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病理検査で癌が消えていたのですが、放射線治療は必要ですか?

[管理番号:6736]
性別:女性
年齢:56歳
病名:乳癌
症状:今は、手術が終わって1ヶ月経ったところです。

56歳
2017年 年末に乳がんがわかりました。

右胸 乳頭下 1,3cm 脇リンパに2cm
ステージIIa
トリプルネガティブ

2018年1月末からAC療法とタキソテールを3週間毎8回行いました。

術前検査でがんが見えなくなっていました。

8月に全摘と郭清の手術を行い、病理検査で幸い胸にもリンパにも完全に消えていました。
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ここで、質問なのですが、9月から放射線治療を予定されているのですが、必要なのかお伺いしたいです。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「脇リンパに2cm」
「全摘と郭清の手術を行い、病理検査で幸い胸にもリンパにも完全に消えていました」
「ここで、質問なのですが、9月から放射線治療を予定されているのですが、必要なのかお伺いしたいです」

→物事はシンプルに考えましょう

 これには極めて明確なガイドラインが存在するのです。

★放射線照射の適応は、化学療法『前』の状況で決めるのです。

 つまり質問者の場合化学療法『後』の状況である「リンパ節転移ゼロ」ではなく、
(あくまでも)化学療法『前』の状況(この場合は化学療法前の超音波やCTなどによる画像診断でのリンパ節「個数」が基準となるのです)

 質問者の化学療法前の画像診断でのリンパ節転移「個数」の記載がないので、この回答はできません。
 担当医に、きちんと聞いてみましょう。