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健康診断で肺に結節

[管理番号:6755]
性別:女性
年齢:49歳
病名:乳癌
症状:

 
 

質問者様の別の質問

新たな管理番号としました。

質問者様の別の質問は下記をクリックしてください。

管理番号:5819「温存手術後にルミナールB(あるいはHER2タイプ)と判明した場合の術後療法について

管理番号:6627「遠隔地からの江戸川病院フルコース治療

 
 

昨日診察に伺いましたID〇〇です。

いつもありがとうございます。

エコー、血液検査共に異常なしとのことで、ほっとして帰宅いたしました。

ただ、本日、8/20に受診した1年に1度の健康診断の結果が届き、胸部X線検査にて「右上肺野 結節(5mm未満) 異常陰影の疑い 念のためCT検査を受けてください」とのことで精密検査を受けるよう指示がありました。

一昨日に結果が届いて居れば昨日詳しくお伺いすることもできたのに、とタイミングの悪さに落胆しております。

これまで長年の健康診断で同様の指摘を受けたことはありません。
また、最近風邪をこじらせたようなこともありません。

以前のQ&Aにて、術側で放射線治療後であればそのような所見が出る
こともあるので転移は考えにくい、という回答はございましたが、私の場合、術部は左下部で、今回は右上肺野のため、少なからず動揺しております。

今週のコラム 81回目 肺転移が出現した。もう手術はできない。」にある「抗がん剤後には炎症所見が現れることもある」という箇所に救いをいを求めてもいるのですが。

質問です。

1.ギリギリですがステージ1、ルミナールB(OncotypeDXスコア30)、手術から8ヶ月、抗がん剤(TC)終了後から3ヶ月半ですが、
やはり肺転移の可能性はありますか?

2.私自身のステージ、抗がん剤後などを考慮せず、腫瘍マーカーCEAの数値が1.6で、それでも5mm程度の肺転移が存在することは可能性としてはありますか?

3.検診センターでも胸部CT検査はできるようですが、念のため急ぎ受けた方がよろしいでしょうか?
または、9/28(金)にトモセラピー3ヶ月後の放射線科の予約を入れておりますので、その際に貴院でCT検査を受けた方が良いか、あるいは、12/20(木)に予約しております田澤先生の診察まで待って、その際に撮影等お願いした方がよろしいでしょうか。

ただ、もし田澤先生のご経験から、少しでも肺転移の可能性があるようならば、12月まで悶々と過ごすよりは、早めに撮影、田澤先生の診察を受けたいと思っております。

いつでもご指定頂ければ参ります。

元来能天気ですので、昨日まで日常生活では再発のことは考えず、気楽に過ごしてまいりましたが、転移しやすい肺に「結節状の異常陰影疑い」と言われるとこれほど動揺するのかと自分でも驚いております。

今後、どのような対応が一番か、ご教授頂けますと幸いです。

こういう心配な状況になった時こそ、田澤先生にご意見をうかがえ、必要ならば診て頂ける環境にいること、やはり関西から迷わずお伺いしておいて良かった、と安堵いたしております。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「1.ギリギリですがステージ1、ルミナールB(OncotypeDXスコア30)、手術から8ヶ月、抗がん剤(TC)終了後から3ヶ月半ですが、やはりやはり肺転移の可能性はありますか?」
→普通は考えません。

 「抗がん剤後に放射線終了後数か月」という時期を考えると、「放射線による影響」が頻度的には圧倒的に多いです。

「腫瘍マーカーCEAのの数値が1.6で、それでも5mm程度の肺転移が存在することは可能性としてはありますか?」
→5mmの転移(もしも本当に転移なら)では「腫瘍マーカーが上がらない方が寧ろ自然」とは思います。

「3.検診センターでも胸部CT検査はできるようですが、念のため急ぎ受受けた方がよろしいでしょうか?」
「少しでも肺転移の可能性があるようならば、田澤先生の診察を受受けたい」
「今後、どのような対応が一番か、ご教授頂けますと幸い」

→まず緊急性はありません。

 おそらく「放射線による影響」だとは思っていますが、(残念なことに)検診センターでは「(放射線照射後の方をあまり見ていないと思うので)転移ではない」と断言できず、心配が解決されない可能性があります。
 その意味で(遠方ではありますが)当院で肺CTを撮影する方が『結局、無駄がない」ようにも思います。

 ★秘書メールしてもらえば、肺CTの予約(当日すぐに結果をお話しできます)をします。


秘書室へメールは、
各ページの右上にある 「秘書室へメール」からご相談ください。
もしくは、こちらのリンクをクリックしてください。

 
 

 
 


 

質問者様から 【結果2 安心いたしました。】

性別:女性
年齢:49歳
病名:
田澤先生の診察:[診察あり]
田澤先生の手術:[手術あり]

健康診断のX線で精密検査とされた肺の結節について、本日、田澤先生に診察していただきました。

CTには怪しいものは何も写っていないとのことで、心より安堵いたしました。

術後8ヶ月で再発することはかなり稀なこととは思いながらも、やはりガンですから可能性はゼロではないとも思い、正直胃を痛めておりました。

田澤先生が大丈夫とおっしゃるなら絶対に大丈夫、と信頼できることは本当にありがたいことです。

これからも末永くよろしくお願いいたします。

<Q&A結果>