[管理番号:8574]
性別:女性
年齢:50歳
病名:浸潤性小葉癌
症状:
投稿日:2020年5月27日
手術前検査は以下でした。
浸潤小葉癌 しこり2.5cm
核グレード:1
エストロゲン受容体:+
プロゲステロン受容体:+
HER2:-
Ki-67:38%
閉経前
MRI診断
左乳房11時方向末梢に2.5cm大の浸潤癌、乳頭方向に複数存在する乳管内成分および
daughters。
全体で、横3.8cm×放射状役7.0cm×深さ3.7cm。
乳頭からは、1.7cm離れている。
腋窩に有意なリンパ節腫大はない。
温存手術後、リンパ節へは、微小転移1個のため、腋窩廓清は行わず、
今後は、放射線治療+ホルモン治療と言われていました。
先日、病理結果がでたところ、
・リンパ節の1個の微小転移は、マクロ転移(2.5mm)だったこと
・浸潤がんの最大径が4.2cmあったこと(手術で、すべて取りきれたそうです)
で、化学療法をしたほうがよいと言われました。
(化学療法後、放射線+ホルモン)
術前の治療法と大きく変わってしまったため、とても動揺しています。
リンパ転移がマクロ転移とはいえ、1つでもあった場合は、化学療法をしたほうがよでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「リンパ転移がマクロ転移とはいえ、1つでもあった場合は、化学療法をしたほうがよでしょうか。」
⇒無関係です。
『今週のコラム 188回目 このデータを見ても、まだ「リンパ節転移があると(ルミナールAでも)化学療法が必要だと思いますか??」』を熟読してください。
ただしKi67=38%だからOncotypeDXすべきです。