乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:6921]
性別:女性
年齢:44歳
病名:左胸乳癌
症状:

おはようございます。

いつも拝見させていただいております。

ご回答の程よろしくお願いいたします。

9月の定期健診にて乳癌疑いにて針生検後乳癌告知されました。

MR Iの結果がエコーで確認していた乳がん以外にも、3cmほどの乳がんの所見が見えると言われ、エコーとMR Iを入れると6cmになる為左全摘がのぞましいと言われました。
くわしい説明が術前の為か説明がなく6cmとだけ言われています。

質問させていただきたい事は、

①10年前から毎年マンモとエコーの両方を定期検診してて、6cmのシコリになるまでわからない乳がんもあるのでしょうか?検診結果はクリニックの先生以外にも他機関の先生も診られて結果がきてました。
先生が触診も毎回しておりました。

② 全摘の為、乳房再建をどうするのか担当医から言われましたが、リスクとして感染もあると言われました。
治療を最優先したいと思っている
ので何ケ月後か何年後かに再建でも良いのかとも思っています。
後で再建の場合はどれぐらいあけた方が身体への負担は少ないでしょうか?

③手術まで乳がんとだけの告知で他に何も言われないのですが、手術して病理に出してからでないと進行具合などわからないものなのでしょうか?
検査は針生検で告知。
pet、MRIをしてます。
全摘した後に全摘じゃなくてもよい大きさだった場合もあるのでしょうか?

④定期健診が9月にしており、手術予定が11月下旬です。
9月に告知されてから2ケ月以上手術まであるのですが今転移してなくても進行して転移しないものなのでしょうか?
10月に受けたpetでは転移の指摘はされてません。
またリンパも腫れてはいないと言われましたが痛みがあるため不安で仕方ないです。

毎年定期健診に行ってて6cmになるまで検診でわからなかったのかと思うと納得いかず、質問させていただきました。
よろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「①10年前から毎年マンモとエコーの両方を定期検診してて、6cmのシコリになるまでわからない乳がんもあるのでしょうか?検診結果はクリニックの先生以外にも他機関の先生も診られて結果がきてました。」
⇒考えられるとしたら…

 「非浸潤癌の状態」で広く広がった状態(この時期には非触知でエコーでは腫瘤非形成性病変としてチェックされにくい)⇒(一気に)全体が浸潤
  このケースでは「いきなり大きなシコリ」として出現のような印象となります。

「後で再建の場合はどれぐらいあけた方が身体への負担は少ないでしょうか?」
⇒体の負担は大したものではありません。

 術後の組織の癒着などから、 半年が目安となります。(抗がん剤が無ければ「術後半年」、抗がん剤する場合には「抗がん剤終了後半年」)

「手術して病理に出してからでないと進行具合などわからないものなのでしょうか?」
⇒術前(画像)診断によるステージは当然解っている筈です。
 
 リンパ節転移について言われていないのならcT3, cN0, cStage2Bとなるでしょう。
(リンパ節転移が疑われる場合には、「リンパ節転移の疑いが高い」など言われる筈です)

 ★ただ、手術後病理結果では「術前画像診断によるステージ」とは別に、最終的な「病理学的ステージ(顕微鏡での浸潤径pT と顕微鏡でのリンパ節転移の有無pNによる)」が定まります。

「全摘した後に全摘じゃなくてもよい大きさだった場合もあるのでしょうか?」
⇒画像上6cmであれば、全摘を考えるべきです。
 

「9月に告知されてから2ケ月以上手術まであるのですが今転移してなくても進行して転移しないものなのでしょうか?」
⇒大丈夫です。
 乳癌は(そもそも)初期治療の段階で転移などしないのです。(PETはそもそも不要)

「またリンパも腫れてはいないと言われましたが痛みがあるため不安」
⇒(告知のストレスからくる)副乳の痛みです。

 腋窩リンパ節転移は(もしもあったとしても)、痛みなどないのです。
 ご安心を。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

左胸乳がん
性別:女性
年齢:45歳
病名:左乳がん
症状:

先日はご回答ありがとうございました。

11月下旬に手術も無事終えて病理結果もでてやっと自分の乳がん結果がわかり気持ちが落ちついてきたところでまた疑問がでてきたため、今後の治療方針で質問をさせていただきたくよろしくお願いいたします。

詳しい病理結果をいただけてなく、口頭で聞いた内容になりますが申し訳ありません。

術後病理結果
・左胸全摘手術
・浸潤 8mm
術後前言われていた6cmは非浸潤
・ステージ1
・リンパ節 転移なし
・HER2 2+ FISH陰性
・ki67 7.7%

①ホルモン治療のタモキシフェンと一緒にゾラデックスをするかを決めてくださいって言われたのですが、タモキシフェン単独治療の時とLH-RHアゴニストのゾラデックスも一緒にした場合は再発への影響が違うのでしょうか?

②子宮筋腫がある為、タモキシフェン単独で様子をみて症状がでてからゾラデックスを追加する方法でも大丈夫ですか?

②タモキシフェンを飲む事で子宮筋腫が大きくなる事があると説明を受けたのですが、症状がなければ婦人科検診は1年に一回で大丈夫でしょうか?それとも半年に一度の方いいのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「①ホルモン治療のタモキシフェンと一緒にゾラデックスをするかを決めてくださいって言われたのですが、タモキシフェン単独治療の時とLH-RHアゴニストのゾラデックスも一緒にした場合は再発への影響が違うのでしょうか?」
→不要

 〇何故なら
 LH-RHagonist併用による上乗せは効果がある人は「SOFT試験により以下に限定」されます。
 1.35歳未満
 2.化学療法閉経から回復した者

 質問者は1にも2にも該当しません。
 

「②子宮筋腫がある為、タモキシフェン単独で様子をみて症状がでてからゾラデックスを追加する方法でも大丈夫ですか?」
→その通り

「②タモキシフェンを飲む事で子宮筋腫が大きくなる事があると説明を受けたのですが、症状がなければ婦人科検診は1年に一回で大丈夫でしょうか?それとも半年に一度の方いいのでしょうか?」
→それは本来「婦人科医」に聞くべきことですが…

 婦人科医が「1年でOK]というのなら、乳腺外科医が「半年にしてくれ」という筋合いは全くありません。





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