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田澤先生の診察を受けました。

[管理番号:7908]
性別:女性
年齢:42歳
病名:
症状:1ヶ月ほど前にエコー

こんばんは。
乳房にしこりを感じて1ヶ月ほど前に先生の外来エコーしていただきました。
しこりと感じていたものは乳腺でしたが最近その3センチほど上辺りにまたシコリを感じています。
心配性で先生の診察は半年に一回受けようと考えておりましたがまた早急にエコーをしていただいたほうがいいのか?と思っておりますが
さすがに1ヶ月前にエコーしていただいていて触れるしこりが出来るなんてことはないと思いますがどうでしょうか。

先生はそのときに6ヶ月に一回の診察で早期発見出来ると仰有っていましたが信じていいですか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「さすがに1ヶ月前にエコーしていただいていて触れるしこりが出来るなんてことはないと思いますがどうでしょうか。」
⇒勿論、ありません。
 ご安心を。

★あまりにも、自己検診で気にしすぎる方は、半年に1回のエコーにして「自己検診は控える」方が良いのでは?

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

田澤先生の診察を受けました。
性別:女性
年齢:42歳
病名:
症状:

お久しぶりです。

前に回答いただきましてありがとうございました。

失礼な質問にも答えて下さりありがとうございます。

今更ながら気になったことがあります!
前に診察したときに超音波エコーをしましたが素早い超音波エコーでしたが田澤先生はやはり数をこなしているから早い超音波エコーでもしっかり見えているのでしょうか??
もちろん見落としなく見ておられますよね。

田澤先生に見てもらう前に行った乳腺外科では、すごくのんびりというか丁寧だったので早くてビックリしたのです。

ご回答お願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

日々、乳癌と向き合い『癌の所見がないかどうか?』に特化しています。
一番解りやすいのは「検査技師との対比」です。

私自身が「検査技師をエコーを行っている現場」を見てはいませんが、そのレポートで「実際のエコーの様子」を想像はできます。
(私から見れば)「どうでもいい所見(ここに、「乳腺症」 そしてここに「嚢胞」、ここに見えているのは「乳管拡張かな?」)」それら全てを丁寧にレポート用紙に記載しています。
★そういう(どうでもいい)細かい所見に忙殺されるあまり、「木を見て、森を見ず」的な見逃しも「そこそこ」散見します。

 最近の実話ですが、区のエコー健診(何区とは言いません)で、「左乳癌疑い」として紹介、受診がありました。
 しかし、実際には「右にも、全く同じ大きさの癌があった(検診の場では勿論、両側見ているのです)」のです。 結局「両側乳癌」として手術しました。(余りに一つのことに気を取られると、別の事が疎かになる一例と言えます)

私自身のエコーは「嚢胞がどこにあった。」とか、ここに「乳管拡張がある」などは、一切気にしません。
エコーをしていき、「ん?」と思うと、その部位を角度を変えてみて「癌の可能性が無いものは」そのままスルーです。(勿論、「ん?」が無ければ、極めてスムーズに終了します)

エコー像で「癌の可能性が無い物」と、「癌の可能性が少しでもあるもの」の判定が何故できるのか?
これができないと、「どうでもいい所見」を沢山、記載して「時間がかかるだけで、全く無意味なエコー」となります。

では、何故(私に)それができるのか?
今週のコラムに急遽、解説することにしました。

以上で回答になってますか?
【続きは、明後日の今週のコラムを参照してください)