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治療後の血液検査について

[管理番号:1937]
性別:女性
年齢:43歳
田澤先生
いつもQ&Aを参考にさせていただいております。
わかりやすい解説は、乳がんの告知をうけて以来不安な毎日のなか、本当に支えになっています。
私は、今年の7月に、温存手術を行い、現在、化学療法を受けています。
EC療法の4回後、DC療法を開始する前の血液検査で気になったことがありましたので相談させて下さい。
手術前のデータ
CEA <0.5
CA15-3 4.9
手術後のデータ
CEA <0.5
CA15-3 10.1
手術後、前半の抗がん剤の治療を受けた後にもかかわらず、
CA15-3の値が増えたのが、心配で仕方ありません。
このように、抗がん剤治療後に値が増えることがあるのでしょうか。
お忙しいところ申し訳ございんせんが、よろしくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
手術前のデータ
CEA <0.5
CA15-3 4.9
手術後のデータ
CEA <0.5
CA15-3 10.1
「手術後、前半の抗がん剤の治療を受けた後にもかかわらず、CA15-3の値が増えたのが、心配で仕方ありません。このように、抗がん剤治療後に値が増えることがあるのでしょうか」
⇒全くの「正常範囲」であり、気にする必要は『全く』ありません。
 この手の誤解がかなり多いです。
 最近もQandAで回答したばかりですが、「CA15-3の10.1等、全く問題なし(全く無意味)」です。