乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:1941]
性別:女性
年齢:53歳
はじめまして。
専門用語とかまったくわからないのでよろしくお願いします。
8年前にたまたま受けたマンモで右乳房に石灰化が見つかり針生検…悪性とのことで部分切除、センチネルリンパ節生検を受けました。
非浸潤ガンの0期だったのでホルモン治療や抗ガン剤は、なく放射線治療を25回照射しました。
大学病院は、5年で終診とのことでその後は、人間ドックで検査…5年過ぎて再発の心配もないだろうと広背筋を使った乳房再建をしました。
がしかし10月の人間ドックで右乳房に腫瘤の疑いとのことで住○病院で針生検…悪性とのことで元の病院に戻るよう紹介状持って大○○立大学病院に行き検査結果が出ました。
核グレード3
エストロゲン受容体 (?)
プロゲステロン受容体(?)
HER2(1?)陰性
腫瘍の大きさは、11ミリです。部分切除も可能だがとのことでしたが全摘と答えました。
前の乳房再建でリンパ節は、グチャグチャだからセンチネルは、出来ないのでリンパ節は、全部取るとのことです。
広背筋も捨てる事になるそうです。同時再建も希望しましたので来週形成外科を受診します。
私が嫌なのは、抗ガン剤です。脱毛しない抗ガン剤は、ないのですか?
内勤とはいえ接客もあるのに…住○病院でも言われたのですが先に抗ガン剤しても良いと言われました。
後でも先でも結果は、同じだからだそうです。抗ガン剤以外に治療法は、ないのですか?
予防の為に生活の質を落としてまでしなければいけない治療なんですか?
しなければどうなりますか?転移しますか?
みなさん積極的に治療法捜してるのに脱毛が嫌だなんてバカげてますか?
まさか放射線治療までして完治したと思ってのにこんな結果になるなんてかなりパニクっています。
あの時再発率5%以下に下がると言われてましたから…
では、先生よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「脱毛しない抗ガン剤は、ないのですか?」
⇒術前術後に用いる抗がん剤はきまっています。
 標準療法では脱毛のある「アンスラサイクリンかタキサン」のいずれかしかありません。
 標準療法から外れますが「UFT内服」や「CMF」であれば脱毛はありません。
 
「抗ガン剤以外に治療法は、ないのですか?予防の為に生活の質を落としてまでしなければいけない治療なんですか?しなければどうなりますか?転移しますか?みなさん積極的に治療法捜してるのに脱毛が嫌だなんてバカげてますか?」
⇒質問者の場合、エストロゲン受容体とプロゲステロン受容体が(?)となっている
のでサブタイプが不明です。
 そうすると「抗がん剤が本当に必要なのか?」は不明です。
 サブタイプについては以下をご参考にしてください。
◎サブタイプとは?
組織検査(針生検や手術標本)などで以下の3点を調べます。
・エストロゲンレセプターの発現(ER)
・プロゲステロンレセプターの発現(PgR)
・HER2蛋白の過剰発現の有無(HER2)
⇒これらの組み合わせで
●luminal type:(ER陽性、PgR陽性、HER2陰性) ホルモン療法が有効(更に増殖指数Ki67の値が低いAと高いBに分けます)
 ♯luminalA(Ki67低値)ではホルモン療法単独を、luminalB(Ki67高値)には(ホルモン療法に加え)化学療法も行う事が多い
●HER2 type:(HER2陽性のもの) ハーセプチンという分子標的薬と通常の抗癌剤の組み合わせを行う
●トリプルネガティブ:(ER陰性、PgR陰性、HER2陰性)通常の抗癌剤を行う
●トリプルポジティブ:(ER陽性、PgR陽性、HER2陽性)ホルモン療法と分子標的薬と抗癌剤の全てを行う
 ※正式名称はluminal B(HER2タイプ)と言います。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

早速のご回答ありがとうございました。
生検結果が文字化けしてたみたいですいません。
エストロゲン受容体(-)マイナスです。
プロゲステロン受容体(-)マイナスです。
HER2(1+)陰性1の後プラスです。
色々な回答を見て自分にとってどの治療法が最適なのか日々なやんてまいます。
主治医は、トリプルネガティブでHER2は、抗ガン剤しかないし今見る限り画像には、転移しているガンがないと言うだけです。
抗ガン剤をしないならこの病院で診る意味がないとまで言われました。
好きで大学病院に戻った訳ではありません。
8年前に人口関節の置換術で入院した際たまたま生理前に乳房が張って痛いので診てもらったら0期の石灰化した非浸潤癌と診断されて手術したからです。
なんの情報もなく言われるまましたのです。
こんなの過剰治療でないの?って思ってきましたがこのサイトで間違ってなかったんだ…と最近になって思えるようになりました。
11ミリでリンパ節転移がなく全摘しても抗ガン剤は、必要ですか?
しなければ再発率は、どのくらいですか?全摘したら再発はないのではないのですか。
肺とかに転移してたら?と思うと怖いのもあります。
娘が先生に初期なんですよね?って聞いたら乳ガンに初期なんて言い方
はないと言われなんちゅー言い方…と憤慨してました。
8年前は、もっと優しい先生だったんですが…11ミリは、早期発見ですよね?
今日は、形成外科で受診です。
長々と支離滅裂になりましたがよろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「11ミリでリンパ節転移がなく全摘しても抗ガン剤は、必要ですか?」
⇒前回、サブタイプについて示しましたが、「トリプルネガティブ」であれば「全身療法としては(原則として)抗がん剤が必要」です。♯局所療法をどうするか?(部分切除or全摘)は全く全身療法とは無関係です。
 ただ「NCCNのガイドライン」では「浸潤径」が「5mm以下であれば抗がん剤は不要」「1cm以下であれば抗がん剤を考慮(必須ではない)」となっています。
 その意味で(質問者の場合は腫瘍径11mmとなると)手術標本での「浸潤径が1cm以下となる可能性」があります。
 
「しなければ再発率は、どのくらいですか?」
⇒手術病理で「最大浸潤径」などがはっきりしないと不明です。
 
「全摘したら再発はないのではないのですか。」
⇒「局所再発」は無くなります(ほぼゼロとなります)が「遠隔転移再発」は起こりえます。
 
「肺とかに転移してたら?と思うと怖いのもあります。」
⇒「早期乳癌で遠隔転移はありません」
 
「11ミリは、早期発見ですよね?」
⇒その通りです。





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