[管理番号:11981]
性別:女性
年齢:52
病名:小葉がん
症状:腫瘍マーカー上昇と転移の不安
投稿日:2024年08月21日
はじめまして、よろしくお願いいたします
2012年、40歳のときに浸潤性小葉がんステージ3Aと病理結果が出ました。
3年検査してたのに、まさか、こんなに進行しているとは思いませんでした
AC4クール、放射線25回、タモキシフェン10年、また、2019 年から、卵巣の腫れにより3年リュープリン(品薄で途中~ゾラデックス)をやりました。
今年1月に転院して、初検査でncc-st439 をはじめて計測し、基準値を超えました。
1月→5.9
3月→5.1
8月→5.9
CEAとCA153はずっと基準値です。
今回造影剤CTでは、アレルギーは出たものの所見なしてました。
このncc-st439の数値は特に気にしなくても、年1の検査でも大丈夫でしょうか?
半年ごとに計測したほうが良いでしょうか?
また、胃腸などに転移しやすいと言われました。 胃カメラはピロリ菌除菌歴で、毎年いわれましたが、大腸内視鏡検査は、昨年問題なく、今年は便潜血で良いと消化器内科では言われましたが、毎年したほうが良いのでしょうか?
乳腺の主治医は、小葉がんは塊にならないと転移は検査してもわからないかもとも言われて、転移の不安でいっぱいです
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
腫瘍マーカーに過敏になる気持ちは「無論」理解できますが、「CEA及びCA15-3の動きがない」状況で過剰に心配することは控えましょう。
このncc-st439の数値は特に気にしなくても、年1の検査でも大丈夫でしょうか?
⇒上記コメントどおり、「CEA及びCA15-3の動きがない」状況でNCC-S
T439の「この程度の値」は全く気にする必要はありません。
★それと重要なのは「経時的」変化です。5.9⇒5.1⇒5.9 (もしも転移が原因であれば治療を変えない限り)「上昇し続ける」が重要な見極めの一つです。
乳腺の主治医は、小葉がんは塊にならないと転移は検査してもわからないかもとも言われて、転移の不安でいっぱいです
⇒余計な心配は止めましょう。
術後12年の晩期再発は「相当に」低率です。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/8/29
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