乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:7191]
性別:女性
年齢:35歳
病名:要精密検査→経過観察
症状:自覚症状なし

田澤先生、初めまして。
質問の機会をいただき、ありがとうございます。

この度、大学病院での乳がん検査の経緯と結果について疑問を感じており、質問させていただきたく存じます。

下記にこれまでの流れをまとめました。

<2018年2月中旬>

左胸に痛みと腫れぼったさを感じ、2軒のクリニックを受診して乳腺エコーを行いました。

1軒目では「左右どちらにものう胞があるが、問題ない。
いずれ消える」と診断され、2軒目では「左胸にのう胞があり、少し気になる。
半年~1年後に再受診を」と言われました。

2軒とも触診はなく、技師によるエコー検査、産婦人科医による診断でした。
しこりは触知できず、症状は1週間ほどで治まりました。

<2019年1月下旬>

再受診を促されたクリニックにて乳腺エコー検査をしました。

このとき、生理前で胸が張った状態です。
(※生理不順なため、予約に合わせてコントロールできませんでした)

結果、「左胸に石灰化と血流信号が見られる。
この場合は悪性を疑うため、要精密検査」と大学病院への紹介状が出ました。

前回と同じく触診なし、自分でもしこりは触知できていません。

「昨年ののう胞が変化したのですか?」と尋ねると、「位置は近いけど、見え方が全然違う」との返事でした。

その他、腫瘍の位置や大きさについて、具体的な言及はありませんでした。

<大学病院で初診>

紹介先の大学病院にて、医師による触診をしましたが、しこりは触知できませんでした。

また、紹介状には画像の送付がなく、書面レポートのみでした。
医師のパソコンを盗み見ると、『カテゴリー4』という文字が見えました。

エコー検査は混んでいるため約1週間後の予約となり、その日はマンモグラフィのみを撮影しました。

1週間後、外来で2つの検査の結果を聞くという段取りになりました。

<大学病院再診→マンモグラフィ、エコーの結果>

再診にて乳腺エコー検査をしました。
2名の技師により、念入りに行われた印象です。
このとき、生理が終わり2日ほど経ってました。

初診と再診で担当医が変わりましたが、どちらの医師も自らのエコー検査はしていません。

その後、外来で「検査の結果、9割問題ない」と言われました。
マンモグラフィと乳腺エコーの画像は見せてもらえず、口頭で言い渡されただけです。

このときも腫瘍の大きさや位置について、詳しい説明はありませんでした。
再び医師のパソコンを盗み見たところ、『血流信号なし』などの文字がありました。

前回目に止まった『カテゴリー4』という表記が気にかかっていたので、「紹介先の診断では悪い雰囲気を感じた」と言及しました。

医師からは「それもあり、他の医師にも画像を確認してもらったが、悪いものに見える人は一人もいなかった」という返事。

クリニックでの検査時に生理前だったことを伝えると、「あ~なるほど」とリアクションされました。

「生理によって見え方が変化するのか」と聞くと、「そういうこともある」と。

また、腫瘍の大きさについて尋ねると、「ごく小さいもの。触知は無理。
針を刺すにもどうかというぐらい」と言われました。

医師からはその後、「そうは言っても紹介された立場があるので、一応MRIを撮りましょう」と促されます。
医師の物言いからは『義理を果たすためのMRI』という印象を受け、(これでスッキリできる)と期待し、造影剤有りのMRI撮影をしました。

<大学病院再診→MRI検査の結果>

そして先日、MRIの結果を聞きに行ったところ、

「ほとんど問題ないと思うけれども、気になると言えば気になる箇所がある。
半年後にもう一度マンモグラフィ、エコー検査、MRIをしましょう」

と言われました。

MRI画像を見ながら、

「この左胸の上の方が明るくなってます。
これが、まぁ、問題ないとは思いますが、言われてみれば気になるかな?ぐらいの感じで」
「ただ、右胸とも同じように見えるし、若い人だと乳腺が明るく映ることはあるから、
カンファレンスでも針を刺す必要はないという判断です」

などの解説がありました。

『明るくなっている』とはどういうことなのか、それによって何が分かるのかといった、背景知識についての説明は一切ありません。

極めつけは医師の「僕も(MRI画像を)見たところでよく分からないんだけど」という発言。

スッキリするどころか、曖昧極まる診断結果で、一体なんのためのMRIだったのかと思います。

・「ほぼ問題ない」にも関わらず、半年後にもう一度検査を促すのは、心配を需要とした営利目的の営業なのか?
・それとも「疑うべきもの」があるのに、何がしかの理由(技術不足、費用不足、時間不足、組織的なしがらみなど?)で現時点(対象物が小さい)では針を刺すことが出来ないのか?
・そもそもなぜ、クリニックの医師は画像を送付しなかったのか。
この時点で営利目的だったのか?(紹介先はクリニック開業医が元々いた大学病院でした)

などのように考えてしまい、病院に対して疑心暗鬼です。

お忙しい先生に伺うのは申し訳ないですが、下記が質問となります。

1.生理の影響で対象物に変化が生じ、エコー検査において一方(生理前)で『カテゴリー4』、一方(生理後)で「9割問題ない」ように見えることはあるのでしょうか?
また、この場合はどちらの方が信用できる結果なのでしょうか?
(クリニックの医師の診断が過大だったのか?技師の腕による差なのか?などと疑念を
抱いています)

2.MRIで『明るく映る』とはどういうことなのでしょうか?

3.ここまでの経緯を示す画像も紹介状もありませんが、一度、田澤先生に診ていただくことは可能でしょうか?

こちらのQ&Aやコラムを読ませていただきました。

「MRI検査では確定診断に至らない」「分業制度による見落とし」「無駄な先送り」など、残念な医療現場のすべてに当てはまっているように感じます。

何もなければはっきりと「問題ない」と言って欲しいです。

ここまで長々と読んでいただき、ありがとうございます。

どうぞ、宜しくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「1.生理の影響で対象物に変化が生じ、エコー検査において一方(生理前)で『カテゴリー4』、一方(生理後)で「9割問題ない」ように見えることはあるのでしょうか?また、この場合はどちらの方が信用できる結果なのでしょうか?」
→エコーはする人によって、全く印象が異なります。
 ①そもそも、対象所見を見落とすことも十分ありえる。
 ②同じ対象でも(エコーしている人の印象により)「怪しそう」にも「怪しくなさそうにも」撮影することができる

 ★エコーとは、自分自身がしない限り「全く無意味」であることを自覚していない時点で(技師エコーだけで自分自身でエコーしようとしない時点で)、その大学病院の診療には(私は)全く興味がありません。

「2.MRIで『明るく映る』とはどういうことなのでしょうか?」
→造影される=血流があるということです。

「3.ここまでの経緯を示す画像も紹介状もありませんが、一度、田澤先生に診ていた
だくことは可能でしょうか?」

→単純に…

 私自身がエコーして、気になれば(それらの医師の意見がどうであろうと)マンモトームしますし、そうでなければ(最初の医師がいくらカテゴリー4をつけていたとしても)経過観察にもしません。





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