル2までの転移が成立するまでには、やはり相当な時間を与えてしまいましたか?
セルフチェックでは分からないような柔らかいしこりがあり、実は浸潤癌で硬く触れるまで気付けないタイプもあるのでしょうか?
先生は浸潤径が小さい事は最大の武器で、浸潤径が大きい=癌に時間を与えてしまったと考えるというような事を書かれていました。
それに当て嵌める可能性もありますよね。
術後4年を迎えますが、まだまだ油断できませんか?
宜しくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「本当に急にしこりを感じたのですが、同時多発的に一気に浸潤をしたタイプなのでしょうか?」
⇒その可能性はあります。
「それともレベル2までの転移が成立するまでには、やはり相当な時間を与えてしまいましたか?」
⇒リンパ節転移は(たまたま)「リンパ管に入りやすかった」ためかもしれません。
「セルフチェックでは分からないような柔らかいしこりがあり、実は浸潤癌で硬く触れるまで気付けないタイプもあるのでしょうか?」
⇒触診には限界があります。
エコーなら分かった筈だけど「触診だから解らなかった」可能性もあるでしょう。
「先生は浸潤径が小さい事は最大の武器で、
浸潤径が大きい=癌に時間を与えてしまったと考えるというような事を書かれていました。
それに当て嵌める可能性もありますよね。」
⇒可能性はあります。
「術後4年を迎えますが、まだまだ油断できませんか?」
⇒だいぶ可能性は下がってきています。
まずは5年が目安です。