[管理番号:13243]
性別:女性
年齢:61歳
病名:
症状:
投稿日:2025年11月21日
田澤先生
妻の件でご質問させてください。
妻ですが、21年前に乳がん(2.3cm、リンパ節転移なし)の手術をし10年間はホルモン剤を服用しておりました。その後年1回のマンモグラフィーと超音波検査では異常なしで昨年まできました。
昨年、病院から個人クリニックを紹介され今月受診しました。クリニックでは、初めてなので、CTと腫瘍マーカーも取りましょうとのことで10年ぶりに受け、結果が出ました。結果は、腫瘍マーカーは、そのクリニックではCEA、CA15-3の他にもう2種類(妻はなんのマーカーか聞かなかったといっておりますが)の4種類を調べるらしく、3個(CEA、CA15-3ともう1個)は正常値だが1個の数値が高い。
また、CTを見ると背骨のところに、ちょっと白い箇所があるので、念のため元の病院で骨シンチの検査をしてくださいとのことでした。
ご質問ですが、腫瘍マーカーとCTの背骨の所見の関係はありますでしょうか?
また、再発の可能性及び骨シンチをする必要はありますでしょうか?漠然としたしたご質問で申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
腫瘍マーカーとCTの背骨の所見の関係はありますでしょうか?
→「CTを見ると背骨のところに、ちょっと白い箇所があるので、念のため」とコメントを見る限り
CTで骨硬化像が見られるので念のため、あくまでも「大丈夫だという確認のため」という理由での検査のようです。
♯骨硬化は 骨転移での骨破壊→骨造成などの際にも起こる所見ですが、単純に「年齢的に、癌とは無関係に」起こりうる変化です。
ただCTだけではその「鑑別が難しい」から、骨シンチで確認しておきましょう。ということですね。
また、再発の可能性及び骨シンチをする必要はありますでしょうか?
→決して高くはない「あくまでも確認のため」と思います。
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/12/11
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