[管理番号:7357]
性別:女性
年齢:41歳
病名:充実腺管癌
症状:特にありません
初めまして。
いつもこちらで勉強させていただいています。
気分がどん底の日から、だいぶ救われたように感じます。
さて、本日私事の質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
昨年、5月に乳癌の手術をしました。
病理の結果、1.5cmと言われていたものが、3.1cmと倍増していました。
また、ホルモン弱陽性ですがあるのでしています。
(抗がん剤治療の後です)
よって、増殖力も70と高かったのでルミナールBと言われました。
箇条書きですみませんが、以下の質問をよろしくお願いします。
1 私のように、顕微鏡で見た場合に腫瘍が大きくなったケースも、端の方が細くお煎餅タイプだったのでしょうか?
2 ホルモン弱陽性でも、ホルモン療法は必要でしょうか?
3 先生は、ルミナールBの抗がん剤はTCと言われてますが、私はゴールドスタンダードの抗がん剤でした。
やはり、トリプルネガティブに近かったからでしょうか?
4 腫瘍マーカーも血液検査で、出ているのですが、術後の数値より上がっています。
癌全体の腫瘍マーカーが、0.5~2,6です。
基準値が5.0なので、主治医は大丈夫と言ってくれましたが、他の臓器の癌も心配した方が良いでしょうか?
ダラダラと質問してしまいましたが、よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「1 私のように、顕微鏡で見た場合に腫瘍が大きくなったケースも、端の方が細くお煎餅タイプだったのでしょうか?」
⇒画像を見ていないので、はっきりと断言はできませんが…
顕微鏡レベルでの拡がりとは、そういうことだと思います。
「2 ホルモン弱陽性でも、ホルモン療法は必要でしょうか?」
⇒リスクベネフィットのバランスで考えましょう。(無理する必要なし)
「 先生は、ルミナールBの抗がん剤はTCと言われてますが、私はゴールドスタンダードの抗がん剤でした。」
「やはり、トリプルネガティブに近かったからでしょうか?」
⇒これは主治医の考え方によりますね。
そもそもルミナールBの標準を「アンスラタキサン」としている施設もあります。
(もしくは「若いから」などの理由で)
「術後の数値より上がっています。」
⇒腫瘍マーカーを、この時点で気にする必要は全くなし。
今回の数値を「自分の基準値」として、今後の「再発の指標」としての意味しか「そもそも」ありません。
「他の臓器の癌も心配した方が良いでしょうか?」
⇒全くありません。(上記)
ご安心を。
質問者様から 【質問2 】
腰痛
性別:女性
年齢:42歳
病名:充実腺管癌
症状:腰痛
再度、質問させてください。
今月に入り、腰痛が3週間ほど続いています。
感じとしては、座って前屈みになると痛いです。
足先にも弱いですが、しびれもあります。
歩いたり、立っているのは問題ありません。
以前の質問の中に、ホルモン療法の副作用との答えがありました。
骨転移の可能性はやはりたかいでしょうか?
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
「骨転移の可能性はやはりたかいでしょうか?」
⇒腰痛ならば、まずは「整形外科」を受診してレントゲン撮影してもらいましょう。
(前回も、以下のようにコメントしたばかりですよ。)
「他の臓器の癌も心配した方が良いでしょうか?」
⇒全くありません。(上記)
ご安心を。