[管理番号:13160]
性別:女性
年齢:49歳
病名:
症状:
投稿日:2025年10月28日
今年8月に乳がんと分かってから、先生のこのサイトに大変助けられております。
ありがとうございます。
10月(上旬)日に右胸全摘手術を終え、センチネルリンパ生検で転移無しとの事でしたが、
術後の病理検査の結果、一つに2.2ミリの転移がありました。
術後病理検査
組織型:浸潤性乳管癌
浸潤径:0.8×0.6センチ
病変の広がり:4.1×3.2センチ
リンパ節転移:1個2.2ミリ
断片陰性
脈管侵襲:血管なし、リンパ管なし
ER陽性
PgR陽性
her2陰性
ki6730%
※術前の検査結果は20%でした。
核グレード:1
組織学グレード:1
→ステージ2A
    ルミナールBタイプ
※術前はルミナールAと言われました。 
ki67が20%から30%になった事、リンパ転移が一つあった事から抗がん剤治療をするか
どうか非常に悩ましいと主治医から言われました。
そこでオンコタイプを希望しましたが、その結果もきっと悩ましい結果になる可能性が高いと言われましたが、オンコタイプを希望して3週間後に結果が出ます。
主治医の話しでは、RSの結果が26以上ならECとパクリタキセルを3週間に1回の計8回。
RSが25以下でも高めの結果ならTC療法を勧めるとの事でした。
田澤先生のオンコデラックスの見解を読ませて頂くと、リンパ節転移1つがあったとしても25以下なら抗がん剤は無くてもいいと解釈していました。
まだ、オンコタイプの結果は出ておりませんが、どの様に判断すればいいか悩んでおります。
私の病理検査の結果から見ても、RS25以下で抗がん剤は無しと先生はお考えでしょうか?
また、もしRS26以上だとしたら抗がん剤治療は何を勧めますでしょうか?
アドバイス頂けましたら幸いです。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
物事はきちんと整理することをお勧めします。
結果として「肉眼的転移(2.2mm)」があったのだから2つの視点が「別々に」必要です。
この「別々」という意味は(たとえば)抗がん剤をすれば(そのほかは)どうでもいいというわけではないのです。
1.リンパ節郭清すべきか?
→これも主治医と話し合うべきです。
♯抗がん剤すれば、腋窩郭清はどうでもいいというのではなく、「リンパ節はリンパ節」「全身療法は全身療法」別々に対処すべきなのです。
2.抗がん剤すべきか?
→これは(1とは無関係に)純粋にOncotypeDXして26以上であれば推奨します。
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/11/14
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